Marumaru's TinyPlaza

(2011.03.26)(game)ダンガンロンパ

『ダンガンロンパ』/スパイク


超高校級の生徒ばかりが集められた「希望ヶ峰学園」「自分が犯人とばれる事なく殺人を行ったものだけが"卒業"出来る」と言うルールのもと、学園に閉じ込められられた登場人物達が強制されるクラスメイト同士の殺し合い。そして、犯人を暴く為に行われる「学級裁判」。

とにかく、ストーリー展開が面白い。

序盤は学級裁判パートの中で行われる推理ゲーム自体が面白いんです。展開を進めるためのミニゲームの種類も多くて、物語が進む毎に徐々に要素が追加されていき、ゲームのプレイ自体がとても楽しくなるんです。

でも、途中からは物語自体が面白くなって、ミニゲームや途中の自由行動よりストーリー展開が気になってくるんです。殺人事件自体の犯人も展開が二転三転してかなり凝っているんですが、プレイヤーが置かれている「学園に閉じ込められて殺し合い」と言う異常な状況への種明かしが気になって仕方がなくなるんです。そして、その説明がちゃんとされています。

そして一番面白かったのが、最後の学級裁判。この最終決戦の展開が本当に熱くて面白い。学級裁判パートの中のミニゲームやこの学級裁判のシステム自体がこの最後の学級裁判の展開に本当にマッチしていて、この学級裁判を盛り上げる為に逆算してシステムやミニゲームを考えたようにすら思えてしまいます。と言うか多分そう。

それ以外にも、キャラクターへのプレゼントによる好感度システムや、プレゼントを手に入れる為のガチャガチャのコンプリートによるやり込みや、クリア後の各種おまけの開放等、色々な要素が詰め込まれているんですが……一度クリアした後はそこまでプレイする事はないかな。

やっぱり、メインの部分がアドベンチャーでプレイ時間もそれなりに長いので、一度終わらせるとそこから更にプレイはなかなか出来ないです。アドベンチャーゲームに関しては、別に複数回プレイ出来なくても良いから一度だけのプレイを最高に楽しませて欲しいです。

あ、そうそう。ゲームの進行役としてモノクマと言うキャラクターが登場するんですが、このキャラクターが友人の言葉を借りれば「邪悪なドラ○もん」もう、本当にそうとしか形容出来ないんです。声も大山のぶ代だし。このキャラクターを見る為だけでもプレイする価値があるかもしれません(笑)

それ以外にも、椎名へきる、緒方恵美、石田彰、山口勝平など、90年代の声優ブームを知っている人には懐かしい顔ぶれが出演しています。緒方恵美が歌うEDテーマ曲を聴いて、学生時代にこんな感じのあったなーと懐かしい気持ちになりました。




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