Marumaru's TinyPlaza

(2012.10.04)(movie)コマンドー

『コマンドー』


衝動買いしたDVDその2。

同じようなジャンルの映画でランボーシリーズが好きなので、どうしてもランボーとの比較になってしまうのですが、一言でいえば笑いのあるランボーと言った感じの映画でした。

ランボーは自らの正義の為に戦うどこまでも男臭くて泥臭い話でしたが、コマンドーは攫われた愛娘を取り返す為に途中で知り合った(巻き込まれた)女性と一緒に戦うイケメン&美女の話。

独特で軽快な吹き替えにのせてシュワちゃんが街中で無双するのを笑いながら観ていました。もうね、ストーリーなんてあって無いようなものなんですよ。「娘が攫われた!助け出すぞ!!」本当にそれだけ。地上波で放送する際に少々カットをしても何ら問題無い展開。

娯楽映画はこうじゃなくっちゃね。と納得しちゃった。最後の出撃前に時間をかけて装備を一つずつ装着していくシーンは浪漫だと思うんだ。



(2012.10.04)(movie)ユー・ガット・メール

『ユー・ガット・メール』


衝動買いしたDVDその1。

話題になったのはかなり昔であろう映画。インターネットが普及しはじめた頃でしょうか。ネットのチャットで偶然知り合ってからメールの遣り取りを続けている二人が、実際には街の個人書店のオーナーと、同じ街に進出してきた大型書店チェーンのオーナーで、犬猿の仲だったという話。

ネットを通じてこんな美男美女がで知り合うなんてあり得ない!と突っ込みそうになりますが、そこは映画。よく出来た大人向けの童話といった感じで、見終わった後の印象がとても心地よい映画でした。

実際に会って話をする時に真っ先に印象に残る外見や声を取り除いて、直接的な言葉だけを伝える事が出来る、伝わってしまうネットの遣り取りは伝わる情報量が少ないかもしれませんが、時と場合によっては純粋な言葉の力だけが直接心に入り込んでくるような不思議な感覚になる時があります。

だからこそ作中で二人が話していた、パソコンを起動して新着メールを表す「You've Got Mail」と言う着信音を聞いたは本当に安心すると言うはその通りだと思うんです。

そして、この映画を衝動買いした大きな理由である、こおろぎさとみさんの吹き替え。ヒロインであるキャスリーンを吹き替えているこおろぎさとみさんの演技が本当に素敵なんです。

こおろぎさとみさんと言えば、クレヨンしんちゃんのひまわり役やゴマちゃんが有名で、幼児や動物の声で取り上げられる事が多いですが、同級生の田中美沙や祝福のカンパネラのフィオーレ・ベルリッティのような大人の役も素敵なんです。

ハスキーな声でからっと喋る感じと言葉の間にある空気がとっても色っぽいんですよね。昔、ラジオのパーソナリティをされていた時は眠い目をこすりながらよく聞いたものです。

そんなこおろぎさんがヒロインを吹き替えている作品。もしDVDで見ることがあれば是非吹き替えで見てみてください。




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