Marumaru's TinyPlaza
(2013.07.21)(book)運命のバーカウンター
『運命のバーカウンター』/高橋 仁
ビジネスの格言に簡単なストーリーを付けた本。経営に悩む主人公がたまたま迷い込んだ都会のバーで不思議なオジサンから小話を聞いて、その中の格言―例えば「水割りを飲む社長の会社は、利益も薄い」―がそのまま章のタイトルになっている本。
格言に対するストーリーは、熟語集における例文みたいな扱いなんだろうけれど、それにしてもストーリーが短すぎる。話の面白さ云々以前にその格言の意味すらちゃんと説明出来ていない気がしました。
何となく、「もしドラ」を連想させる内容なんだけど、話はもしドラの方がしっかりしてた。あっちは一つのストーリーとしてそれなりに読めたから。
新聞の小窓コラムを集めたような内容でした。もしかしたら本当にどこかの連載だったのかもしれませんが。