Marumaru's TinyPlaza

(2014.04.28)土のクリスタル(≒導師)取得

ねんがんのどうしを手に入れた!!


そして、これがそのまま最終PTになる予定です。

導師が可愛くて好きと言う理由も多分にありますが、エウレカで取得出来るジョブの「忍者」と「賢者」があまり好きではないんです。

だから今回は、エウレカで取得出来る2ジョブ「忍者」「賢者」を使わないようにして、同じジョブをPTに2人以上入れない方針で進めています。縛りプレイをしているつもりはありませんが、純粋な「強さ」よりも自分の中での「格好良さ」を優先したかったんです。


ご存じの通り、忍者は全ての武具(除オニオン)を装備出来、ステータスも高く、しゅりけんを唯一使える前衛職のオールマイティーな上位互換職。賢者に至っては白・黒・合体召喚の魔法を全部使え、知性も精神も力も高いと言う導師・魔人・魔界幻士のいいとこ取りをした上、魔法の使用回数が土クリスタルジョブに比べて一回り多い完全な後衛職の上位互換になるジョブです。そりゃ強すぎてエウレカに封印されるわ。

オールマイティーな職があるのは別に構わないんですが、複数の役割を持つ職が器用貧乏にならずに、それぞれの役割で専門職を超えてしまっているのはちょっと悲しく思います。土のクリスタルまではそれぞれの魔法がLv7までしか使えず、土のクリスタルで満を持して白魔・黒魔・召喚のスペシャリストである導師・魔人・魔界幻士が入ります。魔法の使用回数も増えて、(一般的な流れだと)そのままクリスタルタワーに向い、禁断の地エウレカに封印されしアイテム類を取りに向かう訳です。

最終決戦に向け、古にその強さ故に封印された装備、所謂オーパーツの力を借りて邪を征す為の手段とする……いいですねぇ。これがファンタジーだよ!当然、封印された武具には守護するものが居る訳で、それを倒さないといけません。封印されしものを使いこなすだけの強さを証明してみせないといけない訳ですね。同時期に、各地を回ってバハムート等の召喚獣を手に入れたりもするので、最終決戦へ向けてのテンションは否応なく上がっていきます。(実は、一番早くLv8魔法を使えるのは召喚だったりするんですよね)

ちょっと話が逸れましたが、最終決戦に向けての準備をエウレカで進める中、その最下層で売って貰える白と黒のLv8魔法の数々。メテオやアレイズ等、強力無比な魔法が並んでる訳です。そこで、そのLv8魔法を使いこなせるその道を極めたエキスパートである導師・魔人の真価が発揮されるッ……はずだったんですが、同じ場所で前述の忍者・賢者が手に入ってしまいます。

禁断の地その最下層で手に入れたLv8魔法を易々と使いこなし、しかも使用回数はその道を極めてる職に比べて圧倒的に多いって言うね……なにそれ!?土クリスタルで出来た各分野エキスパート揃い踏みのパーティーもここへ来てぱっと出てきた完全上位互換のオールマイティ職に上書きされてしまうの!?

と言うか、FF3をプレイした人の大半は最終パーティーが忍者・忍者・賢者・賢者になりますよね(アイテム変化技でオニオン系を手に入れてない限り)。斯く言う私もそうでした。最初のプレイの時は、忍者と賢者が持つその圧倒的な「強さ」こそが魅力だったんです。同じようなパーティーになろうが、同職がだぶっていようが、今までに比べて強くなる事が全てだった気がします。

エウレカで手に入る前衛武器がラグナロク、エクスカリバー、マサムネ、えんげつりん、の4本で忍者二人にちょうど二刀流で持たせられる数って言うのと、ラスボスのくらやみのくもの攻撃パターンが毎ターン全体ダメージのはどうほう(ほぼ)固定でケアルガ全体がけの回復役が2人欲しいって言うのも最終PTが忍・忍・賢・賢になりやすかった理由だと思います。

更に、人里離れたところで暗黒の力を極めるとか、暗黒の力の代償に一般の武具が全く装備出来ない、とか色々と設定があってリスクとリターンがはっきりしていたところに強さと輝きがあった魔剣士だけど、忍者になってしまえば騎士剣も暗黒剣も一緒くたに装備出来る上にリボンまで付けれちゃうとか……。ラグナロクは唯一ナイトも装備出来る魔剣って部分でナイトと魔剣士の強さのバランスと棲み分けが出来ていたのに、とりあえず忍者にして手持ちの武具で強いのから装備させれば良いって言う楽で強いけれど、なんだか悲しい状況に。

それに、同じジョブが2人以上同じPTに存在するのも何だか違和感がありました。キャラクターに名前や個性が設定されていて、同じジョブでもキャラクターによって外見の変わるFF5やDS版FF3ならともかく、FF3は同じジョブにすると見た目が完全に一緒になってしまいます。(除たまねぎ剣士。)

だから、見た目が一緒の4人に自分で全部名前を付けて、それぞれの物語を頭の中で想像(妄想)するのが醍醐味のFF3において、見た目が一緒になってしまうっていうのは、個性まで一緒になってしまう気がしてなんだか嫌でした。

『ジョブが一緒でも装備しているもの、ステータスは違うし、そもそも賢者に至っては3色魔法の取捨選択こそが個性』と言う考え方もあるんでしょうが、やっぱり見た目が一緒になるよりも、せっかく色んなジョブがあるんだから、4人全部違うジョブで役割分担して戦った方が楽しいかな、と。

そんな感じで進めているFF3ですが、これだけ書いておいてなんですが、正直エウレカジョブと重複ジョブを禁止してもクリアするだけなら難易度はそんなに上がらないですよね。強いて言うなら、ラスボスのはどうほうを凌ぐ時にケアルガが1人だからその対策をちょっと考える必要があるかな?ってぐらいで。

なので、上記は自分の中の「格好良さ」とFF3のジョブ感についての所感と言う事で。


余談ですが、FF5も最終PTが、すっぴん(若しくはものまね)になりやすいんですが、FF5のすっぴんは「マスターしたジョブの能力を引き継ぐ」特性があるので、FF5のすっぴんの強さは自分が今まで色んな道を究めてきた証だと思います。今まで色んな職で戦った日々は決して無駄じゃなかった、その過去の結実が今の自分(=すっぴん)の強さなんだ。って思う事が出来たので好きでした。ALLマスターにしたならともかく、それ以外だと同じすっぴんでもプレイした人によって(マスターしたジョブによって)強さもアビリティも変わってくるし。

それに、すっぴんはアビリティが無いので、すっぴんを極める事で得られる能力は無いけれど、すっぴんは今まで極めた能力を得ている。って言う妙に哲学的な状態になるのが好きでした。まあ、難しい事を並べるよりも、「全ての武器を装備出来る」特性に加えて「二刀流」を付けて、「手持ちの武器の中で最も強い2本を装備出来る」って言う利点の為にすっぴんを使う事が多かっただけかもしれないけれど、ね。FF5は武器の装備制限が結構厳しかったから。



残響 導師……ねこみみローブ……
Be mine 抗えない欲望にkiss and cryってやつですな!(意味不明)

しかしビジュアルの拘りと、システム上の意義、そして物語上の意義に拘りますね……
それは御自分のプレイをこそしたい、と。

前にお話しましたね、FF5のサンダガ剣乱れ打ち二刀流に収まるのがアレ、という(除オメガ戦)

たぶんそれって、まるまるさんにとっての、ゲームクリエイター/ゲームシステムに対する、リスペクトの現れなんだって思っています。

最適解ばかりがそのゲームの……とりわけ、このようなフレキシブルなシステムのゲームのすべてではない。
むしろ世間的には「あかん」とされてる道こそ、面白けれ。

攻略本・攻略サイト文化の弊害ですかね。
それらはあくまで「一手段」だったはずですが
……とはいいつつも、それらのサイトや本(例えばNTT出版のような)が面白かったら、つい試してしまいますよね、王道でもw

忍忍賢賢……うーん、確かに、自分もプレイして……とくにチャート組んで、無双プレイしたくなるんだったら、それ選ぶ候補になると思います。
でも、それはどこまで「遊んでいる」のか。
それは「遊ばされてる」んじゃないのか。

おそらくこのあたりのことは、まるまるさんはとことんまで考えられたと思います。ゲーマー!
……最近よく考えるのですよ。自分の幸せ(プレイにおける)は、どこにあるのだろうか、と。
ほとんどエロゲーマーとなってしまった今でも。

何も考えずに、未知なるプレイを!
というのが、現状不可能になってしまいつつある、っていうのは、幸せな悩みなのでしょうか。
推測しますが、まるまるさんがラブプラスにあんなに(そして未だに)ハマっていらっしゃるのは、それもあるのかな……と。要するに、「これまでにないゲーム体験」。 (2014/04/29 22:00:17)

Marumaru
>残響さん
コメントありがとうございます。しかもこんなに長文で。

そうなんですよ。てっぺんで見下ろしたい、完全勝利の結末を!ってやつです。

私も何だかんだで攻略をがっつり見ちゃう方なんですよね。
昔から持ってないゲームの攻略本を読んだりするのが好きな人でした。

なので、ROやモンハンみたいなゲームはやりたい事を見つけて
その為の道順をシミュったりしている時間が一番楽しかったりします。
予めゴールを見つけてるのでゲームの中ではその目標に向けて一直線、みたいな。

何か自分が面白いと思った事に拘って、その上で出来るだけ強くなりたい
って言う自己満足が好きです(笑)

だからラブプラスは攻略とかのしようが無いカノジョと日常を過ごすソフト
なので、延々と続いているのかもしれません。

攻略に頼るのは遊ばされてるのかもしれませんけど、
目的を達成する為の手段を考えている時間もワクワク出来て、その手段を使って
目的を達成している時間もワクワク出来るゲームだったら十分に遊んでいる
んじゃないかなーとか思ってみたり。

(2014/05/01 18:08:16)


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