Marumaru's TinyPlaza
(2019.08.24)(book)さくら書店の藍子さん
『さくら書店の藍子さん 小さな書店のささやかな革命』/浅名ゆうな
写真が趣味のちょっとネクラな高校生主人公が、個人書店を経営している本の事に詳しい年上お姉さん(オタク)に惹かれる話。
設定が色々と某ビブリアをかぶってるんだけど、作中でメタ的にそれを仄めかすのはどうなんだ、と。
あと、作中で「滂沱の涙を~」って表現があったんだけど、滂沱って形容動詞じゃなかったっけ?なんか違和感があった。
高校の女友達(主人公が好き)が出てきたり、本屋の経営を立て直す為に色んな取り組みをするところが面白そう。が、経営改善については1巻だとまだまだこれからというところなので、結果が出るのは次巻以降になりそう。
おっとりとした眼鏡のお姉さん、本屋の改革、同級生との三角関係、この辺りの要素を上手くミックスさせると面白くなりそう。