Marumaru's TinyPlaza

(2016.10.06)世界の民族衣装展に行ってきた

矢掛のやかげ郷土美術館に市田ひろみの世界の民族衣装展がきたので行ってきました。




民族衣装って魅力的です。その国、その土地の空気を感じられる彩りがあるんですよね。

それに、民族衣装って儀式や婚礼に使われるものが多いので、たっぷりと布を使ったボリューム溢れるシルエットも魅力的だし、何より、着る人の幸せや権力を示す為に、手間やお金を惜しまずに作られた上質なものが多いんですよね。

特にユーラシア大陸系のは刺繍がすごい。近くで観ると眩暈するような細かくて重たい刺繍がびっしりと施されていて、製作期間も数年とかってレベルなんですよ。商品として売る為のものじゃなくて、大切な人に着て貰う為に魂を篭めて作った一点ものなんですよね。

地方によってデザインや色彩は異なれど、その想いは同じはず。晴れの日を想いの篭った装いで迎えると言うのは素敵な事ですね。

民族衣装を眺めながら、その土地の風土や生活に想いを馳せるっていう贅沢な時間を過ごさせて貰いました。

強いて言うなら、ちょっと点数が少なかったかなぁ。市田ひろみさんの個人コレクションみたいなので仕方ないんでしょうが、他のものと絡めてもうちょっとボリュームを出して欲しかったような。

それと、私は優待券を使って鑑賞したんですが、この特設展って正規料金だと800円なのでちょっと物足りない感があるかも。もっとも、期間中に2日間、市田ひろみさんのトークがあるので、トークの日に訪れてる前提なのかもしれません。




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