Marumaru's TinyPlaza

(2020.09.01)(guitar)グライダーカポを買った

グライダーカポの「GLIDER THE ROLLING CAPO」を購入しました。



グライダーカポ、つまり演奏中にカポの位置を移動させて高さを音の高さを変える事が出来るカポです。存在は前から知っていたんですよ。でも、何て言うか……ちょっと格好悪いみたいに思ってる部分が少なからずあって。セーハーを使って押さえれば良いと思っていたんですよ。それが技術だ、と。

が、アコギで弾き語りを楽しむことが増えてから、最近の曲って難しいコードが多いからカポを使う事が増得てきました。米津玄師とかは特に。それに女性ボーカルの曲を弾き語る時はキーを+5にしてオク下で歌う事が増えました。つまりカポ5ですね。

なので、カポ自体は普通に使ってる訳なんですが、最近すごくはまって練習していた好きな曲があるんです。YOASOBIの「夜に駆ける」なんですが。この曲、曲後半に一度下がる転調が入ってからの、一気に上がる転調が入っていて、それが何とも言えない魅力的な曲の雰囲気を作っています。

が、そんなに転調が入るとコードが結構ぐちゃぐちゃになる訳で。もともと3カポでコードを簡単にして弾いている曲なのに、後半がもうセーハー使いまくりのハイコードだらけになるんです。しかもテンポがとても速い。(そこも魅力ですが)

で、頑張って練習してたんですが、どうもコードに気を取られて歌どころじゃないので、最近通いだしたギター弾き語り教室の先生に相談してみたんです。「この曲、後半のコード難しすぎるんですが、何何か方法無いでしょうか?」と。先生曰く、「動かすカポを用意するか、転調部分は歌だけになってもいいからカポを付け替える。」と。

それで吹っ切れました。難しいコードを練習するのが目的じゃなくて、好きな曲を楽しく弾き語るのが目的だから、使える道具はどんどん使うべきだ、と。だって趣味なんだし。

そんな訳で、音楽用品ならここ!っていうサウンドハウスで探してきました。この型のカポは何種類か出てるけれど、安いの買うと形は一緒でも使い勝手がだいぶ違うそうなので、レビューを読みながらよさそうなのを選んだんですが、グライダーカポならこれ、っていうモデルみたいです。

使ってみた感想なんですが、しっかりと固定してくれてカポとしての性能は問題ありませんでした。肝心の動かすのですが、ちょっとコツがいりますが、何度かやってれば1フレットの移動だったら普通に出来るようになります。これが出来ると転調のある曲が本当に楽になります。

左手の親指でコロコロと転がすんですが、前のコートがバレーコードじゃなければコードチェンジの間に普通にカポを移動出来ます。これ考えた人はすごいわー。逆に言うと、左手で動かすならカポチェンジの前のコードは何とかセーハーを使わないコードにしておいた方が良さそう。

ただ、外す時がちょっと力が要るというか、外すのが結構怖いので、頻繁に付けたり外したりするのなら普通のカポの方が取り回しは良さそうです。

このカポを買おうと思ったきっかけの曲最後に3フレット分の転調が入るんですが、流石にそこまでになると左手じゃ無理なので右手でがばっと動かすんですが、まあ難しいです(笑)夜に駆けるの弾き語り動画とかを見ていると、グライダーカポの動かし方も魅せ場の一つになってるみたいで、奥が深そう。

ダラダラと書きましたが、何だかんだで出来る事の選択肢が簡単に増えるという意味で面白い道具だと思いました。何で今まで買わなかったんだろう。




<(2020.08.16)(book)ゴブリンスレイヤー1 (2020.09.04)(game)雀魂の「かぐや姫(契約後)」の魅力を語る>