Marumaru's TinyPlaza

(poem)029_ある雨の日

「ある雨の日」

傘の中に居ても
家の中に居ても

まわりを包んでいるのは
空が奏でる透明なリズム

ざわめきをゆっくりと飲みこんで
ゆっくりと静寂ができていって

少し重い空気の中で
だけど少しの安らぎが心地よくて

ゆっくりと目を瞑って
このままずっと耳をすませていたいな