Marumaru's TinyPlaza

(poem)097_表裏

「表裏」

気持ちが全部あなたに向いていたから
(気持ちをあなたに向けたくて)

目の前のもの全部に
(都合の良いもの全てに)

あなたの記憶の糸が絡まっているから
(あなたの存在をを絡ませて)

何を見ても何を思っても
(何かを見るたび思うたび)

記憶はあなたに繋がっていく
(あなたを思う事で逃げていた)

あなたを忘れる事
(あなたを忘れてしまうと)

それは全てが無くなる事と一緒だった
(どうして良いのか分からなかった)