Marumaru's TinyPlaza

(poem)100_砂糖菓子

「砂糖菓子」

特別な日に見た夢

そこに居たのは
幸せそうな二人

夢に逢いに来てくれた事
それが何よりのプレゼント

やっぱり……やっぱり特別な人なんだと
勝手に運命を確信してみたり

強く想えば想う程
私の中の理想は一人歩き

そんな事は分かっていても
それでも想わずはいられなくて

時間は想いと共に流れていった

例えばお昼休み
例えば帰りの地下鉄

ふと意識が途切れる一瞬ごとに

逢いたい気持ちは目の前を曇らせて
その度に顔を伏せてる私がいる

なんて呼ぶのか分かってる事を
いつまでもいつまでも追いかけて

何やってるんだろうって言って
追いかけてるつもりになって

でもそれでも

気持ちを掴みたくて
気持ちを届けたくて

抱きしめたくて
心ごと抱きしめたくて

心に触れて

あなたを感じたくて