Marumaru's TinyPlaza

(2011.11.09)プレミアシートで映画を観てきた

前回のエントリーで書いた映画を観てきた時の話。


妹と突如映画を観に行く事になり、題目がその日からロードショウのカイジ2のレイトショウになった訳なんですが、公開初日だと混雑してて席が取れない心配があったので、ネットで予約する事にしたんです。

で、最寄りの映画館のサイトで予約をしていると、通常席の横に「プレミアシート」と言う見慣れない名前があるじゃないですか。調べて見ると、映画料金+300円を支払う事で座り心地の良い座席で映画を観られるらしいんですよ。じゃあ、せっかくだからとプレミアシートで予約をして映画を観て来ました。


結論から言うと、プレミアシートの満足感はお値段以上でした。

まず、プレミアシートが配置してある場所が劇場の中央2列と言うど真ん中。

↑の図を見て頂くと分かりやすいんですが、「これなんてチート?」と言わんばかりの配置です。しかも、普通は1列16席構成なのが、プレミアシートは1列13席構成で横幅もゆったりしています。それなりにふくよかな体型を自覚している私でさえゆったりと座れる広さでした。

座席自体も低ウレタン反発シートと言うものらしく、座り心地が本当に良いんです。席が少しリクライニングしていてゆったりと体を預けるように座れるのが良いです。実際、カイジ2は上映時間2時間半だったんですが、映画が終わった時に背中やお尻が全く痛く無かったです。

更に。個人的にこれが一番嬉しかったんですが、席の両端に肘掛があって、ドリンクホルダーを小物置きが付いています。つまり席の両端に自分のスペースがあるんです。これが本当に嬉しい。普通の映画館の座席だと、自分の右側の肘掛けだけはドリンクホルダーとして使えますが、片方しか使えないので肘を広げて座る事は出来ないですし、ドリンクとポップコーンを買った時はポップコーンの置き場に困ったりするものですが、プレミアシートだと、「自分の席」にドリンクとポップコーンを置いた状態で両肘を肘掛に置いて映画を見る事が出来ます。

大した事無いように思うかもしれませんが、2時間以上ほぼ同じ態勢でスクリーンを見つめる事になる映画の場合、この細かいストレスの積み重ねは大きいです。

それと、映画の上映まで「プレミアラウンジ」と言う専用の待合室で待つことが出来ます。混雑している周りを尻目に空いている待合室でコーヒーを頂く……。あ、ちなみにドリンクは飲み放題でした。値段だけで言うなら、劇場の近くの喫茶店でコーヒーを一杯飲んだと思えば十分に元を取れる値段です。

その値段で、「良い座席位置」「良いシート」そして何より「優待されているというプレミア感」が得られるなら価値は十二分にあると思いました。遊園地のファストパスみたいなもので、家族連れ等の大人数で行くのなら金額的に厳しいけれど、ペアやトリオの比較的少人数なら十分に選択肢に入る内容かと。

こういうサービスを実施している映画館は少ないかもしれませんが、実施している映画館に行く機会があれば一度試してみる価値はあるのではないでしょうか。




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