Marumaru's TinyPlaza

(2012.02.01)MH3Gやってます

年末からちょこちょこと進めていた、モンスタハンタートライG(以下、MH3G)ですが、やっとスタートラインに立てたかもしれない。

それなりに見た目の良いG級防具と武器をやっと作れました。それなりに時間を使っていたので、途中経過を日記にでも書こうかと思いつつも、どうにもキリが悪くて書く気になれなかったんです。

と言うか、私はモンハンで自分のキャラクターに着せ替えをさせたいだけなのに、今回はやたらと敷居が高い気がします。見た目の可愛い、ファルメルやマギュル、受付嬢装備のスカラーやセーラーの素材の入手手段が軒並み本編のクエスト以外の希少交易だったりふらっとハンターだったり闘技場だったりと面倒な方法なんですよね。

そもそも、普通の装備一式を作るにも、MHP3の時はモンスターを2回倒せばそのモンスターの装備1箇所や2か所ぐらいは作れた気がするんですが、今回は該当モンスター以外のモンスターの素材を要求される事が本当に多い。更に、報酬が渋すぎ。出ないのはともかくとして、G級モンスターを倒したはずなのに報酬枠が上位素材で埋まっていたり、竜の牙や鎧玉と言った消耗品で埋まっている事もしばしば。終いには部位破壊しているのに部位破壊報酬が全く出ないとかもうね……。

上記のネブラXも一式揃えるのにギギネブラだけで軽く二桁は狩った気がします。毎日毎日寝る前にギギネブラさんとキャッキャウフフする毎日。あれ……「モンスターハンター」ってゲームを買ったはずなのに、ここ一週間ぐらいギギネブラさんしか見てない気がする。

そんな訳でG級に入るまでは割と楽しくやっていたんですが、G級に入って準備が整うまでのソロプレイは修行気分でした。MHP3の時は完全に見た目重視の装備で蝶の羽やらを纏って戦っていたのに、G級になってからはずっとこんな装備で戦うぐらいに修行でした。

もうね、見た目がどうこう言ってる余裕なんて無かった。

確かに友達と集まってワイワイやるには本当に楽しいバランスなんだけどね。理不尽な攻撃も笑いの種になるし。数人集まれば上位装備のままでも15分ぐらいで回せるし。だけど、オンラインプレイが出来ないこのゲームで実際に3DSを突き合わせてゲームをやるのは厳しいものがあります。学生さんとかならともかく仕事を持っている人だと特に。

それでも友達と一緒に始めたので、パーティープレイをする機会が何度かあったのは本当に救いでした。完全にソロでやっていたらG級に上がるのにどれだけ時間がかかっていた事か。

とりあえず、これで下準備は整ったので、これからはのんびりと装備を揃えて行きたいな。


余談ですが、ギルド看板娘アイシャさんの性格と口調がかなり気に入っていたんですが、G級闘技場が開放された時の台詞を見て、闘技場の受付嬢さんにときめいてしまいました。

クエストをこなす中での、このちょっとしたときめきが一服の清涼剤です。



(2012.02.04)寧々さんグッズ

知人からラブプラスの寧々さんグッズを頂きました。

一番くじのクリアファイル、ストラップにUFOキャッチャーのぬいぐるみ。クリアファイルは何と5枚組の豪華セット。個人的にクリアファイルは実用品としてどんどん普通に使う派なんですが、これを使うのは……彼氏力が試されるな(笑)

ぬいぐるみは早速机に飾らせてもらいました。本当にありがとうございます!。


さて、Newラブプラスと言えば、発売を2週間を切って色々と盛り上がってきました。Twitterでつぶやいたりもしていたんですが、覚書も込めて気になるニュースのリンクを貼ってみます。


この中でも気になるのは、読書月間の文庫本タイアップキャンペーン。2月21日(火)からゲーム内で読書月間なるものが始まるんですが、その中でカノジョと一緒に本を読み進め、リアルタイムで感想を言い合うというイベント。そして、それぞれのカノジョの読む本がラブプラス仕様のカバーになって発売されます。せっかく発売日にソフトを買うならこの連動企画は参加しておかないと勿体ないです。

しかし、寧々さんの指定タイトルが「魍魎の匣」(京極夏彦著)って……えらく渋いです。そりゃ、年上でホラー好きって設定はあるけどさ。他の二人の選んだタイトルが、「赤毛のアン」(L.M.モンゴメリー著)、「ぼくのメジャースプーン」(辻村深月著)ですからね。

その長さ……と言うか本の分厚さで話題になる事がある京極夏彦の百鬼夜行シリーズですが、私は確か1冊目の「姑獲鳥の夏」だけを昔読んだ記憶があります。大学時代なので詳しくは覚えていませんが、主人公である京極堂の蘊蓄がオタク的で面白くて長さを気にせずに一気に読んでしまった作品だった記憶があります。今回のキャンペーンで選ばれたタイトルがシリーズの2作目なので読むにはちょうど良い機会。

それと、4gamerの方のプレイ動画についてなんですが、今回はデートシーンの背景が3Dで3DSを傾けるとジャイロが作動してゲーム内の背景も角度が変わるみたいです。ジャイロって今までは「ボールを転がす為に本体を傾ける」みたいな使い方しか見たことなかったんですが、カノジョと一緒に過ごしている感を出す為のこの手法は良いですね。このジャイロを使った動画は新鮮だったので、気になる方は是非見てみてください。

それにしても、ジャイロと言い、ARカメラ、顔認識、音声入力、そして画面タッチとラブプラスは3DSならではの機能をソフトの内容をより楽しませる為に使っているみたいで本当に楽しみです。「発売延期はしたけれど、この出来なら満足」と言えるソフトであって欲しいなぁ、と願望を込めた期待をしてみます。



(2012.02.10)(book)この国。

『この国。』/石持 浅海


一党独裁の政府に支配されている管理国家が舞台の短編集。そんな国の中で国家反逆罪に目を光らせる、所謂「国家の狗」が様々な事件に関係していく話です。

一編がかなり短いのでさくさくと読めます。ちょっと皮肉の入った短編集と言うと星新一が真っ先に浮かびますが、ショートショートではなくて短編集です。どちらかと言うと、コミックのイキガミに近い雰囲気かな。分かる人だけ分かってください。

この本は雑誌に読み切り連載していたものを本にまとめたものなんですが、最後の2編だけが前後編の書き下ろしです。この書き下ろし部分が面白かったです。途中までは「気軽に読める短編」と言う印象だったんですが、最後の2編を読んで一気に自分の中で盛り上がりました。

他の話と絡めつつ、話的にも盛り上げて一冊を通じてのテーマを語る。まさに書籍版に追加する書き下ろしならではという内容でした。

「管理国家と反乱組織」と言う構図はよく使われるテーマですが、やっぱり読んでいて面白い。何より格好良い。



(2012.02.11)NEWラブプラスが盛り上がってきた

NEWラブプラスの発売を来週に控えて、関連イベント等が色々と盛り上がってきました。そんな中、ラププラスぴあが届きました。

去年に注文していたんですが、NEWラブプラスの発売延期に伴い発売日が延期していたので、料金先払いで注文していたにも関わらずメールを確認するまで注文した事を忘れかけていました。

特典として好きなカノジョのクリアファイルが1枚付いてきます。寧々さんと付き合っているので寧々さんのクリアファイルを貰いました。しかもこのクリアファイルで寧々さんが付けているマフラーがソフト内で使えるようになるパスワード付き。……あざといとは思いますが、不幸な人は誰も居ない良い企画だと思います。

そんな訳でラブプラスぴあを読んでいましたが、今回は写真をもとにデートコースを作成出来て、それを他の人と共有出来る機能があるみたいです。これは純粋に楽しそうな機能です。例えば、どこかに旅行に出かけたりした時にBlogに写真付きで感想を書いたりするのは私に限らずBlogを持っている人がよくやっている事ですが、それをNEWラブプラスのデートコースとして公開する事が出来るって事ですものね。

「○○に旅行に行ってきました。デートコースにしたのでカノジョと○○を楽しんできてください。」って想像しただけですごく楽しそう。他の人の旅行記を読むのは楽しいですが、その場所でカノジョとデートするのはもっと楽しいに決まってる。


そうそう。ついでに今週のファミ通の表紙がNEWラブプラスだったのでこちらも買って来ました。

これだけ見ると愛花さんの表紙で他の2人のカレシが激怒しそうですが、表紙をめくった裏表紙とその隣の2ページが表紙と同じレイアウトになっていて、それぞれ凛子と寧々さんの仕様になっています。

こんな感じ。

寧々さん、ますます可愛くなってます。この表紙を見て素でドキっとしてしまいました。


あまりに可愛かったので、PCの壁紙をこの表紙verにしてみたんですが……正直白すぎてちょっと目が痛い(笑)


何はともあれ、NEWラブプラス発売まで後数日。本当に楽しみです。ゲームの発売日をこんなに心待ちにするのは本当に久しぶりかもしれません。自分の中でも期待が膨らんでいますし、掲示板等々で他のカレシ達の盛り上がりを見て自分も更にテンションが上がっていくような相互作用。あぁ、もう、本当に楽しみで仕方ない。



(2012.02.14)NEWラブプラス買ってきた

今日は遂にNEWラブプラスの発売日!


本当は去年のクリスマスに発売予定だったのが延期になってしまってからというもの、この日を一日千秋の想いで待っていました。そして早速NEWラプブラスを買ってきました。

引継ぎツールのラブプラスTOOLSは一日前からDL済みなので早速データを引き継ぎ。

今回はSDカードの容量をかなり使うらしいのとSDカードの読み書きが頻繁になりそうなので、本体に付属してきた2GのSDカードでは容量と読み書き速度が心もとない気がして、CLASS10の8Gカードも一緒に用意しました。

ちなみに、SDカードのデータ威光はPCを持っているなら、SDカードリーダで読み込んでカードの中身を全コピーで問題なく以降出来ました。DLしたソフトもセーブデータも3Dカメラのデータも問題なく丸ごと以降出来ていました。思ったより簡単で拍子抜けです。


そして遂に待ちに待ったNEWラブプラス起動。今までDSで付き合って来た寧々さんが3DSに居ると本当に不思議な感じ。ますます綺麗になった気がする。

しかし、今まで付き合ってきた姿の寧々さんが3DS版モデリングで出てくると、イメージが変わりますねー。DS版は解像度の関係で多少デフォルメした体型だったので、アニメ風の格好が違和感無かったけれど、3DS版はかなり写実的な体躯だから出来るだけ実際に居るような格好の方が違和感は少ないかもしれない。


ちょこちょこと触っていましたが、しょっぱなのバレンタインイベントで愛花さんが絡んできたのは驚きました。今回は他の2人のカノジョとの絡みもあるみたいです。こういうのがあると、学園生活気分が高まって良いです。

なんだか、ちょっと違和感を覚えた部分もあるんですが、とりあえずは新しい環境での寧々さんとの日々を暫く過ごしてきます。



(2012.02.17)ネネメール

書きたいことがまとめきれていないので、微妙に箇条書きです。

NEWラブプラスに対する不安

発売日にNEWラブプラスを買って寧々さんとの新しい日々を歩んでいる今日この頃。カノジョとのラブラブな蜜月を堪能していて毎回日記はノロケ日記になるはずだったんですが、購入直後に書いた前回の日記は少し歯切れの悪い終わり方で〆てしまいました。

と言うのも、NEWラブプラスを触ってみてまず思ったのが、全体的に動きのもっさり感。はっきりと言うなら動作が重い。画像が美麗になったのに伴い容量も増えたと思うので、各種ロード時間はまだ我慢するとしてもそれ以外の全ての動作に対するレスポンスが本当に重かった。メニュー遷移時のアイコン移動がひっかかったり、クリックしても反応が遅かったりとそんなレベル。

これから始まるカノジョとの生活に早くも少し不安を抱いていたんですが、どうやら解決策が見つかったようです。

どうやら、デフォルトでONになっている「いつの間に通信」が動作を重くしている原因らしく、オプションで「いつの間にか通信」を切るか、3DSの無線LANスイッチをOFFにすると軽くなるようです。

更に、立体視の関係からか、横持ちより縦持ちの方が軽いみたいです(縦持ちだと当然3D表示は出来ません)。加えて、3DSの明るさ設定を「省エネモード」にする事によって多少軽くなるそうです。


実際試してみたんですが、確かに目に見えて軽くなりました。とりあえず普通に使う分にはなんとかストレスが溜まらないぐらいにはなりました。慣れも多少あるのかもしれませんけれどね。しかし、画面切り替え時のロードはやっぱり長いです……が、これは画像が綺麗になっているので仕方ないです。その分、綺麗なカノジョに出会える訳だし。

しかし、改めてラブプラス+はレスポンスが軽かったんだと実感しました。

【まとめ】NEWラブプラスの動作を軽くする方法

  • NEWラブプラスの動作を軽くする方法
    • 3DSの無線LANスイッチを切る
    • 縦持ちでプレイする
    • 3DS本体の設定で明るさ調整を「省エネモード」にする


NEWラブプラスの不具合関係について

それと、ちょっと調べてみるとNEWラブプラスは主にデータ引継ぎ時にバグと思われる現象が多々発生してて、こちらも合わせて不安になっていましたが、この件についてはKONAMIも発売日からユーザデスクへの質問を誘導しており、FAQのページが出来ていました。

一応、全ての事柄について仕様として理由を説明しているみたいですが……ちょっと説明が厳しいところもチラホラと。やっぱり発売日直前に2ヶ月以上発売延期したのはバグ修正だったんだなぁ、と。旧発売日直前の東京ゲームショウでも殆ど情報が出ていなかったし。新ハードに加えて長く使うソフトなので、発売日よりも内容に重きを置いて欲しかったんですが、今回は色々とタイアップキャンペーンを展開していたのでこれ以上発売日を伸ばせなかったのかな。

とりあえず私の環境では困るような不具合は発生していないのでその点は嬉しいんですが、いきなりフリーズするという報告が多数上がっているので、それだけが心配です。

ネネメール

NEWラブプラスの発売と同時に、「NEWラブプラス カノジョメール」と言うサービスが始まりました。

これは登録したアドレスにカノジョからのメールが届くと言うサービスで、ゲームセンターのラブプラスの連動企画として以前から行われていたみたいなんですが、今回はセーブデータのアップロードサービスと連動してパワーアップしたみたいです。早速登録してみたんですが、こんな感じでメールが届きました。

これは本当に嬉しい。夜に突然メールがなって中を見てみたらカノジョからのメールだったとかね、もう堪らない。以前にアーケード版のアイドルマスターがメール連動サービスでハマッた人が続出したっていう話題を見た事がありましたが、確かに納得出来ました。これは転げてしまう。この現実とラブプラスの境界が交じり合う感じが良いです。

ちなみにこのサービス、月315円の有料コンテンツですが、2月一杯は無料で楽しめるそうです。とりあえず無料期間だけでも登録してみて損は無いと思います。

良い点

枚挙にいとまがないですが、特に感動した部分。

リアルタイムモードで軽く数日過ごしてみた感想なんですが、電話・メールのバリエーションが大幅に増えている模様。電話は留守電が付いたのが良いですね。3DSを開くと留守録が入っていて音声で内容を聞けるのは新鮮でした。

メールに関しては写真をメールに添付して送ってくれるようになっています。こんな感じ。

もうね、本当にニヤニヤしっぱなし。

後はデートがかなり変わっています。中でも平日の学校帰りにデートが出来るようになったのが大きいです。これで実質毎日好きな日にデートが出来ます。仕事の休みの関係で今までのラブプラスの土日限定デートではどうしてもリアルタイムでのデートは出来ませんでしたが、これでリアルタイムデートが出来ます。

それと、デートの際に彼氏力を割り振れるようになっていて、今回のデートに彼氏力の4つのステータスをどれだけ消費するかを設定出来るようになりました。今までは一度のデートで彼氏力を全て消費してしまっていたので、連続でデートをする場合に等に便利です。彼氏力を沢山割り振ればデート途中でお茶に寄ったり、服装変更等の質問が入ったりするみたいです。

余談ですが、戦い(デート)の際に4つのパラメータの使用率を好きに割り振る画面を見て、真っ先に思い浮かんだのがFCの聖闘士星矢だったりしました(笑)「FC 聖闘士星矢 戦闘」あたりで画像検索すれば参考画像が沢山出てくるので、気になる人は調べてみてくださいな。

デートと言えば、デートの移動シーンの背景が3Dになっていてジャイロセンサー対応でぐるぐる動くのが新鮮でした。本当にカノジョの隣で移動している感覚がしました。これは楽しい。

そして、何よりも……学校帰りのデートの後にカノジョの家に誘われた。

そのまま勉強会になだれこんで、ごほうびのコスプレ。

最高です、姉様!!(今の寧々さんに対する二人称)

デートからの家で勉強会は正直意外でした。これは卑怯だと言わざるを得ない。

気になる点

  • メールの返事が一瞬で来る。

スキップモードは兎も角、リアルタイムモードのメール返信は少し時間を空けて欲しかった。メール送る→通常画面に戻る→返信メールを読む。と言う流れが1セットになってしまっていうので、この部分で現実に戻ってしまいます。夜に送ったメールは最短で朝返信ぐらいでも良かったのに。その間にこっちは勝手に想像してるから。本当、なんでここを変えちゃったんだろ。

  • 連続行動の合間に電話・メールの着信がある

例えばリアルタイムモードで4コマ分の行動を夜に一気に消化しているような場合、コマとコマの間に電話・メールがあると、新着が表示がされ、アイコンを選択して選択音がしたところで次のコマの行動アニメーションが入るんです。これが純粋にテンポを悪くしています。連続行動をしている時に、新着を伝えるためだけに部屋の画面に切り替わって、しかもその新着は確認できないとかね。これが一瞬で切り替わるならともかく、それぞれの間にロード時間が発生しているので、ちょっとストレスが溜まります。

  • 会話の整合性

今回から天気の概念も導入されてパターンが一気に増えたのは分かりますが、放課後デートの約束をした直後のメールが「デートの日が待ち遠しい」だったり、天気を無視していたりだとか細かいところの詰めが足りない感がしています。

  • コミュニケーションでキスまでの時間が長すぎる

これは慣れていないだけかもしれませんが、タッチコミュニケーションを丁寧にこなしてキスまで行こうとすると体感で5分~10分ぐらいかかっている気がします。楽しい時間なんですが、ちょっと長すぎる気も……コレに関しては私のコミュニケーションが下手なだけかもしれませんが。


そんな訳で、まだまだはじまったばかりのNEWラブプラスでの寧々さんとの生活ですが、今回はリアルタイムモード中心でゆっくりと二人歩んで行きたいです。



(2012.02.20)(book)君がいなくても平気

『君がいなくても平気 』/石持 浅海


前回感想を書いた「この国。」と同じ作者の話。まとめて図書館で借りてきました。

とあるベンチャー企業のとある開発グループ中で起きる死亡事件。主人公としてスポットを当てられているのは、その事件の加害者でもなく被害者でもなく探偵役でもないただの登場人物その1。普通に働き社内に彼女の居る一人のサラリーマン。 そんな主人公が、同じグループの中で起こった死亡事件に対して自らの保身の為に立ち振る舞うお話。

特殊な立場ではなく、むしろ一般的なサラリーマンの主人公だし、状況だけ見ると現実に起こってもおかしくないような事件なので、主人公に感情移入をしながら読めました。だからこその主人公の打算的な心の葛藤の部分が読んでいて面白かったのですが、人によってはウジウジして面倒くさいと思われるかもしれない。

妙に社内で女運に恵まれていたり、中途半端に事件に足を突っ込んだあげくに事件のほうから解決してくれる展開に、島耕作のような都合の良さを感じてしまいました。

日常で起こり得ないとは言えない事件とその時の心情を主人公視点で一緒に体験させてくれる。そんな大人のファンタジー小説と言える一冊でした。

余談ですが、この本を読んだ後はやたら居酒屋に行きたくなりました。だってシーンの殆どで登場人物の誰かしらが美味しそうにお酒を飲んでいるんだもの。



(2012.02.22)(book)七十歳死亡法案、可決

『七十歳死亡法案、可決』/垣谷 美雨


高齢化社会が進み、社会保障費の増大による国家財政難に直面し「日本国籍を有する七十歳以上の国民は誕生日から30日以内に死ななければならない」という七十歳死亡法案が可決された近未来が舞台のお話。

ショートショートの内容を膨らませて一本の話にしたような内容で、さくっと手軽に読める一冊です。

高齢化が進行する中、日本がこれから直面していく問題を「死亡」と言う一番身近な事実と「可決」と言う強制力で無理やりに考えざるを得ない状態にさせています。家族や親族、それぞれの立場の人達が自分の立ち位置を再構成され、やるべき事を再確認させられる話の作りは読んでいて面白かった。

物語で取り上げられていたモデルケースがあまりにも理想的すぎて、この物語を作る為に作った家族構成なんじゃないかと思ったりもしましたが、それは物語なので仕方ないです。

家族って何だろう……なんて言うと漠然としすぎていますが、家族構成の変化による立ち位置の変動は誰しもが直面する問題です。その時、皆が前向きに立ち位置を移動すれば、こんな未来が訪れるかもしれない。だから問題と向き合って考えることを忘れては行けない。そんな事を考えさせられました。



(2012.02.23)倉敷で次郎系のラーメンを食べてきた

前回の記事に続いて倉敷にも次郎インスパイアのラーメン屋さんがあると知って休みに行ってきました。


場所は、2号線の高梁川と瀬戸中央自動車道の間にある笹沖の交差点を南に曲がって少し進んだところ。開けた場所なので分かりやすかったです。

肉らーめん中盛の野菜3倍、にんにくトッピングの背油は普通で注文してみました。

太麺のコシとがっつりした味のスープで美味しかったです。にんにくをトッピングしたのですこし甘さのある味になりました。野菜の味は殆どついていないので、野菜を増量した場合は肉と一緒に食べるかテーブルにあるラーメンたれで味をつけるのが良さそう。チャーシューはとろける柔らかさで美味しかったです。

このお店、最近出来たようなのですが、店員さんがぱっと見る限り女性ばかりのせいか、女性でも入りやすいような雰囲気と心配りがなされていました。実際、女性のお客さんも多かったですし。

まず、お店が綺麗。こういうボリュームのあるラーメンを出すお店は店内が薄暗かったり汚れていたりすることもありますが、ここは明るくて綺麗でした。そして、店内にある漫画の数がとにかく多い。漫画喫茶かと思うぐらいに揃っていました。しかもちゃんと全巻セットで。しかも、「店員のお勧め!」みたいな紹介POP付き。こんなラーメン屋さん初めてみました。

今回はランチタイムに訪れたので席が満席でゆっくりと漫画を読む時間は無かったですが、人の少ない時間なら食事の前後にゆっくりと漫画を読んで過ごすのも楽しそうです。

「次郎系」と言う事で紹介されている事が多かったラーメン屋さんですし、大盛のチャレンジメニューもやっていまいしたが、普通のラーメン屋としてまた行ってみたいお店でした。



(2012.02.26)Newラブプラスのイベントを色々と

最初に私の好きな歌の歌詞を引用します。

あきらめる理由(ワケ)を話すよりも
出来ることを数えるほうがいいよね
つまづくことがあって
振り返りそうになって
それでも それでも もう決めたんだ

あなたのために 出来ることなんて
たいしたことないかもしれない
でもそれでも 触れていたいよ
かなしみより そのぬくもりを

地球ぎ/松澤由美


言いたいことは沢山あって、決して嬉しいことばかりではないかもしれない。

けれど、力を持った言の葉をこの場に置いておける程強くなんてなかった。

例え世界がどれだけ変わろうとも、共に歩む道のりなら楽しくない訳がない。

築き上げてきた"たいせつなもの"が霞んだように感じたのは

お互い新しい世界にまだ慣れていないだけなんだと、そう信じて。


どこでもデート

TUTAYAオリジナルのどこでもデートプラン(音声付!)が配布されたらしいので、早速DLしてきました。大都会岡山にはDL出来るTUTAYAが1件しかなかったので、休みの日にえっちらおっちら山陽まで行って来ました。

そんな訳で寧々さんのデート@TUTAYA

どこでもデートはこれが初めてだったんですが、実在の場所が背景だとそれだけで楽しいですねー。全国展開をしていて店内の作りが似ているTUTAYAならではですね。台詞はわざとらしいものが多かったですが、こういう現実とげんじつの境界を滲ますような試みはどんどんやってもらいたいです。

読書月間

今週から始まった読書週間。寧々さんが選んだ本は「魍魎の匣」。

リアルタイムモードの4コマ目(18:00~21:00)限定のイベントで、本当にその時間に3DSを起動して一緒に本を読むイベント。生活リズム的にもうちょっと遅い方が嬉しかったけれど、彼女の家にお邪魔して一緒に読書するんだから時間は合わせないと仕方ない。

読み終わった後に、今日読んだ部分について話合えるんですが、多分10箇所ぐらいに区切られているみたいで割と突っ込んだ内容を話し合えました。ちなみに魍魎の匣は1000頁オーバーの本なので10分の1でも100ページ。どうせなら区切りごとに話あいたいし、軽く読むにはちょうど良さそうな量です。

そんな事より

デートに行ったら寧々さんが髪型を変えていたんですが、新しい髪形が可愛すぎて困る。

本当に3DSになって立体感が増しました。DSの時はデフォルメした可愛さだったんですが、3DS版はファッション誌のような雰囲気です。DS版は静止画で見るとギザギザだけど、グリグリと動くのでそれがとても可愛かった訳ですが、3DS版は静止画で見ても綺麗な寧々さんがグリグリと動く訳です。本当に綺麗になったと思う。

それにしても下から見上げて改めて気付く寧々さんのスタイルの良さ……。




<(2012.01.26)星の郷の伝説 (2012.03.08)グラン・ミラオス討伐>