Marumaru's TinyPlaza

(2012.04.01)プチコンmk2を始めてみた

最近、Twitterで知った3DSのプチコンmk2を買って遊んでいます。

プチコンmk2とは、DS上で動くBASIC環境の「プチコン」の機能拡張版で、DS上でプログラムを書いて遊べるソフトです。


プチコンの何が楽しいって、自分で書いたプログラムを3DSの十字キーやボタンで操作出来るんですよ。ボタンを押すと音が鳴ったり、十字キーを押すと画面に表示した文字が動いたり……そんな簡単なプログラムを書いて、実際に動いた時に思わず声をあげてしまいました。

とは言っても、BASICなので最近の言語に比べて不自由なところは多いです。例えば、関数と言う概念がなくてサブルーチンしかなかったり、それに伴い引数や戻り値が存在しなかったり。変数が全部グローバル変数だったり。IF文の条件の後に複数行記述出来なかったり。定数、何それ美味しいの?UI周りも、基本は一から全部打たないと行けないし、入力予測はあるものの使用変数の一覧や複数行コピーなんてものも出来ない。

と、不便なところを挙げて行けばキリが無いですけれど、それ以上に一から自分で作っている手作り感覚が楽しいです。何と言うか制約があったり不自由なところがあるけれど、それも含めて楽しいんです。

だけど、本家のBASICに比べて使いやすさ重視でだいぶ改良されてるみたいです。行番号指定のGOTOを廃止したのは本当に正解だと思うんだ……。それにBASICがスクリーンエディッタで書けるってだけで妙に感慨深いものがあります。

個人的にはDSの下画面をスクリーンキーボードに使って上画面に入力するとUIが今までありそうでなかったので新鮮でした。タッチペンでスクリーンキーボードをタッチして入力する事になりますが、それほど違和感の無い速度で入力出来ました。

開発環境自体は貧弱でも、動かしているのはDSのCPUなので当時のBASICとは比べるまでもなく高速で動きますし、スプライトも弾幕STGが作れるぐらいに動かせるみたいです。音楽だって鳴らせるし、TALK(文字列)って書くだけで合成音声で喋らせる事も出来ちゃう。

完全に懐古趣味のソフトですけれど、昔少しでも触った事がある人には本当にたまらないソフトなんじゃないでしょうか。何よりも、DSを開いたらすぐにBASCIの画面があって、寝る前にちょこちょこソースを書ける楽しさ。DSの中に小さな箱庭が出来たような気分です。


以下、覚書を兼ねて関連リンクを貼るので興味のある人は是非。この内容で800円は破格だと思います。



(2012.04.11)狩猟笛

近々、知り合いと集まってモンハンをする機会がある関係で、MH3Gをちょこちょこやっていました。

弓は鹿弓が強くて楽なんですが飽きてきたので、笛をやっていました。ガンナーだと一撃で死んじゃう場面もあるしね。

で、こんな感じの装備を作りました。とりあえずG最終強化の武器が欲しかったんですが、剣士武器は基本的に下位から強化していかないといけないので、いきなり上位から始まって大地の結晶さえあれば最終強化まで比較的楽にいける風化武器。やってて良かった炭鉱夫!

笛は攻撃力だけ見れば劣化ハンマーと言われてもしょうがないんですが、旋律で移動スピードを上げられるのが良いです。ゲームにおいて移動速度アップと言うのはすごい大きな要素だと思います。時間短縮になるし何よりストレスも溜まらないし。それに、同じく旋律ではじかれ無効が付くし、それ以外にも旋律で色々なスキル効果があったりと、出来ることが多いのが楽しいです。

ついでに、魔法のステッキ風の外見でお馴染みのマギアリア=ロッドも作りました。狩場に響け!乙女チックサウンド!

MHP3でも使っていたお気に入りの一本です。この笛は物理攻撃力だけ見れば低いんですが、G級笛で唯一「耐震」の旋律が吹け、他にも属性攻撃アップ、麻痺無効を始めとして8種類の旋律が吹ける素敵な笛。この笛を振り回しながら各種旋律を奏でる姿はまさに魔法少女。物理が低くPTプレイ用の笛かと思いきや、属性アップをかければ龍属性が弱点の敵には最適解になり得るスペックです。

何だかんだで見た目の良さが一番のお気に入り理由ですけどね。



(2012.04.13)吉野の千本桜を見てきた

※全体的に写真がピンボケしています。


休みの日に友達と日帰りで奈良県は吉野の千本桜を見に行ってきました。

吉野は山脈を埋めるように桜が植えられており、その中でも桜が特に固まっている場所に名前が付けられているのですが、「一目見た中に1000本の桜が見える」事から、「下千本」「中千本」「奥千本」と名前が付いています。

と言う旅行会社のパンフレットを見て、是非その千本桜を見てみたい!と思い立って行って来たんですが、桜満開という訳にはいかず、ぼちぼちと咲いているという感じでした。こればっかりは自然なので仕方ない。

だけど天候には恵まれて快晴の空の下、ポカポカ陽気を浴びながら山を満喫出来ただけでも十分に楽しかった。聞くところによると、この旅行の前日に行われた同じ内容の旅行は大雨で悲惨な事になっていたらしいです……。


吉野の山の上から。かなり高い場所でした。本当はこの眼下が桜色に染まっているはずだったので、ちょっと残念。

とは言え、それなりに桜が咲いている場所もあり、桜は十分に堪能出来ました。

山中のお寺を結ぶように観光用の遊歩道があって気分はハイキング。

この淡い桜色と空の青さのコントラストが素敵。桜って決してピンク色ではないんですよね。

普段は樹の下から見上げる桜なので、上から見下ろす桜と言うのは新鮮でした。

山の斜面にそびえる桜の樹。絵になる光景でした。

と言うか、平日なのに人でごったがえしていて人波に酔いました。定年後と思われるご夫婦が多かったです。

マスコットキャラクターのピンクルちゃんだそうです。

最近、パワースポットが出来たみたい。邪気祓所…だと…。むしろ見所は巫女さんです。

この文字を見て、歌姫が浮かぶか、黄色髪の末っ子が浮かぶか、姉様が浮かぶかでその人の属性が分かると思うんだ。私は姉様派!!

屋台がずらりと並んでいて買い食いを満喫してきました。これは桜と抹茶のミックスソフトクリーム。

桜花クレープ!?買うしかないじゃない。

クレープは屋台で食べてこそだと思うんだ。お祭りの味がしました。

添乗員さんのイチオシだった筍の醤油焼き。香ばしくて本当に美味しかった。

一休みしている時に食べた葛餅セット。コーヒーが意外に美味しくて驚き。


パック旅行って今回初めて使ったんですが、スケジュールがかなりタイトに組まれているんですね。朝の5時に家を出て、片道3時間半バスに揺られて、人ごみの中をぬうように吉野を眺めて、土産を大急ぎで買ってまた帰り道バスに揺られて家に着いたのが22時頃。分かりきってたことだけど、疲れました。

だけど、気心知れた知人と一緒にワイワイ言いながら初めての場所を巡るって言うのはそれだけで楽しいですね。何と言うか、幸せを感じました。



(2012.04.15)近所の桜を見てきた

先日、奈良の吉野に桜を見に行きました?吉野の山を満喫してきましたが、肝心の桜の咲き自体は大満足とは言えないものだったので少し消化不良気味だったんですが、ちょうど近所の桜が満開だったので見てきました。

何箇所か回って、ちょうど満開で咲いているところと散っているところをそれぞれ見ることが出来ました。桜は満開の時も綺麗ですが、散っている時も綺麗です。

散っている姿が動きもあって一番綺麗だと思うんですが、散ってしまうとそこで終わりなんですよね。一年間、桜の樹に花が咲くのを今か今かと待ちわびて、やっと花が咲いたかと思うとものの一週間程で散ってしまう。そしてその散る姿こそが桜の至上の美という皮肉。


と、そんな御託はさておき、近所の桜の写真を撮ってきたので貼ります。淡い色が重なり合って、遠目からは艶やかな色彩を認識させる。桜は本当に本当に大好きな花です。

最後に、桜吹雪が綺麗な奇蹟の一枚が撮れたのでこれだけは大きいサイズで載せます。まるでドラマの最終回のような一枚です。これ、実際は本当にすごかったんです。風が吹き抜けて目の前が真っ白になって……夢でも見ているんじゃないかと思うような一時でした。下のリンクをクリックで別窓で開きます。是非見て欲しい一枚です。

奇蹟の一枚



(2012.04.20)久々にHMP3とか

週末に焼き肉が開催される事になり、その場でMHP3をするかもしれない事になったので、久々にPSPを引っ張り出してきてMHP3を触っていました。

最近は3DSでMH3Gをする事が多かったので、PSPでの弓の感覚を思い出すついでにやり残していた装備の作成の為にクエストをちまちまとやっていました。で、作りたかった兄貴弓こと轟弓【虎髯】を作るに至ったので、専用の装備もコーディネートしてみました。

以前の日記で貼った装備と見た目は殆ど変っていませんが、このスタイリッシュな感じが気に入っています。胸元と肩口、そして何よりミニスカートと靴下の間から覗く素足。洋服のような格好の中からところどころピンポイントで見える肌が素敵です。

スキルは最大生産数とランナーを付けて、瞬間的な火力よりもクエストを通じての安定性を重視しています。要は汎用装備です。


そのまま勢いで、同じく轟弓の火力重視見た目装備も作りました。

ガンナーで唯一作れるAラインプリーツスカートのようなシルエットを持つダマスク腰を使って、おなじみのファルメル胴の羽と合わせてみました。好きな格好なんですが、全体的にごてごてしているので前述の装備とは気分で使い分ける感じでしょうか。

ただ、ファルメル胴とダマスク腰はそれぞれスロット3を持っているので、見た目が良い装備なのにスキル的にも融通が利くのが嬉しいところです。ですので、手持ちのお守りと合わせて見切り+3を付け、轟弓の欠点であるマイナス会心20%を消した上でプラス会心10%が付く素敵装備です。

見切りを+3にする為に付けた天城脚が微妙にスカートと合っていない気がしますが……そこは妥協しました。頭が剣士装備を使っていて、全体的にレア度の高い装備でまとめているので防御力が高いのが嬉しいです。攻撃力高めのクエストはこちらの装備かな。

ここまで書いて思ったんですが、やっぱり私はモンハンをアバターの着せ替えの為にプレイしているんだなと思いました。だって、こうやって自分のキャラクターのコーディネイトについて誰に見せるでもなく書き綴っている瞬間がとても楽しいんです(笑)


それにしてもMHP3のガンナー装備、特に弓装備に関してはシルバーソルが優秀過ぎます。一式揃えるだけで攻撃UP(小)、連射矢強化、弱点特攻と言う弓にとって必要なスキルが3つも付くなんて優遇されすぎです。防御力も三界装備に次いで高いし。これに集中を付けて後はお守りと相談したら連射弓の鉄板装備が作れちゃいますね。

MHP3では弓、特に連射弓が強いと言われる事があります。それは、シルソル+αで付くスキルが無属性連射弓と相性が良いからなんですね。例えば、攻撃力(大)、連射矢強化、弱点特攻のスキルを付けたとします。これらのスキルは全て物理攻撃力の部分に乗り、更に鬼人薬や怪力の種、場合によっては火事場や猫の暴れ撃ちで底上げを重ねられた攻撃力が強激ビンで最後に1.5倍される為、強檄ビンが残っている限りは大剣の溜3並の火力で手数も稼げるんですね。

そこまで分かっているんですが、シルバーソル一式はどうしても使う気にならないんですよ。何故なら見た目が格好悪いから……。でも、巷を見るとMHP3をやり込んでいる人は剣士もガンナーもシルソルをベースにした装備ばかり。脚と腕なら何とか使っても良いんですが、その2か所だけだとスキルポイントが微妙にしか付かなくて、珠を駆使してもシルソルで付くスキル一式も満足に付けられない状態。

と言うか、シルソル頭のスキルが優秀過ぎるんですが、個人的に頭にごついかぶりものをするのは見た目的に嫌いなんですよね。だから頭はピアス系か三眼、顔を邪魔しない飾りぐらいにしたいんです。

そんな訳で愚痴を言いながらも、見た目装備と親和性の高い見切りで火力の底上げを図りつつやってます。嫌な事を無理にやるよりは好きな事を突き詰めたほうが楽しいし面白い。プライベートの時間にやってるゲームだしね。まずはクリティカル距離で確実に撃てる様にしないと。



(2012.04.26)(game)CODE OF PRINCESS

『CODE OF PRINCESS』


3DSで発売された昔懐かしのベルトスクロールアクション。セガサターンで好きだった「ガーディアンヒーローズ」のスタッフが作った事と、西村キヌさんがキャラクターデザインをされているので発売前から期待していました。


思い出補正で塗り固められたガーディアンヒーローズの幻想があるのか、面白い要素が沢山あるのにどうしても今一歩と言うか残念な部分が目に付いてしまう残念なゲームでした。

ガーディアンヒーローズを知らずに、DLソフトとして2000円ぐらいで買っていたらきっと感想は全く別のものになっていたと思います。6,090円という定価について考えてしまいました。


良かったところ。

とにかくアクションがヌルヌルと動きます。3ラインを使ったベルトスクロールアクションの新作なんて本当に久々じゃないでしょうか。主人公を4人から選び、クエストと会話パートで構成されるストーリーを進めたり、追加クエストを進めたりします。そしてレベルや装備による育成要素もあり。ちまちまとキャラクターを強くしながら楽しめます。

そして、インターネットによる対戦や専用クエストを使った協力プレイもあり。もちろん3DSを持ち寄ってのローカル協力/対戦プレイもあり。

しかも、キャラクターはストーリー付きの味方4キャラ、敵方4人の計8人のメインキャラに加えて道中に出てくる敵やボス、村人まで含めて50人以上も使え、(特定条件を満たすことで)それらのキャラクターを使ってストーリーやクエストを進める事が出来ます。当然、育成やネットにも対応。

それと、3Dの使い方は本当に上手いです。奥行きを出すことに特化した3D立体視で背景も含めて本当に奥行きが広く出ているのに目があまり疲れないんです。箱庭の中で動くキャラクターを見ているような本当にそんな感じ。この奥行きは一度実物を見て欲しい。

こうやって要素を書いていくと本当に楽しそうなゲームに見えるんです。実際、公開されていたPVは本当に楽しそうだった。


不満だったところ。

ストーリーモードが味方の4キャラ分用意されているんですが、視点が変わっただけで4人ともほぼ一緒のストーリーなんです。なので、最初の1キャラ目はストーリーを楽しめるんですが2キャラ目で既に作業感が漂うようになってしまった事。ストーリーモードがフルボイスなせいもあるかもしれませんが、これだったらボイス無しでも良いので4人分(出来ればメインキャラの8キャラ分)はストーリーを作って欲しかった。

ちなみに、このコードオブプリンセスのストーリーはキャラクターデザインの西村キヌさんの妄想から出来たストーリーらしく、王道で面白いストーリーでした。ちょっと短かったけどね。

次に対戦機能について。オフライン/オンライン問わず対戦をする時に自分がローカルで育てたデータが使用出来ないんです。対戦時はレベルを10~50の5きざみで指定するんですが、ステータスがレベルに応じて自動で振られてしまうんです。そして装備は無し。これが本当に痛い。だって、1人用でプレイしている時にスピードや攻撃力にステータスを極振りして育成したキャラとか居たら、それを対戦で使いたいじゃないですか。せっかく育てたキャラを対戦で使えないのは本当に辛いです。

そして、特定の装備を使った攻撃が極端に強すぎる事。具体的に言うと、1週目のストーリー中に集めた装備を色々組み合わせて使えば、レベル1のキャラクターでもラスボスのクエストが一瞬でクリア出来てしまいます。それこそ10秒かかるかどうかってレベルでの本当に一瞬。

別に装備の組み合わせ自体で強力な攻撃を放てるのは攻略要素として良いとは思うんですが、その強力攻撃でクエストをクリアするとレベルが簡単にカンスト出来てしまうので、地道に戦って色んなクエストをクリアしようという意欲が殺がれてしまう意味では、ゲームの底を浅くしている気がします。

何より、その強力な攻撃を放つ為には特定の装備を組み合わせないといけないので、その装備が出来ないキャラクターその差が開きすぎてしまう事の方が問題。ローカルの育成だけならともかく、ネット対戦においては特に。

それとキャラクターを脇役や敵方を含めて登場キャラ全員を使えるのは良いんですが、メインキャラ以外のキャラがの技や行動が少なすぎ。例えば村人とかだと攻撃方法が1種類(+システム的に用意されているロックオン等)しかなくて、ジャンプも出来ないダッシュも出来ない、そして防御も出来ない。

色んなキャラクターがごちゃまぜになって戦うというコンセプトは面白いし、大きなドラゴンやメインキャラクターに混じって雑魚的や村人が戦ってる、って言うのはすごい楽しいんですが、ここまで行動を制限されると純粋に動かしていて面白く無いんです。せめて弱いけれど頑張れば何とかなる、ってレベルにして欲しかった。加えて前述の通り、そういったキャラをステータス極振りで育成していても対戦に反映されないしね。

総じて中途半端と言うか作りこみが甘い気がしました。ベルトスクロールアクションとコンボが繋がる格闘ゲーム、そしてゴチャキャラアクションを一緒にするって言うのは本当にワクワクして楽しそうなんです。だけれども、プレイヤーはアクション部分においてはファイナルファイトの出来を期待して、ゴチャキャラバトルの部分ではスマッシュブラザーズを期待して、コンボ格闘の部分ではギルティギアみたいなものを期待してしまうものなので、そのどれもが中途半端な感じがしてしまいました。

攻撃力が、ロックオン時に2倍とバースト時に2倍、合わせると4倍。ガードはボタン一つで全方位を完全にガード出来てデメリットが皆無、という仕様もバランス調整を煮詰められていない裏返しのように感じました。


最後に

ボロボロに書いてしまいましたが、このゲーム自体は好きです。動かしていて楽しいゲームであることは事実なんです。けれど、その期待が大きかった分どうしても残念な点が目についてしまうんです。実際のところ、ネットを使って協力プレイが出来るアクションゲームという時点でかなりめずらしいですよね。

最後に、ヒロインであるソランジュ姫の露出っぷり、アクションの動きっぷり、そして大谷育江さんのゾゾ子の演技が本当に素晴らしかった。個人的にはそれだけでも買った価値がありました。

ソランジュ姫はあの露出なのに無駄にエロくなってないのが西村キヌさんの素晴らしさだと思います。クイーンズブレードも同じような露出ですけれど、あちらはエロいと言うか下品に思えてしまうの。なんなんでしょうね、この違いは。



(2012.04.29)(music)THE BEST ANGEL

『快盗天使ツインエンジェル THE BEST ANGEL』



Let's Go Fever Time!!

ベストアルバムを買った。って話なので、アルバムの感想と言うよりもツインエンジェルについて一言書きます。


巡回先のニュース系サイトでその存在を知り、おかげで着ぐるみにも興味を持ち出すキッカケにもなったツインエンジェルですが、今までの集大成とも言えるコンプリートベストアルバムが発売されました。

なんとなく好きになって、そのままずっと好きなツインエンジェルなんですが、よくよく考えてみるとどうやら私は女の子が変身して戦う系のアニメがとても好きみたいです。「銀河お嬢様伝説ユナ」とか「愛天使伝説ウェディングピーチ」、最近だと「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」辺り。何と言うか、見てみて面白いんですよね。

このツインエンジェルシリーズなんですが、主題歌の多くをave;newさんが作られていて、高音女性ボーカルにピコピコサウンド、アップテンポのリズムで聞いていてとても中毒性があります。所謂「電波曲」寄りが曲もちらほらとあって人前で堂々と流すには勇気が要りますが、とにかく聞いていて気持ちの良い曲です。

それに、このシリーズは声優さんも豪華で、最新作の3ではメインどころのキャストが「田村ゆかり」「能登麻美子」「釘宮理恵」「堀江由衣」「柚木涼香」「金田朋子」と何この夢のようなメンツ。男性陣も「檜山修之」「清川元夢」「小山力也」と渋いところが揃っています。余談ですが、メインヒロインの声優さんが軒並み30半ばを超えている辺り、完全にオッサンホイホイな層を狙っている気がします。

キャラクターの中では堀江由衣さん演じるテスラ・ヴァイオレットが好きです。少し影のあるバックストーリーが関係してか、キャラクタソングがカッコいいんです。2の「Violet Phantom//Innocent elegy」を聞いてから一気に好きになった気がします。変身後の服装もドレス風で素敵だし。それにしても堀江由衣さんは腹黒……と言うか二面性のあるキャラクターを演じることが増えた気がします。マルチや成瀬川なる、月宮あゆ辺りの正統派ヒロインのイメージが強いんですが、演技の幅が広がったんでしょうね。

それにしても、これだけ自分が面白いと思っているツインエンジェルや銀河お嬢様伝説ユナ辺りの作品が大ヒットには至らないのは、やっぱり世間的にはそれほど面白くないんでしょうねぇ。絵柄の癖が強いのか声優さんなのかシナリオなのか……。別に自分が好きだから良いんですが、少し寂しくもあります。女の子が可愛い衣装に変身して戦うって、それだけでワクワクするんですけどねぇ。

関係ないですが、ツインエンジェルの曲の合言葉にもなっている「LOVEりたい」って語感が良くて印象に残る良いフレーズだと思うんだ。




<(2012.03.26)(book) 贖罪の奏鳴曲(ソナタ) (2012.05.12)(game)比翼恋理のだーりん(ネタばれ無し)>