Marumaru's TinyPlaza

(2012.10.01)スピッツの『スパイダー』を弾いてきた

友達とスタジオに行ってスピッツの『スパイダー』を弾いて来ました。

家では音を絞って練習しているから、スタジオで大きな音を鳴らせると本当に気持ち良い。そして、自分の音が他の音と重なって曲になってるって感じられる瞬間はもっともっと気持ち良い。

お互いの記録として残している動画で、多分に自己満足なんだろうけれど、やってる本人達からしたらとても愛おしくて、良い肴になってくれます。

撮影するのも回数を重ねてきたので、環境とかそれぞれの音のバランスとか、大分まとまってきた気がします。どうせ撮るなら良い形で残せるに越した事はないし。

それにしても、気心が知れた友達とゆるくやっているバンドですが、気づいたら結構続いている気がします。これからも、お互いの時間の取れる時にお互いのペースでやっていけたら楽しいだろうな。

一緒にする面子が居るって本当に幸せな事だと思う。



(2012.10.04)(movie)コマンドー

『コマンドー』


衝動買いしたDVDその2。

同じようなジャンルの映画でランボーシリーズが好きなので、どうしてもランボーとの比較になってしまうのですが、一言でいえば笑いのあるランボーと言った感じの映画でした。

ランボーは自らの正義の為に戦うどこまでも男臭くて泥臭い話でしたが、コマンドーは攫われた愛娘を取り返す為に途中で知り合った(巻き込まれた)女性と一緒に戦うイケメン&美女の話。

独特で軽快な吹き替えにのせてシュワちゃんが街中で無双するのを笑いながら観ていました。もうね、ストーリーなんてあって無いようなものなんですよ。「娘が攫われた!助け出すぞ!!」本当にそれだけ。地上波で放送する際に少々カットをしても何ら問題無い展開。

娯楽映画はこうじゃなくっちゃね。と納得しちゃった。最後の出撃前に時間をかけて装備を一つずつ装着していくシーンは浪漫だと思うんだ。



(2012.10.04)(movie)ユー・ガット・メール

『ユー・ガット・メール』


衝動買いしたDVDその1。

話題になったのはかなり昔であろう映画。インターネットが普及しはじめた頃でしょうか。ネットのチャットで偶然知り合ってからメールの遣り取りを続けている二人が、実際には街の個人書店のオーナーと、同じ街に進出してきた大型書店チェーンのオーナーで、犬猿の仲だったという話。

ネットを通じてこんな美男美女がで知り合うなんてあり得ない!と突っ込みそうになりますが、そこは映画。よく出来た大人向けの童話といった感じで、見終わった後の印象がとても心地よい映画でした。

実際に会って話をする時に真っ先に印象に残る外見や声を取り除いて、直接的な言葉だけを伝える事が出来る、伝わってしまうネットの遣り取りは伝わる情報量が少ないかもしれませんが、時と場合によっては純粋な言葉の力だけが直接心に入り込んでくるような不思議な感覚になる時があります。

だからこそ作中で二人が話していた、パソコンを起動して新着メールを表す「You've Got Mail」と言う着信音を聞いたは本当に安心すると言うはその通りだと思うんです。

そして、この映画を衝動買いした大きな理由である、こおろぎさとみさんの吹き替え。ヒロインであるキャスリーンを吹き替えているこおろぎさとみさんの演技が本当に素敵なんです。

こおろぎさとみさんと言えば、クレヨンしんちゃんのひまわり役やゴマちゃんが有名で、幼児や動物の声で取り上げられる事が多いですが、同級生の田中美沙や祝福のカンパネラのフィオーレ・ベルリッティのような大人の役も素敵なんです。

ハスキーな声でからっと喋る感じと言葉の間にある空気がとっても色っぽいんですよね。昔、ラジオのパーソナリティをされていた時は眠い目をこすりながらよく聞いたものです。

そんなこおろぎさんがヒロインを吹き替えている作品。もしDVDで見ることがあれば是非吹き替えで見てみてください。



(2012.10.07)(movie)魔法少女まどか☆マギカ 前編

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編/始まりの物語』


封切り日にレイトショーで見てきました。県内の上映館が一か所だけとか流石は大都会クオリティ。上映館が県内にあるだけマシなのかもしれないけれど。

それにしても、レイトショーなのに人が多かった。倉敷MOVIXにこんなに人が居るのを久々に見た気がする。何より黒い人が多い(笑)どうしてアニメ好きの人って格好と言うか雰囲気が似るんでしょうね。だけど、私も傍から見れば紛うこと無きオーラが出ていた気がするのでそんなものなのかも。

映画を観る時はポップコーンとコーラをセットで買う派なんですが、まどかの限定セットが売っていたので祭りの熱気にあてられて買ってきました。

写真だと微妙に分かりずらいかもしれませんが、とにかくピンク。一人だと持ち歩くのを躊躇するレベルかも。なんだろう、りぼんの付録を持ち歩いているようなそんな気恥かしさ。でも、可愛いから良し。

この飲み物のカップのデザインがお気に入り。やっぱり集合絵は映えます。今回の上映分だとまどかは魔法少女になってないけどね!そして、重なり合うまどか×ほむら、杏×さやかの視線を横に一人視線を泳がせるマミさんマジぼっち。散々ネタになってるから今更良いけど、やっぱり扱いが、ね……。いいさ、マミさんの視線は私に向いているんだと思い込んでおくから。


内容ですが、周知の通り総集編です。前後編合わせて240分の上映時間の内、前編は130分と言う事で体感的には殆どカットせずに主要部分を拾っている気がしました。思ったより先の話の内容まで入っていて、どこまで入っているんだろう?と気になっていましたが、「そこで続くのか!」と思わず突っ込みを入れたくなる絶妙の引きでした。

内容的にはTVの総集編とは言え、明らかに分かる新規カットが大幅に入っていたので、かなり楽しめました。変身シーンは全部新しくなっているし。

後、曲に関してですが、新OP曲、ダンスゲーム中のコネクトの新アレンジ、ED曲「Magia」の新アレンジはどれも聞きごたえがありました。特にMagiaの新アレンジはストリングスが聞いていて劇場の大音量で聞くと本当に心地よかった。衝撃の引きからのEDだから余計と印象に残っています。

そして何より、マミさんのテーマにボーカルが付いている!マミさん絡みの戦闘シーンも割と新規カットが入っており、華麗に戦うマミさんは本当に美しいんだけど、マミさんの活躍が輝けば輝く程に全てが死亡フラグに見えてしまいます。

それにしても、この劇場版でまどかの話を見直すような形になった訳ですが、ストーリーを知った上で最初から観ると伏線の張り方が本当に上手いですね。初回視聴時は違和感を覚えなかったようなシーン・台詞も、分かった上で観ると実によく練られているんだな、と感心しました。本当に話の作りが上手いです。

総集編の劇場版を観に行っている時点で完全にまどかのファンな訳ですが、大画面&大音量で動き回るまどかを見られただけで本当に幸せでした。



(2012.10.08)ライトボウガン装備を色々と作ってみた

前回の日記を書いた時ぐらいからライトボウガンの魅力に目覚めて、ライトボウガン用の装備を作っていました。

それまでは弓を使っていて、溜めながら移動して敵の弱点が狙える状態になったら撃ってすぐ距離を取る立ち回りでしたが、ライトボウガンは速射の関係上、敵の弱点(多くは頭)の前である程度の時間静止する必要があるので、敵の動きを観察し先読みして、安全と思われるタイミングで攻撃を置いていく感じになるんでしょうか。難しい分、最大火力を連射出来るので隙を突いた時の火力は素晴らしいものがあります。

そんな火力の高いライトボウガンですが、欠点は持ちこめる弾数が決まっている事。いくら火力が高くても最終的に敵を討伐しないとクエストクリアになりません。そして、ボウガンは弾の種類と属性が噛みあわないと非常に火力が下がってしまいます。その為、対策として以下のような方法が考えられます。

  1. 敵の動き・弱点部位・肉質を把握して効率の良い弾運用をする
  2. 調合系スキルで持ちこめる弾の数を増やす
  3. 武器の長所を伸ばして制限弾数内で倒せる火力にする

今回のライトボウガン用装備作成は、3の為に頑張っていました。弓の場合は結構なプレイ時間を費やした割には、装備作成はあまりしていませんでした。と言うのも、発射タイプの関係で属性弓も使えるものが限られて、特定の敵用の特化装備をいくつか作っただけで終わってしまったのと、何より無属性連射の弓が汎用的に強すぎて、色々と弓を揃える気にならなかったんです。


今週からブレイブリーデフォルトを始める予定なので、それまでに欲しい装備を一通り作れて良かった。

ですが、ライトボウガンは撃つ弾の種類に特化した装備を作ることがソロ攻略をする上での重要な要素だったので、色々と揃えてみました。通常弾特化だけでもクリア出来るかもしれないけれど、時間がかかって面倒なんですよね。

散弾特化装備

アマツと連戦する為に作った散弾装備。散弾は特定の敵には弱点に弾が収束するので、適当な狙いで弱点に複数ヒットする優れもの。その性質から弱点特攻と相性が良く、攻撃力が1.3倍になる散弾特化と合わせた日には……アマツが比較的安定して狩れるようになりました。散弾が有効な敵に対しては使っていて本当に気持ちいい装備です。

属性弾速射汎用装備

みんな大好きエスカドラ一式!前述のアマツ素材で作ったライトボウガン用です。凶針は4属性の属性弾が速射出来るとか、本当に反則的な性能ですね。だけど、そのおかげで体力が高すぎて一つの属性特化だけでは体力を削りきれない三界モンスターや、属性がバラバラな大連続クエストをソロでこなせるようになりました。

敵の弱点属性を調べて、大連続クエストを属性弾を使い分けながら戦っていくのは本当に楽しい。一つの武器に一つの属性が基本のMHP3では属性を使い分けられるのはボウガン系だけの専売特許です。

防具は属性攻撃強化が第一に欲しい関係でどうしてもエスカドラが使いやすいです。防御力が最高なのに加えて、一式で付く回避距離、属性やられ無効も長丁場のクエストをこなすのに本当に便利なスキルです。回復剤の節約もあるし、ウチケシの実の分のアイテムポーチが空くのが本当に嬉しい。ガンナーやってるとアイテムポートは基本的に24個フルで埋まっちゃうし。

通常弾連射特化装備

高火力の通常弾で弱点を狙って敵を倒していく……。そのストイックさに惹かれて作った通常弾連射装備でしたが、実はあまり使い勝手が良くないかも。弱点を突くなら属性弾の方が強いし、大連続は弾が足りないし、そもそも物理弾撃つならヘヴィの方が強いと言うなんとも中途半端な位置づけ。

どちらかと言うと、装備を作る為に連戦したおかげでティガレックス系の動きを覚えられたのが一番の収穫かもしれない。

火属性速射特化装備

「鳳仙火竜砲」って名前がまず格好良い。五文字の単語ってツボに入ると本当に音が良いですね。六波羅探題のように。火は弱点のモンスターが多く使い勝手が良いので真っ先に作りました。

これに限らず、属性特化装備全般に言える事なんですが、所謂「W属性強化」を実現する為に最低限必要な3つのスキルを付ける為のポイントが重すぎて、よっぽど良いお守りを使うか、頭をウカムにして見た目を殺さないと+αのスキルが付けられないんですよね。

せめて最大生産数ぐらいは付けたいところなんですが、それも厳しかったので最低限の見た目を確保して必須スキル3つを付ける装備にしました。それでも胴は完全にアーティアSで固定になっちゃいましたけどね……。

雷属性速射特化装備

流石MHP3の看板モンスター、ジンオウガの武器です。色々と優遇されすぎ。上位最終強化が一発生産可能だったり、スロットが付いていたり、装填数が多かったり、何より斬裂弾が速射出来るし。

斬裂弾速射は破壊王を付けて調合分を含めれば上位モンスターの尻尾を普通に切れました。尻尾が重要なモンスターは雷が弱点の事が多いので何かと使い勝手の良いライトボウガンでした。斬裂弾はエフェクトも良いしね。

水属性速射特化装備

一発生産が出来ないので下位から強化していく必要があるのがちょっと面倒ですが、ロアル素材なので上位に上がりたてで作れる属性特化ボウガンと言うのは良いですね。多分、ライトで進めて行ったならガンキン系辺りで大活躍した事でしょう。

氷属性速射特化装備

ウカム頭の呪いを逃れる為に、ウカム腕を苦労して作ったと言う因縁の装備。腕装備って性能が良いものが多いかわりに要求素材が厳しいですね。それでも、腰はバンギスになっちゃったのでもうちょっと何とかしたいところ。

見た目装備

今回の装備達を作ってる時に気づいたお気に入り見た目装備。ドレス風なんちゃって巫女さん具合と後ろからの見た目が気に入っています。スキル?スロットが10ぐらいあるからお守りと合わせれば2,3個付くでしょ。状況に応じて、最大生産数や状態異常+を使っていこうかな、と。

この装備、なにげに胴のユアミ以外は全部レア7装備なので、防御力が高くスキルをちゃんと付ければそれなりに実用になりそうです。


今週からブレイブリーデフォルトを始める予定なので、それまでに欲しい装備が一通り作れて良かった……。



(2012.10.12)ブレイブリーデフォルトをはじめてみた

SQUARE ENIXのブレイブリーデフォルトを買ってきました。


以前に見た公式のPVの雰囲気に一目惚れして買いました。あまりにPVが好きすぎて、体験版すら勿体無くて出来なかった程。なんとなくこれは自分に合うんじゃないかな?っていう直感があったのでそれを信じました。

FF5のようなジョブ+アビリティシステムに加えて、ドット絵をそのまま3Dに起こしたような愛らしいグラフィック。どことなく懐かしさを感じるような世界観。そして、音楽がSoundHorizon。


丸一日遊んでみての感想なんですが、本当に懐かしさを感じるような雰囲気です。昔、SFCでやっていたようなゲームの雰囲気を壊さずに綺麗に最近風にしています。と言うか、DSのFF3リメイクに私達が求めていたのはこんな感じなのかもしれない。

とりあえず3Dキャラが可愛いの。FF5のドット絵ジョブを髣髴とさせるようなデフォルメの雰囲気を残したまま違和感なく3Dにしています。武器や盾がグラフィックに反映されるのも良い。そして何より、今まで長きに渡って伝えられていた「白魔法使い=ローブ」の公式を覆す絶対領域を備えた白魔法使いのグラフィックに感服です。まさに白魔法使い界の新しい地平線と言っても過言じゃないかもしれない。

ま、それは冗談ですが、3Dグラフィックが本当に可愛いです。各キャラの特徴を活かしつつ、ジョブの特徴がはっきりと出ています。


それと、インターフェイスがちょっと変わっていて、ボタンで決定する以外に、全体的に十字キーの右で決定、左でキャンセル(一つ前に戻る)という操作が徹底されているんです。イメージ的にはWindowsのスタートメニューの階層を開いているような感じ。なんでこんなインターフェイスなのかな?と思っていたんですが、これ左手だけでゲームが操作できるようにしてあったんです。

アナログスティックで移動しながら、十字キーの上下で選択して、右もしくはLボタンで決定。話しかけたり扉を開いたりするのは全部Lボタン。これは何かをしながらのプレイに非常に便利でした。当然、戦闘も同じように操作できるんですが、戦闘はボタン連打じゃ勝てないバランスなので、戦闘中だけはちゃんと画面見て無いとやられます(笑)


戦闘や細かい部分は後から書くとして、他に特徴的に思えた部分。ローカルで勧める一人用RPGなのにネットを使う部分がそれなりになるってこと。

メインのストーリーとは別にゲーム内で村の復興を行うんですが、最初は自分ひとりで、すれ違い通信ですれ違った人が村の復興を手伝ってくれるみたいなんです。復興内容も「道具屋の復興は1時間」みたいな感じでリアルの時間と連動しています。で、一人でやれば1時間ですが、二人でやれば30分なんですね。

だから、すれ違いまくって復興人員を増やせば多分すごい勢いで復興が進むはずです。で、この復興を進めると武器防具が手に入ったり、ダンジョンのセーブポイントに店が出来たり、必殺技が使えたりと……クリアに必須ではないものの、進行が楽になることは間違い無いと思います。

なんだか、一昔前に流行ったブラウザ上のSLGみたいなミニゲームですが、これはこれで面白そう。田舎なのですれ違いを確保するのが大変そうですが、一応救済策として毎日一人はランダムで復興要因をネットから拾ってこれるみたいです。

あと、3DSのフレンド機能で登録したともだちに対して、自分のPTメンバーの特定の行動を配信したり、アビリティの一部共有みたいな事が出来るみたい。基本的には一人でローカルで進めるゲームなのに、部分部分で友達と共有出来るっていう試みは面白そうです。


あ、そうそう。それと、ゲームを開始して一番最初にARを使った面白い仕掛けがありました。3DSならではの仕掛けでゲームの導入としてはインパクトがあって良かった。

色々と書きましたが、ネット関係や連動アイテムとかの関係で、発売直後にみんなで一緒に始めたほうが面白いゲームだと思うので、3DSを持っている人は是非一緒にやりましょう。そしてフレンドコード交換してください(笑)



(2012.10.14)(movie)魔法少女まどか☆マギカ 後編

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編/永遠の物語』


一応、内容に触れているのでネタばれを気にする人は気を付けて下さい。















先週に引き続きまどか劇場版の後編を観に行ってきました。総集編+αとは言え、間が一週間しか空いていないのが良いですね。おかげでテンションが高い一週間を過ごす事が出来ました。

内容ですが、基本的にはテレビ版をなぞる形で上手く編集してまとめた感じ。ですが、シーンが丸ごと追加されたり、新規カットが多数あったので満足度は高いです。特に戦闘シーンが、劇場の大画面+音響+新規カットが相まって迫力が上がっていました。

個人的には最期の終わり方を変えてくるのかな?とちょっと期待していたんですが、最後はTV版と一緒だったのが残念。ですが、TV版を視聴済みの人にとってはED後の劇場版3作目の予告が全てと言っても過言ではない程の期待の持たせっぷりです。でも次は来年の3月なんよね……待ち遠しすぎる。

と言うか、前編の時も書きましたが、劇場の大画面と音響でまどかを観られるだけで本当に幸せです。新規シーン&カットも本当に効果的に使われていたし。公開初日、レイトショーの劇場のロビーに溢れんばかりの人が居て、スタッフの人が「劇場版まどか☆マギカ後編の列はこちらですー」と連呼していたり、アニメのTシャツを着ている剛の者が居たりと、そんなムードも全部ひっくるめて楽しかった。

観に行った倉敷のMOVIXは岡山県で唯一の劇場版まどか上映館と言う事もあり、遠くから来ているような人達も結構居て、同じ作品を好きな人が一堂に会したお祭りなんだなぁ、と感じていました。やっぱり好きなものは、一人で楽しむよりも他の人と一緒の方が楽しいに決まってる。ニコニコ動画でコメントを通じて共有するのもいいけれど、やっぱり好きな人達が沢山集まっているその空間の"熱"みたいなものが好きなんです。

それと、前後編を両方観ると貰えるフィルムはまどかの母親、詢子さん。シーンの内容を合わせて考えると十分当たりの気がします。と言うか人物で良かった(笑)

ピントが上手く合わなくてボケボケ写真になってしまいました。


余談ですが、まどかの話って魔法少女が「髪のリボンをほどいて髪をなびかせる」シーンが特徴的に描かれている気がします。アルティメットまどかのほむらにリボンを渡すシーン、ほむらがループの中でまどかを守ると決めるシーン、杏子がさやかと一緒に消える事を決めるシーン。どれも、物語的に重要なシーンで少女の決意のようなものを象徴として描かれている気がします。

だけど、マミさんには作中で髪をおろすシーンが無いんですよね。なんか本当にマミさんって作中の扱いが酷いわー……と思っていたら、ありました。公式のマミさんが髪をおろした画像。

これは……マミさんの決意と受け取って良いのでしょうか?(キリッ


下ネタで〆てしまいましたが、まどかが好きな人達に対するプレゼントのような映画でした。



(2012.10.16)ブレイブリーデフォルトにはまってます

先日買ったブレイブリーデフォルトにはまっています。割とけっこうな勢いで。

今、油断して1時間分ぐらいの苦労が水泡に帰したので、気分転換に日記でも(笑)ダメージ床を回復せずに特攻してたら新しい敵にエンカウントして、いつものように全員でブレイブ攻撃したら倒しきれずに3ターンなすすべもなく攻撃を食らって終わり。切ない。


今、火の神殿前ぐらいまで進んだところなんですが、このゲームは色々と物理職が優遇されているような気がします。

私、魔法職が好きなので、ナイト・モンク・黒魔・白魔って言うFFの王道パーティーで進んでいたんですが、途中から敵が1ターンで倒せなくなったんです。このゲームは行動を3ターン分前借りして1ターンに4回行動することが出来るんですが(当然、その後は3ターン何も出来ない)、敵のバランスが4回行動で総攻撃したらちょうど倒せるぐらいのバランスなんですよ。

そうすると、当然白魔法使いなんて戦力にならないし、弱点を突けば強い黒魔法使いもただでさえMP消費の激しい黒魔法を一度の雑魚戦で何度も使うわけにはいかず、必然的にナイトとモンクの二人が攻撃の要になっていたんです。そうすると、戦闘が1ターンで終わらなくて敵の攻撃を食らって回復が必要になってMPが……と言う悪循環に。

更に、戦闘を1ターンで終わらせるとEXPボーナスがついて、1ターンキルの回数を重ねる程にボーナスが増えていく仕組み。つまり雑魚戦を1ターンで終わらせないとどんどんジリ貧になっていきます。

そのことに途中で気づいたんですが、白魔・黒魔はジョブをマスターにするまでは変えたくない!と言う気持ちがあったので、そのまま頑張って使っていたんですが、ジョブレベルの上限が全く見えないので諦めて物理職に変えました。そうしたら戦闘が楽なこと楽なこと。今までの苦労は一体なんだったんだろうって感じです。

それ以外にも、魔法職が冷遇されている原因として、魔法職にジョブチェンジしてもジョブレベルを上げて魔法のアビリティを上げないと魔法が使えないんです。具体的に言うと、時魔法使いなんですが、時魔法なんてコメットを手に入れるまで有効な火力魔法が無いにも関わらず、コメットが手に入った時点で時魔法使いになってもジョブレベルを上げるまでコメットが使えないんですよ。多分、大多数の人が時魔法使いを使うタイミングはメテオを覚えた時だと思うんですけれど、その時になって時魔法使いをメテオが使えるジョブレベルまで上げる苦労を考えるとね……。

更に、前列後列の概念が無いので、HPや防御力の低い魔法系キャラでも前衛と同じだけダメージを食らってしまいます。私がよく分かっていないだけで本当はジョブによってヘイト値が違ったりするのかもしれませんけれど、どうも魔法職と物理職が同じラインに並んで戦っている姿に違和感を覚えてしまいます。


とまあ、勢いで色々を書けるぐらいはまっています。

何というか、昔に一番はまって未だに自分が好きなゲームの上位に居るFF5にゲームの文法が非常に近いんです。結局FF5の回顧なのか!って思われそうだけど、違うんです。自分が大好きなゲームのシステムや世界観で、新しいプラットフォーム、新しいグラフィック、新しい音楽で新しい冒険が出来るって本当に素晴らしいことだと思うんですよ。

冒険で思い出しましたが、今回はネットの情報を完全に遮断しているので、試行錯誤や失敗をしながらの先が見えない展開を楽しんでいます。ジョブ・アビリティの一覧やジョブレベルの上限ぐらいは欲しいところだけど……そこは我慢の子。おかげで新しいジョブが入るたびに新鮮な喜びがあります。


ネット環境やすれ違い通信、フレンドコードを交換できる知り合いの存在が、ゲームを進める上で非常に有利になるので、FF5が好きな人は是非一緒にやって欲しいゲームです。



(2012.10.22)オリオン座流星群を見に行ってきた

21日がオリオン座流星群のピーク日だったので夜に近所の天文台付近の原っぱに流星群を見に行ってきました。

最近は流星群が来る日に天気が崩れる事が多くて残念だったんですが、今回は降水確率0%、西日本ならどこでもばっちり見えると言う好条件の日でした。

田舎に住んでいるので普段でも星はそれなりに見えるんですが、天文台付近に行くと本当に沢山見えます。星が多すぎてどれが星座か分からないぐらい(笑)天文台の近辺は条例で光を規制しているので、街灯やコンビニの灯りが無いのが大きいです。こういう時ばかりは大都会岡山に住んでいて良かったと実感出来ます。

この日は1時間ちょっと眺めていたんですが、尻尾の長い流れ星や流れている途中でキラッと輝く流れ星が見れたので満足です。続けて見える事もあれば暫く見えない事もあったんですが、細かいのも合わせると二桁は見れた気がします。ニュースでは1時間平均10個見えると言っていたので、ほぼ事前情報通りでした。

それにしても、星空を眺めている時の何が好きかって、目が慣れてきて夜空に星が増えていく瞬間です。最初は有名な星座の輪郭ぐらいしか見えなくて星座の線が頭の中で見えるんですが、そのうち空が星で埋まってきてどれが星座か分からないようになって、星がすごく近く見える時の不思議な感覚が好きです。

だけど、目が慣れて星が沢山見えるようになっても、車が通りがかってライトの光が視界を横切ったり、手元で懐中電灯を使ったりすると一瞬で星が見えなってしまいます。

星はいつでもそこに在るのに遠すぎて光で照らせないから、こちらの明かりを暗くして目が慣れたら初めて肉眼で見られるんです。これってなんだか素敵ですよね。星に限らず、大切な輝きはいつでもそこに存在しているのに、躍起になって探すと見えないものなのかもしれません。気持ちを落ち着けて、目を凝らして、そっと放たれている小さな輝きを感じられるようになりたい。



(2012.10.27)ブレイブリーデフォルトをクリアした+α

ブレイブリ―デフォルト、やっとクリアしました。

そのままクリアした勢いで、全キャラのLvカンストとJobカンストまで育てちゃいました……。

こんなに夢中になってゲームしたのは久しぶりです。プレイしている時はとても楽しい時間でした。

内容については賛否色々とあるので、箇条書き的に思った事を書き留めておきます。ネタばれは極力しない方向です。


通信機能について

一人用のRPGなのに通信機能を使った仕掛けが色々とあったこのゲーム。通信機能を使っている部分は大きく分けて二つ。

1つ目は村の復興イベント。すれ違い通信で村人を増やしていき、武器屋や道具屋、必殺技の特性付与屋等に人員を割り当てて復興をしていくイベントです。それぞれの施設には「Lv1:必要時間1時間」のようにLvと必要時間が設定されており、実際の時間と連動して進んでいきます。当然、沢山の人数を割り振ればその分早く終わります。

すれ違い通信をする事で村人が増えていき、報酬として便利なアイテムがもらえたりします。救済策として日に一度、1人~3人ぐらいの村人をネット経由で招待出来るので、すれ違いが出来ない人に対して最低限の保障はなされています。スリープにしている時間も復興は進むので、基本的にプレイをしている時は一点集中で村人を割り振り早く復興を終わらせ、寝る前に各所に少人数を割り振り、朝起きたら終わっている。と言う流れになるんじゃないかと思います。

私の場合、一度すれ違いで6人村人を増やしましたが、それ以外は毎日配信される村人だけを使い、クリアする頃にはちょうど全部の復興が終わるぐらいだったのでちょうど良いバランスなのかもしれません。強い武具が買えるようになっても、買うだけのお金も要るし、あれば便利と言った感じの救済策だと思います。復興自体がブラウザゲームで一昔前に流行ったシミュレーションのような感じなので、そう言うのに慣れている人には良いのかな。寝ている間にゲーム内の事柄が進行していくのはRPGとしては珍しいので、本編の妨げにならない程度なら楽しめる良い要素だと思います。

2つ目はフレンド登録をしている友達に対する機能、アビリンクとデータの配信です。自分の行動を配信して、友達が戦闘中に使えるようになる機能と、アビリンクと言う繋がった友達のジョブが使えるようになる機能。配信された行動は一度使うと使用出来なくなりますが、また配信して貰えば使えるようになるので、リアル友達と頻繁にデータをやり取りするなら割と便利に進める機能だと思います。強い技を配信して貰えばボス戦とか助かるしね。

データを受信時に、配信してくれた人の簡易ステータスや装備が見られるので、「これだけ強いデータを配信した」と言う顕示欲に繋がる為、フレンド登録している人と競ってしまう要素だと思います。ネットゲームの見た目装備のようなね。基本は一人で遊びながらも、友達の進行状況がゆるく確認できて、それがゲームの中に少しだけ反映される。これは楽しい要素でした。これはプレイするタイミングやプレイ環境も関係してくるので、数年後にプレイしたらまた感想は違ってくるんでしょうけど。

それとアビリンク。ジョブレベルの上がりが中盤まではゆるやかで、中盤の時点で最初から使っているジョブがやっと一つ二つマスターになるかどうか、と言うバランスなので、自分が育てていないジョブをアビリンクを使って試せるのは非常に助かりました。特に戦闘に関係ない補助的なスキルをアビリンクで補えるとプレイが快適になります。

このアビリンク、救済策としてCPUキャラクターが最大4人配信されるみたいなんですが、出来ればフレンド登録した人とアビリンク登録して、キャラクター4人共にアビリンクを設定した方が絶対にゲームが楽しめます。私はリアル知り合いを一人アビリンクに登録していたんですが、そのおかげで楽しめた気がします。これ、4人ともをリアル知り合いでアビリンクしているとすごい熱い展開になると思います。

3DSならではの機能について

前述したアビリンクによるフレンドとの連携等のネットワーク機能に加えて、ARやカメラ機能を上手に使っていて、3DSならではの新しい楽しみ方を見せてもらいました。昔ながらのRPGの骨組みを自然に拡張する形でこれらの機能が組み込まれているので、RPGの進化を純粋に味わえました。

強いて言うなら、ネットでゲームの公式サイトに登録する事で各種アイテムが貰えたり、アビリンクを始め各種機能が動いているので、ネットワークに全く接続出来ない環境だと多少物足りなさを感じるかもしれません。これも時代の流れなんでしょうか。

それと、雑誌やCDについているコードを入力することで限定アイテムを貰えたりするんですが、コードに入力期限が設定されているので、後になってこのゲームを買うとアイテムのコンプリートは出来ないかもしれません。フレンドによる連携と合わせて、スタートダッシュに遅れると全てを味わうのが難しいかもしれません。が、私はスタートダッシュで始めたので皆と一緒に新しい世界に挑めると言う前向きな解釈で楽しめました。この辺り、ネットゲームの感覚に多少近いものがあるかもしれません。

ストーリーについて

ストーリーで面白かったのは、ARやアビリンク連携機能、カメラ等を全てストーリーを盛り上がる為の伏線としてちゃんと組み込んでいるところ。基本的には一人用RPGなのに、この展開は面白いし新しい、と感じました。

だけどね……「またこの展開なの!?」と思った事も確かです。全体的な雰囲気をここまでSFC時代のファンタジー世界に設定したんだから、ストーリーも変にひねったものじゃなくても良かったと思うんですよ。むしろ、これでもかってぐらい骨太でしっかりに肉付けされた王道ファンタジーを楽しませて欲しかった。

この展開はこの展開で良いんだけど、これはRPGでやるに適した話ではないかもしれない。今改めて考えると、FF5のストーリーって本当に良く出来ていたと思います。旅の途中で出会って無を倒す事になった面子が、過去の暁の4戦士の子孫とか熱い展開でした。雄大な大自然を駆け回りながら、だからこそ最後の次元の狭間って言うギャップが活きる展開。えぇ、FFシリーズの中では5が一番好きです、私。

それに、各種演出を始めとして過去のFFシリーズに対するリスペクトを数多く感じたんですが、そのどれもが縮小再生産に思えました。グラフィック的な部分では原作を超えているかもしれませんが、そのシーンが必要な理由付けと演出の魅力が足りない気がしました。「ああ、これはFF○の××シーンがもとだな」って思って終わりだと寂しいんですよ。

UIについて

このゲームのインターフェイスはちょっと変わっていて、十字キーで選択してボタンで決定を言う従来の方式に追加する形で、右で操作の階層を一つ進めて、最後の階層で右を押すと決定。逆に左で操作の階層を一つ戻って、一番上の階層で左を押す事でその操作をキャンセルっていう操作が入っています。Windowsのスタートメニューを想像してもらうと分かりやすいんですが、スタート→プログラム→アクセサリ→メモ帳→(メモ帳起動)みたいな感じです。

この動作に加えてLボタンに決定+便利ボタンが割り振られている事で、左手だけでゲーム中のほぼ全ての操作が出来るんです。これは地味に便利でした。何かをしながらゲームをするのにゲームの操作が左手だけで完結するから邪魔にならないんですよ。

ここまでなら便利なだけだったんですが、一部の操作がタッチパネル限定だったのが残念です。多分、左手操作の一環でしょうが、タッチパネルの左端にシステムメニューが出ていて、セーブを始めとしたゲームの必須操作をするのにタッチパネルが必須なんです。それに、移動に使う飛空艇の操作や村の復興等の操作が完全にタッチパネル専用で、ボタンだと出来ません。タッチパネルを指で触るのは指紋がつくし、ペンは伸縮式で取り出しにくいしで、あまり3DSでタッチパネル使いたくないんですよね……。RPGなんだから十字キー+ボタンで全ての操作が出来るようにして欲しかった。

音楽について

音楽はSoundHrizon(以下、SH)主宰のREVOさん。もともとSHが大好きなので嬉しい限り。SHの曲は厨二っぽいとか、台詞が長いとか色色々言われて好き嫌いが分かれる曲ですが、ファンタジーの世界観には厨二テイスト全開の曲の方が盛り上がりますね。と言うか本当に盛り上がりがすごいんです。普通の曲に混じって聞くとクセがある楽曲ですが、もともとゲームミュージック畑の人だし、ファンタジーの世界を舞台にしたゲームを盛り上がることにかけてはまさにプロです。

だけど、ED曲のコーラスは……好みが分かれるところかな(笑)

システムについて

ブレイブ&デフォルトと言うターンの前借りシステムは面白かったです。全員で3回ブレイブすれば、全員が1ターンに4回行動で爽快感が増します。そして3ターン前借をするってことは、最初のターンが終わると3ターン何も出来ない訳で、この辺りのリスクとリターンのバランスが面白かったです。

戦闘のスピードも早送りがあるのでサクサクと進んで気持ち良いし、ヒット数の数だけ武器を振って「カカカカ…」っていうSEが入るのは何とも懐かしいところ。

雑魚戦がみんなでブレイブして1ターンで倒すというバランスだったので、魔法職や補助職を沢山入れていて1ターンで倒せなくなるととたんに厳しくなるのは、なんてパワーゲームと苦笑してしまいましたが。戦闘のボーナスに関しても1ターンキルでボーナスが入り、それを継続する事でボーナスの幅が増えていく方式なので、1ターンキル出来ないと色々と厳しかったのが残念。せっかくジョブとアビリティを色々と組み合わせられるので、準備ターン→殲滅ターンみたいな戦い方だと効率が悪いんですよね。

それと、基本の文法がFFのそれを使っているので、どうしてもFFと比べてしまいますが、赤魔法使いをマスターにしても「れんぞくま」に相当するものが無かったり、「みだれうち」に相当するものが、4ヒットの合算ダメージになっていたり、メテオが同じく4ヒットの合算ダメージだったりと、複数ヒットする手段が殆ど無いのが残念。逆に言うと、ダメージの上限である9999はどの職業でも比較的簡単に出せるので、どの職業でも全く使えないって事は無いんですが。

なので、ダメージを追求しようとすると、どうやっても1ターンで一人が9999×4(ブレイブ込み)しかダメージを出せない魔法職よりも、二刀流することで、理論的には9999×2×4を出せる物理職の方がダメージの伸び代があるんですよね……。結局、レベルを上げて物理で殴れ!を地で行く展開に魔法職好きとしてはちょっと残念なところ。一部の攻撃スキルや魔法に関してはダメージの限界突破があっても良かったんじゃないかな。それか、複数回ヒットを出せる手段を作るかして欲しかった。とは言え、適当にやっても後半は9999ダメージが画面に踊る戦闘と言うのは、それはそれで気持ち良いですが。

あ、だけど「黄泉送り」のスキルだけはゲームをつまらなくしてると思うんだ。そのおかげで全キャラカンストが出来た訳だけど、別にカンストさせたい訳じゃなくて、色んなジョブとスキルを組み合わせて遊びたい訳だから。

なんだかんだで

楽しめたRPGなので、「SFC時代のRPGが好きだった人は触ってみて。面白いから。」としか言えないゲーム。どうせやるならプレイ人口が多いうちが楽しいよ!




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