Marumaru's TinyPlaza

(2013.07.01)『五月雨20ラブ』を弾いてきた

友達とスタジオに行って、けいおん!!の「五月雨20ラブ」を弾いてきました。

新しく買ったJazzmasterの初演奏でした。ドタバタ過ぎ。

今まで、撮影環境が悪くて音が上手く撮れなかったり、画像がいまいち鮮明じゃなかったりしたので、今回は新しくZOOMのQ2HDを導入して撮影してみました。

ライブ録音に特化した機材で、音量を設定を決めればボタンを押すだけの簡単設定で入力音量も自動設定してくれる親切っぷりです。これで今までより綺麗な画質・音質で録音出来るようになりました。ぬるぬる動画すぎて違和感があるレベル。

しかし、ちゃんとしたフレームの動画で撮影して改めてみると、私以外のギターとベースの友達の動きがすごい…こんなに格好良い事やってたんだ。

今回、自分のパートがキーボードの裏打ちのリズムに合わせて弾いていて、練習の時はキーボード入りの音源を流しながら練習していたので入りがグダグダになってしまったのが反省点。裏拍のリズムを意識出来るようにしよう。

そんな事より、リードギターとベースの友達の演奏を見て下さい。動画がヌルヌルになった事で指使いもちゃんと見えるようになりました。この曲自体がベースである澪の曲と言う事もあり、ベースがメロディを演奏しているっていう珍しい曲なので出来ればウーファー付きのスピーカーかヘッドフォンで聞いて貰いたいです。

最後に、一緒に演奏してくれた友達二人に本当にありがとう。とても充実した楽しい時間。

余談ですが、足元にエフェクタ類が増えると絵面がバンド!って感じになる気がします。



(2013.07.02)PSO2とウェディングドレスと私

PSO2で、欲しかったウェディングドレスを手に入れました。

あまりの嬉しさに、解像度の高いPC版PSO2をプレイしている人にお願いして、PC版から私のキャラクターのスクリーンショットを撮って頂きました。ですので、今回の日記中の写真は全てPC版PSO2のものです。

裾のボリューム感と飾りの花の造形がすごいんですよね、このドレス。この格好でダンジョンを歩いているだけで楽しい。ついでに少しレベルを上げて背中ユニットのリュクスエール(写真中の黄色い羽みたいなの)も装備出来たから、個人的にPSO2はこれをもってクリアで良いかもしれない。

しかし、私のこのキャラってVita上で可愛く見えるように、動きがちゃんと分かるようにとキャラクターメイクしたから、PC版上で見ると結構顔が濃いんですよね……。vita上だとかなりきつめにデフォルメをかけないと見た目に分かるぐらいの違いにならないのが仇になった感じ。でもまあ、十分に可愛いけどね!

またね~(みたいな感じのポーズ)


そう言えば、この日記を書きながら、ROではウェディングドレスを着ていない事を思い出しました。キャラクター結婚させてないからね。ROは結婚させるのに実費で2M近いお金が要るからちょっと敷居が高いんですよね。やってた当時は2M使うなら有用な装備を買いたかったし。

まあ、クライアントを入れ直すのも面倒だし利用権も切れちゃってるし、何より同じサーバに一発ネタの結婚を頼めるような知り合いももう居ないだろうから、当面保留にしておこう。



(2013.07.05)其れは凍れる刻の目覚め、青春の邂逅

ここに取り出だしたる今週のファミ通。

開いてみると……

ファッ!?


祝!!Newラブプラス+開発決定。


うん。言いたい事は色々あるんです。だけど、本当に嬉しい!好きな作品の続きが出るって事は純粋に嬉しいです。まだ知らない新しい寧々さんに会えるって事。


そしてここからはちょっと愚痴になるんですが、1年4ヶ月前のNewラブプラスで感じた絶望感。煽るだけ煽っておいてNewラブプラス発売と同時にぱったりとメディアから姿を消した内田P。そして何事も無かったかのように始まる内田P製作のとんがりボウシシリーズ続編の広報。

ラブプラス方面で言うなら、結局正式サービスが始まらないまま終わってしまったNEWラブプラス カノジョメール{Newラブプラスカノジョメール}やソーシャルゲームのラブプラスCollectionでのそれまでの発言を反故にして突如追加される4人目のカノジョ・雪乃玲。更に「ラブプラスはどうなったんだ!」ってツッコミのもと、内田Pとミノ☆タローさんのリソースを潤沢に投入して開始された……と思ったら47都道府県分のキャラが揃わないままクローズを迎えた「風雲!なでしこコレクション」。こうやって書き出してみるとすごい迷走っぷりが伺えます。

そりゃ、内田Pだって仕事でやってる訳だし、上からの指示だってある、ラブプラスだけをやってる訳じゃない。考えれば考えるほど色んな事情が透けて見えてきて嫌になります。


だけど、内田Pが無印ラブプラス発売前後のインタビューで語った事は、本当に熱の入った「分かっている」人の発言だったし、Newラブプラスでやろうとした各種機能やコラボは、結果はさておきユーザを楽しませようとする気持ち、「こんなのがあったら楽しいだろうな」って言う気持ちに満ち満ちたものだと思います。

だからこそ、Newラブプラスの発売から1年4カ月の間、Newラブプラスの開発チームに一人でも良いから人員が割り振られていて、開発や調査・修正が行われ続けていて、そこに内田Pの意思がちゃんとした形で介在していたなら……。そんな希望を想像してやみません。

もしそうであるなら、Newラブプラスはもっと素晴らしいものになるに違いないと確信しています。ラブプラスはその性質上、瞬間最大風速的に盛り上がるゲームではなくて、気が向いた時にちょこちょこ遊んで、何気ない日々やお正月、クリスマス、誕生日等の時節のイベントをカノジョと一緒に過ごすソフトだから、短期的な視点ではなくてどうか長い目で見て育てるコンテンツにして欲しいものです。

多分、他の多くの彼氏達も思っていると思いますが、Newラブプラス+は無理してクリスマスやバレンタインに合わせて発売してくれなくてもいいです。それに強引なタイアップキャンペーンもいらない。そこに寧々さんの「魂」さえ感じられれば、それで良いんです。

以上、一、寧々カレシの意見でした。



(2013.07.11)今夜、星を見に行こう

このところ、うだるような暑さが続いていました。空には雲ひとつ無い快晴。本当に青い空。

そんな日だったので、夜に急に思い立って近所の星が綺麗な山まで星を眺めに行っていました。ちょうど新月に近い時期だったので月明かりも無くて星を見るには絶好の日でした。星を眺める時は曇っているかどうかよりも、新月に近い時の方が星が綺麗に見えます。普段は仄かに空を照らしてくれる月明かりですが、そんな明りでも星のかすかな輝きを覆ってしまいます。

山頂付近にある天文台の近くにある湖の近く、人が殆ど居ない私のお気に入りの場所に行ってシートを広げて一時間ぐらい星を眺めていました。満天の星空で本当に綺麗でした。

夜空を5分ぐらい眺めていると、目が慣れてきて急に星の数が増えて星が明るく見える瞬間があります。その瞬間が大好きなんです。星との焦点があったような気分になれるから。いつもそこにある星の姿をやっと感じる事が出来て、星空との距離が近くなったような、だけど彼方に連なる星との距離の隔たりを感じられるような、そんな素敵な瞬間です。

夏の大三角形の見分け方

星をずっと眺めているだけでも楽しいんですが、どれがどの星か分かるようになるともっと楽しくなります。

夏の星と言えば、ベガ、アルタイル、デネブで構成される夏の大三角形が分かりやすくて有名です。夜空を眺めていると明るい星が3つ見えるので、三角形自体は簡単に見つけられても、どれがどの星かと言うのは案外分かりにくいものかもしれません。なので、大三角形の簡単な見分け方でも書いてみます。

まず、夜空を見上げて、7月~8月頃の22時前後だと、比較的空の真ん中辺りにある一番明るい星、これがこと座のベガ、織姫さまです。

夏の大三角形は正三角形ではなくて二等辺三角形のような形なんですが、織姫さまから近い方の星。もし天の川が見えるなら、天の川にかかるように輝いている星、これがはくちょう座のデネブです。

最後に織姫さまとデネブから少し離れたところにある明るい星がわし座のアルタイル、彦星さまです。

これで、女の子と星を見に行った時に「あれがデネブ、アルタイル、ベガ」って指差すことが出来るし、女の子だったとしても、「織姫さまは見つけたけど、彦星さまが見つからない、これじゃ一人ぼっち」って嘆くこともなくなりますね!(何の話だよ)


これだけだと少し分かりにくいので、もう一つ。星を見るときに本などで見ると「~の方角」と書いてある事が多いんですが、どちらが北で南なのかって分かりにくいと思います。なので、方角を知るために指針となる北極星を探します。

夜空を眺めると空の下の方に柄杓の形をした北斗七星が並んでいます。形が特徴的なので有名な星座です。その北斗七星の柄杓の先の2つの星。その二つの星を結んだ線を柄杓の外側の方に5倍程度伸ばしていくと、比較的明るい星があります。これが北極星ことポラリスです。北斗七星は空の下の方にあるので、北斗七星が見えない場合はすみません。

北極星はよく基準になる割に大三角形の星程明るくないので、同じごぐま座のβ星コカブと間違いやすいんですが、ざっとした方角を知るのが目的なので、「北斗七星の柄杓の先を伸ばしたところにある明るい星」が見つかれば、北極星でも他の星でも問題はないです。

これで、ざっとした北が分かったところで、方角を確認して「大三角形の3つの星の中で一番西にある星」が、こと座のベガ「こと座のベガから見て北極星に近い方の星」がはくちょう座のデネブ、遠いほうがわし座のアルタイルになります。

ベガは本当に明るいので分かりやすいと思います。

星を眺めるときに、少しでもいいのでどれがどの星か分かるとぐっと楽しくなると思います。もし星を見る事があったら試してみてください。


余談ですが、今回星を眺めている時に、夜空を端から端まで渡るように尾をひく流れ星が見れました。なんだかとても得をしたような幸せな気分。


2013.07.13 P.S. 星に詳しい友達に教えて貰ったので、一部修正。



(2013.07.18)(game)君と彼女と彼女の恋

『君と彼女と彼女の恋』/Nitro+


前情報が無い状態で、「一度目」を自分自身で体験するのが大切だと思うソフトです。

ネットで見ていて、そんな感じがしたので、ネタバレに触れる前に買ってプレイしてみました。初回版はUSBメモリにデータが入っていて箱もコンパクトです。あ、ちなみにエロゲーです。

こんな感じで一辺が10センチぐらいの箱に入っています。このパッケージなら家に普通に置いておいても大丈夫ですね。

紹介する時に「内容は言えないから、興味があったらとにかくやってみて」って言うしかないソフトってあります。一発ネタなので旬の内に出来れば初回版パッケージで体験して欲しい。こういう書き方しか出来ない時点で何となく内容の想像はつくかもしれませんが、確かに今までに無い新鮮な経験が出来ました。

一つだけ書くと、話の最後に2択の選択肢があります。そこで本当に悩みました。分かっていても本当に悩みました。そんな体験が出来るので、時間があるときにじっくりと腰を据えて一気にやって欲しいゲームです。ちなみにプレイ時間は多分15時間前後だと思います。

クリアしてから知ったんですが、シナリオライターさんがシュタゲの人でした。なんとなく納得。


※ここからはネタバレです。直接的なネタバレは少ないかもしれないけれど、未プレイの人には本当に読んで欲しくない。逆にプレイ済みの人には是非読んで欲しい。よければコメント等を頂けると嬉しいです。






























何かを選択する時って色々と判断基準があります。それぞれの選択における利害を考えてみたり。自分はどうしたいのか?を問いかけてみたり。

ですが、どう考えても正解が分からない選択と言うのはよくあります。どちらの選択にもそれぞれの理屈と正しさと想いがある場合なんて特に。

最後の選択、本当に悩みました。考えれば考えるほど分からなくなりました。だから最後は勢いで決めました。

だけど、エンディングの後で後悔しました。今も後悔しています。それは自分がその選択をした理由に気づいたから。自分が好きだからと言う理由ではなく、「こっちを選んだ方が物語の核心に触れられる、本当にテーマを知ることが出来る」一度しか選べない選択肢だから、「このソフトの本当の姿が分かる選択」そんな理由で選んでしまった自分に本当に嫌気がさしました。

ここからは自分の意見です。この最後の選択肢の構図は本当によく出来ていると思いました。「物語に囚われている少女」と「次元を超えて自分(君)を一途に愛してくれる少女」と言う構図。普通に考えれば物語としてのヒロインはアオイなんです。アオイを物語から解放した先にある結末こそがこのソフトのテーマであるように感じられました。そして、そこにアオイ自体に対するプレイヤーの好感度が加えられます。

対して、美雪はヤンデレと言う側面はあるものの、とにかく自分(君)を愛してくれます。その為に世界を作り変え、次元を超えて自分(君)と繋がってくれました。あのシーンは声優さんの演技もあって本当に印象に残っています。そして何より、ゲームの後半はずっと美雪と接しているので触れている時間が長い分、愛着が沸くんですよね。10の質問なんて無意味なぐらい美雪の色んな事を知る(知らされる)ぐらいに延々彼女と過ごしていましたから。

こうなると一度しか選べない選択肢で、ゲームの本質を取るか純粋に愛着が沸いているキャラを取るかと言う二択になったような気がしました。そして前提として美雪との約束は一度反故にしています。

こんな事を書いている時点で、敢えて書きませんが私がどちらを選んだかは明白だと思います。

今、本当に後悔しているんです。だけど、その後悔はもう無駄なんです。そんな行き場の無い気持ちを与えてくれたソフトでした。なんで私は自分でお金を払って買ったゲームでこんなに凹んでいるんだろう。嘆いているのだろう。落ち込んでいるんだろう。本当に意味が分かりません。

この選択はあくまでゲームの中の事であり、自分の人生には何も関わってこないでしょう。人生の転機なんてものでもありません。だからこそ、自分が趣味としてプレイしているゲームで、自分の意思で選んだ純粋な自分の選択に対して、後悔してしまいました。利害の全く無い純然たる自分の意思だけの選択なので、気持ちをぶつけるところが無くて余計に腹立たしいんです。だからこうやってBlogに書きなぐっている訳です。

だけど、最後の選択肢をもう一度選び直す事だけはしません。セーブデータの退避もしてません。(公式FAQの「よくある質問」にセーブデータの場所と言う項目があるゲームなんて初めてですよ)自分が選ばなかった方の結末を見る事だけはしません。それが自分の矜持です。

みなさんはどちらを選びましたか?



(2013.07.21)(book)運命のバーカウンター

『運命のバーカウンター』/高橋 仁


ビジネスの格言に簡単なストーリーを付けた本。経営に悩む主人公がたまたま迷い込んだ都会のバーで不思議なオジサンから小話を聞いて、その中の格言―例えば「水割りを飲む社長の会社は、利益も薄い」―がそのまま章のタイトルになっている本。

格言に対するストーリーは、熟語集における例文みたいな扱いなんだろうけれど、それにしてもストーリーが短すぎる。話の面白さ云々以前にその格言の意味すらちゃんと説明出来ていない気がしました。

何となく、「もしドラ」を連想させる内容なんだけど、話はもしドラの方がしっかりしてた。あっちは一つのストーリーとしてそれなりに読めたから。

新聞の小窓コラムを集めたような内容でした。もしかしたら本当にどこかの連載だったのかもしれませんが。



(2013.07.22)(movie)劇場版 STEINS;GATE

『劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ』


今更ですがシュタゲ劇場版。観に行ったのは少し前で、観た当時の熱は失われているんですが、記憶から消えないうちに感想を覚書。


※ネタバレ前提で書いているので、映画及びシュタゲ本編がまだの方は気をつけて下さい。










シュタインズゲート世界線の過去部分を使ってオカリンが鳳凰院凶真として目覚めるキッカケを描いた事が素晴らしい。と言うか個人的にそこが全て。

祖母が亡くなってショックを受けているまゆりを救う為にオカリンがまゆりを「人質」にする訳ですが、確かに何かのキッカケが無いとあそこまでの変化は難しいですから。ゲーム本編でタイムリープを繰り返して紅莉栖が死んでしまう世界を回避するオカリンですが、「紅莉栖とまゆりが二人とも死なない世界(世界線)」の過去では紅莉栖がオカリンを救う為に頑張っていたって言う展開は熱いです。ダイバージェンス1.048596-シュタインズゲート世界線-は本当に幾重の奇跡を紡いで出来上がった細い世界線なんだな、と。

それに、ゲーム本編で登場したメインルートの3つの世界線、α世界線、β世界線、シュタインズゲート世界線の中で過去が明らかになっていないのはシュタインズゲート世界線だけですもんね。上手い具合に設定を使ったなと関心しました。

ですが、シュタインズゲートの「世界線」「バタフライエフェクト」と言うのは本当に便利な概念ですね。一昔前ならパラレルワールドの一言で片付けられていたのに、これらの概念を使うことで「未来を改変する」「世界をループさせる」と言う物語の構成がそれなりの説得力を持って出来るようになったと思います。ここら辺、SFファン的には何を今更……って言われそうですが。

例えば、劇場版の「R世界線」の考え方。シュタインズゲート世界線から0.000001%だけずれた世界線で、シュタインズゲート世界線が安定しない世界線だから何か強烈な出来事で固定しないと近くを走るR世界線に引き寄せられる、そんな感じだったかな。後付でサイドストーリーやIFストーリーを好きなだけ作れる設定ですね。

シュタゲ自体はPSPで新作が出たり、劇場版BDの限定版に新録ドラマCDが付いていたりと世界は広がり続けているようですが、私の中ではこの劇場版で一段落。いくら続きが作りやすいからと言っても、もとが綺麗にまとまっている話なのであまりまぜ返すのも綺麗じゃない気がします。

あ、劇場版のデレまくった紅莉栖も良かったです。



(2013.07.26)『フラッシュバック』を弾いてきた

いつもの友達と3人でアジカンのフラッシュバックを弾いてきました。

今回は岡山まで足を伸ばして、ラッシュと言うスタジオに行ってきました。岡山駅からJRで一駅の西河原から徒歩で数分で立地の良い場所にあって、倉庫の中に木製のスタジオが並んでいるような作りでした。中のロビーが広く開放的で、スタジオ自体もアンプやシールドを沢山の中から選べる等、使いやすい場所でした。立地が岡山と言う事もあって気軽には行けない場所ですが。

今回、この岡山のスタジオを使った理由は、近くの旭川沿いにある吉備土手下麦酒醸造所でスタジオ後の反省会をしたかったから。外は夏真っ盛りで暑いけれど、スタジオ行った後に地ビールの美味しいお店で乾杯するって、なんか良いよねー、と言う事で決まりました。

3人で木曜に休みを合わせて朝一で電車に乗って岡山まで。なんだかちょっとした小旅行気分です。


で、今回のフラッシュバックなんですが、いつもはボーカルとバッキングをやっていたんですが、今回初めてリードギターのパートを弾きました。この曲は短くて簡単だけどいろんな要素が詰まっていて、初めてリードをやるには良い曲との事だったのでこの曲に決まりました。

確かに、イントロのアルペジオに始まり、ブリッジミュート、オクターブ奏法、ユニゾンチョーキング等、短い中にも格好良い要素がこれでもかと詰まっていて、弾いていて良い練習になりました。だけど、それぞれの要素は単純な内容で、基本的なリズムも8ビートなので他の人と合わせやすいと言う良い曲でした。何より格好良い。

それと、前回の五月雨20ラブを弾いた時?から導入したZOOMのQ2HDが良い仕事をしてくれています。一気に動画の画質と音質が上がった気がします。流石HD画質。今までのノートPCとWebカメラって環境に比べて格段に持ち運びが楽だし、入力のボリュームを自動調整してくれるから撮影&録画はボタン一つでOKだし、ディスプレイが付いてるからその場で映像を確認出来るし。やっぱり特定の分野に特化した専用機と言うのは使いやすいものですね。これはジャンルを限らずに。

それに、最近買ったばかりのジャズマスターをアンプの大音量で鳴らせて気持ちよかった。家で練習する時のクリーンな音も好きですけど、オーバードライブのエフェクタで歪ませた音も格好良かった。いつも使ってるマルチエフェクタじゃなくて、友達に借りた「SD-1」って言うオーバードライブエフェクタだったんだけど、こっちの方がシンプルで使いやすい気がする。自分でも一つ欲しいところ。

何より、ギターとベースの友達、今回は岡山まで足を伸ばすことになったのに付き合ってくれて本当にありがとう。色々あったけど楽しかった。これが俺達の夏フェスだ!



(2013.07.30)(book)海賊とよばれた男

『海賊とよばれた男』上・下/百田 尚樹


新聞広告でたまたま見かけた本だったのですが、作者が以前に読んで面白かった『風の中のマリア』の人だったので読んでみました。

この人の本はとにかく読みやすいです。読みやすいと言うか気づいたら読み進めてる。難しい言葉をあまり使ってない。会話が多い。等、理由は色々とあるんですが、何よりの理由は登場人物の意思がしっかりと描かれている事だと思います。だから続きが気になって一気に読んでしまいました。

内容は一代で丁稚から大会社を築き上げた国岡商店店主、国岡鐡造の生涯を書いた話です。読み終わって知ったんですが、国岡鐡造のモデルは出光興産の創業者である出光佐三のようでした。

戦争や国内外の圧力等、様々な時代の潮流に翻弄されながらも自分の意思を貫き、社員の為、そして国の未来の為に戦い続ける鐡造の姿は読んでいて気持ち良かったし、勇気を貰えました。陳腐な言葉かもしれませんが、日本人で在る事とは何かと言う事を説いた伝記かもしれません。

それにしても百田さんの話の構成力はすごい。流石構成作家の人です。事実として存在する歴史の頁を紐解きながら、国岡鐡造(出光佐三)とその周りの人々に焦点を当てて一つのストーリーにしているんですから。しかもその内容が、まるで国岡鐡造と一緒に生きているように感じるぐらいのリアリティでした。巻末を見ると、本当に沢山の資料を使って書いてるのが分かりました。『風の中のマリア』の時も思いましたが、膨大な資料による知識に裏づけされたストーリーだから説得力があるんでしょうね。




<(2013.06.28)Jazzmasterをお迎えした (2013.08.01)(movie)言の葉の庭>