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(2013.11.15)(movie)魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語

『劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語』


劇場版まどかマギカ新編を観てきました。と言っても2回目ですが。最初観に行った時はドタバタしていて感想を書けなかったので、2回目を観終えた時点での感想。

1回目観た時は、話の内容を理解するのに必死で、内容そのものを楽しむ余裕が無かったんですが、2回目を観た時は素直に「面白かった!」と思えました。

と言うのも、普通の映画は最終決戦でみんなで力を合わせて巨大な敵を倒すんだ的な部分での映像や音楽等「画面から得られる」情報で興奮して気分が盛り上がる事が多いんですが、この映画はそう言った画面的に盛り上がってる場面ではなくて、何気ない普通の会話シーンの中で、それまでの物語の流れやキャラクターの心情等を考えていると「自分の気持ちの中」から湧き上がってくる面白さを感じる事が出来ました。

映画ならではの気合の入った映像を大画面の銀幕で大音量と共に味わえるのは映画ならではの魅力ですが、そんな劇場映画において物語をじっくり味わって自分の中で消化した上で心から面白いと思えるのは贅沢で幸せな事なんじゃないかと。

あ、言うまでも無く映像も本当に綺麗でした。特に、魔法少女の変身シーンのセンスがお洒落。セーラームーン辺りで確立した(と思ってる)魔法少女における変身シーンアニメの基本を踏襲しつつも新しい表現の変身シーンを見た気がする。光に包まれて部位毎に変身後の衣装に着替えていく従来の表現に比べて、POPのような二次元的な表現とコントラストの強い色が前面に出して、変身過程よりもキャラクターごとの変身のイメージを表現していたのが印象的でした。そう言えばキャラクターごとにダンスも違っていたし。

機会を作ってもう一度ぐらいは観たい映画です。


余談ですが、倉敷イオンのイルミネーションがとても綺麗でした。写真だと分かりにくいですが、光の粒が降っているような演出が幻想的でした。クリスマスに向けて更に電飾を増設しているようだったのでクリスマス辺りは更にすごいことになってそう。




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