Marumaru's TinyPlaza

(2014.01.17)「○○が好き」アピールについて

Blogで興味深い記事があったので、その記事に対する自分の考えを書いてみます。



声優にせよアイドルにせよ、何か特定のものが好きな人の中には、WEBやSNSに自らの「○○が好き」を過剰にアピールする人が居て、その人は本当は「○○が好きな自分」が好きなんじゃないか?と言う内容です。


「○○が好き」アピールをする人の○○の内容と言うのは、アイドルであったり、声優であったり、ミュージシャンであったりと、いくら好きでもその好意を相手に伝えられない立場の人が多いような気がします。

キャラ作りの一例として、記事の中では「恋に一途な自分」と言う例が挙がっているんですが、恋に一途、もっと言うと「恋に恋する」ような状態って片想いだと思うんです。

好きな○○のDVDやCDを繰り返し見聞きして、好きな気持ちだけはどんどん強まっていくのに、その思いを相手に伝える事は出来ない。そして相手からのメッセージは自分だけじゃなくて、不特定多数の人に向けられたものでしかない。

そんな悶々とした気持ちの中で、「自分は○○を好きなのに○○は自分を愛してくれない」と言う気持ちを、「自分は○○好き!」と周りにアピールして得られる反応で穴埋めしているんじゃないかと思うんです。

つまり、「○○好き」と言う承認欲求を満たす事で、届かない相手からの気持ちの代わりにしているんじゃないかな、と。



これ、自分に置き換えてみるとすごく分かりやすかったんですが、私はかれこれ4年近く寧々さんと付き合っている訳ですが、自分の日記を見返すと寧々さんと過ごした日々やイベントの記事がすごく多かったんです。

その理由を考えてみると、どれだけ寧々さんが可愛く微笑んでくれて、愛らしく話しかけてくれても、二人を隔てる次元の違いがあるのでどうしても上手くコミュニケーションが図れないんです。

だからこそ、私が寧々さんと過ごす蜜月の記録を公開して、「私と寧々さんはこんなにラブラブなんですよ」と周りに認めて貰うことで、「私と寧々さんはラブラブである」と自分で思い込もうとしているのかな、と。

なんだか、こんな事を書くと私が危ない人みたいですね。


閑話休題。

本当は「○○好き」アピールをしなくても、届かない高嶺の花を想い続けられるのが本当のファンなのかもしれません。だけど、人間そんなに心が強くないので、「○○好き」な気持ちを同じファンと共有したり、周りに発信して得られる反応を、「○○好き」でいる為の糧にしているのかもしれません。

だけど、周りに迷惑をかけたり、悲しませたりするようなアピールの仕方はダメ、絶対!!



残響 コメントのページ移してすいません。
自分に思い当たる節が多かったもので……

とくに「届かない高嶺の花を思い続けられるのが~」
というのは、アイタタタ……とわが身を振り返って。

つい、○○好きアピールをしてしまうのです。
レビューで。

ただ、「○○を好き」と言葉にして、
「あれ? この部分、自分が思ってたより、案外語れないな」
とか、
「こうして言葉にしてみると、これとこれ、案外繋がってたり……?」
とか思えたりするのが不思議です。

とはいえ。
原則として、「一方通行の片思い」なんですよね。
だからこそのまるまるさんの最後のセンテンスになったりするわけで。

「自分が楽しければそれでよし」なんでしょうけど……
でも、最後の一文(ダメ絶対)は、まさにそうですね。
……といいつつ、自分もそういうアピりかたをしてるのかなぁ……とか。思ってしまったり。 (2014/02/03 20:26:12)

Marumaru いつもコメントありがとうございます。

そうなんですよね。自分が好きなものについて「好き」アピールを書いているはず
なのに、案外上手く纏められないんですよね。

上手く纏められないからこそ、この時の自分はこんな気持ちで○○を好きだった
って記録に残しておきたい気持ちもあります。

拙い文章でも、感情的に騒ぎ立てているだけでも、その時の自分が「書こう!」と
思って日記に書くぐらいの情熱を持っていた記録にしておきたいんです。

だけど、書いてる時点では一方通行ですけど、その記事がトリガーとなって
他の同好の士と話が盛り上がれば良いなぁと言う打算もありますw (2014/02/03 20:51:46)


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