Marumaru's TinyPlaza
(2017.02.15)(game)スライドプリンセス
KindleFireを触っていて何かゲームでも…と適当に探していた時に見つけたゲーム。
脱出ゲームなんですが、比較的簡単で(真エンド以外)サクサク進む爽快感と、小さなマップの中に詰め込まれたギミックが心地良いゲームでした。
最初はその可愛らしい絵柄に魅かれて始めたんですが、面白くて気づいたら夢中になって最後までやってました。
最初はファンタジーの世界観でスタートするんですが、徐々に違和感が増えていきます。一応、クリアすれば何が起こってるかは分かる様になっているんですが、クリアとは別にステージ毎に隠されたファイルがあり、それを読むことで知るバックボーンがワクワクしました。
ゲーム内にCMが入るんですが、基本的にステージクリアの為のヒント閲覧時にCMが表示されるのが上手いなぁ、と。しかし、CMが入るとは言え、こんなゲームが無料で遊べちゃうのか。
(2017.02.23)(movie)ソードアート・オンライン -オーディナルスケール
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』
面白かった。時間はちょうど2時間ぐらいで中だるみもなくて、アニメ好きならほぼ楽しめる娯楽映画でした。
ソードアートオンラインは今となってはMMORPGモノの代名詞みたいになりましたが、だからこその王道展開を見せ付けてくれたような気がします。キリトさんの俺TUEEEEEE!っぷりも、ハーレムっぷりも、それをちゃんと調理して完成度の高い王道展開を作っているんです。そして、アクションシーンが何だかんだで本当に熱かった。いい年して、見ててワクワクしちゃいました。
思い返すと、90年代ぐらいは「剣と魔法のファンタジー世界」が溢れていて、中世風の世界観に想いを馳せ、SFファンタジーを見ては、壮大な宇宙を駆ける浪漫に想いを巡らせ、そして今はバーチャルMMOを舞台としたファンタジーで、限りなく現在と繋がっている近未来を描くことによって、生活とリンクした現実感のあるファンタジー世界に想いを広げているのかもしれません。そういう意味で、ソードアートオンラインは今の時代に即したファンタジーの姿なんだろう、と。
- ラストバトルがとにかく熱かった!!ああいう全員勢揃いの戦いは定番だけど燃える。歌1曲分の尺だったからちょっと短めだったのが残念だけど。一人カットみたいな感じで。
- と言うか、アスナがユウキの想いを背負ってマザーズロザリオ撃ったシーンで軽く泣いた。良いファンサービスだ。
- 空から今までの仲間が降ってくるシーン、ベタベタと言われようとも、あれがエンターテイメントだよ。
- SAOサーバからデータロードしたユイがシノンの格好はサービスですって言ってたけど、ALO仲間の方が大サービスだろって思った。ラスボス討伐戦とは言え、SAO基準のボスをALOの遠距離魔法と、GGOの銃でフルボッコにしてる姿はちょっと可哀想。
- VRとARの比較みたいで描かれてたけど、結局最後はVR……というかSAOなんだよね。スタジアムの椅子に座ってVRダイブしてる姿はシュールだけど、シーン的にはかなり熱かった。クラインの「VRでは無敵だぜ」ってちょっと意味深。
- でもって、やっぱり最後はキリトさんのスターバーストストリームですよねー。分かってたけど。
- VR世界でSAOラスボス討伐したポイントでランキング1位になって、そこで獲得した剣を使ってARゲームのボス的を薙ぎ払うとっていう割と無茶苦茶な俺TUEEEEEEE!シーンを熱く魅力的に描く事が出来る事こそがSAOの魅力だと思う。
- オーグマーって今の時代だと想像しやすいウェアラブルデバイスだけど、グラスのようなスクリーンを使わずに視界に情報を表示してるのはすごい。どうやってるんだろ?
- 国も関わってるプロジェクトだから、記憶スキャニング機能が極秘に組み込まれているところまではまだ良いとして、オーグマーがアミュスフィアの機能限定版ってのは流石に発売した時点で分解した人が気づいてるんじゃ……とか。
- エイジのかませ犬っぷりが良い意味で際立ってた。ランキング2位の時点でそうだし(まあ1位はユナだと思うわな)、SAO時代内気だった少年が黒幕に身体能力強化装置を授けられユナの記憶を取り戻す為に無双したけど、エイジの記憶を手に入れるところまでが目的だったんだよ!って、ここまでベタベタなの久々に見た。
- キリトが自販機殴ってたシーン、フィクションだし大した事じゃないけど、現実と混同して叩く人がネットに現れるんだろうなぁ、と想像に難くない。
- バイククラスタが運転中スマフォとか車線変更に突っ込んだり、剣道クラスタが素振りについて突っ込んだりする未来も見えた。
- アスナがお母さんを連呼してたから、お母さんが出るのかと思ってたから出なかったのが残念。(アスナ母のCVは林原めぐみ)
- アスナがキリトを部屋に呼んで押し倒されたシーンの表情がやたらエロかったり、ラスボス戦突入時のリーファの胸がやたら目立ってたりしたけど、EDスタッフロールのカットで取り上げられていて、やっぱり確信的だったんだと。
- で、ED後はアリシゼーション編の導入仄めかし。小説もアリシゼーション編終わった事だし、是非アリシゼーション編もアニメ化して欲しいところ。