Marumaru's TinyPlaza

(2021.01.02)ギラ・ドーガを組んだ

新年明けましておめでとうございます。 本年も何卒よろしくお願いいたします。

ってことで、新年早々HGギラ・ドーガを組んでました。 去年はコロナの関係で12月の行事がほぼ全て無くなり、唯一の楽しみだった同級生との年末BBQも中止になってしまったので、30日に勢いでポチったら大晦日に届きました。クロネコさん、年の瀬の忙しい時にスミマセン。Amazonは愚民に英知を授けてくれる……。

本当は年明けに同級生と初売りでガンプラを買いに行く予定だったんですが、それも中止になったのでちょうど良かった。今年は本当に色々良い事になって欲しい。

しかし、ここ数年、ガンプラを組んでたら新年と言う感じがしてきました。何事も継続は大事。無心で組んでると写経のような心の安寧が得られる気がする。

そんな訳でギラ・ドーガ。夜に友達と話しながら組んでたら一晩で組み上げてしまった。(完全なるパチン組みですが)

ギラ・ドーガ良いですよねぇ……。量産機の美学。ジオン系量産機の完成形。折曲がりの盾や盾の裏にグレネードが付いてたりと、色々なギミックが好き。

盾の裏に弾薬を積むのはどうなんだって気もしますが、盾なら誘爆した時に左腕が飛ぶぐらいで助かるかもしれませんが、背中とかに背負ってて誘爆したらコックピットごと爆発して危ないから、とか強引に解釈してみます。そもそもグレネードに被弾して誘爆した時点でかなり危機的状況な訳で、それだったらむき出しよりは盾の裏に隠しといた方がまだマシ?そもそも宇宙空間の戦闘で盾の有効性ってどれくらいなんでしょうか。

が、編隊を組んで出撃する時、盾を構えた後ろにライフルを構えた状態で進軍する構図がとてつもなく格好良いので、その為だけにでも盾は必要です。

そして逆襲のシャア自体が大好きなんですが、物語的に最後に良いところを貰ってるのも印象的な機体です。アクシズを落とそうとしたのはシャア大佐の独断で、俺自身は地球をダメにしたくないんだ!っていう勝手な妄想が捗りますね。

しかし、気づけばこれで逆シャアのMSも、HGヤクト・ドーガ(クエス機)から始まって、RGνガンダム、HGギラ・ドーガとだいぶ揃ってきました。次はやっぱりRGサザビー辺りですかねぇ。ギュネイ用ヤクトも捨てがたい。連邦のリ・ガズィやジェガンでもいいんですが……。あの辺りはストイック過ぎて塗装とか前提の気がする。



(2021.01.05)(game)メトロイド

『メトロイド』(FC)


正月に遊んでいたんですが、書くのが遅れました。

SwitchのNintendoOnlineに付いてきたソフトです。買い切りが好きなので3DSのVCにしようかとも思ったんですが、NintendoOnlineはモンハンRISEでどうせ加入するし、他のタイトルもたくさん遊べるからこっちでいいか、と。SwitchだとProコン使えるので操作性も良さそうですし。

このシリーズは初めてでした。昔、スーファミの雑誌を買っていた頃にスーパーメトロイドの存在は知っていて、なんか難しそうなゲームという印象でした。

今回、Vtuberの伊東ライフさんが配信でこのタイトルを遊んでいて、未プレイゲームの実況を見るのもなぁ、とプレイする事にしました。

で、クリアしたんですが。ぶっちゃけ途中から攻略サイトを参考にしました。探索アクションで攻略を見たらあかんやろ!って感じですが……。ただ、攻略見た上でも十分に難しかった。特に最後のマザーブレインが本当に苦労しました。が、伊東ライフさんの配信を見ていると数回でさくっとクリアしていたので、自分が下手なだけなんだと思います。

とにかく隠しルートが多くて、そこを見つけてアイテムや装備を手に入れてパワーアップしていくのが基本なんですが、その隠しルートの位置が全く分からない!しかもMAPが同じような感じでどこにいるかよく分からない。しかもアクション部分が難しい。ってことで攻略を参考にしていたんですが、おかげで隠しルートのルールみたいなものが何となく分かってきました。

クリア後にそのままSFCのスーパーメトロイドを始めてみたんですが、ビームが遠くに飛ぶ!斜めに撃てる!動きがキビキビしてる!何よりオートマッピングがある!とかなり遊びやすそうな感じになってました。アクションは相変わらず難しいんですが、システム面でのストレスがかなり軽減された感じ。

何より、惑星ゼーベスに再び降り立って、最後のあの展開の部分を逆に進み、マザーブレインとかつて戦ったであろう場所を進んでいく展開が熱い。きっとFC版で見たような場所がまた出てくるんだろうなぁ。最初にFC版やっといて良かった。



(2021.01.28)(book)盤上の向日葵

『盤上の向日葵』/柚月 裕子


初代菊水月の名駒を軸に繰り広げられる将棋指しミステリー。ミステリーと言っても読んでる途中で展開は分かっちゃうんですけどね。

時代の違う2つの視点を交互に繰り返しながら話が進んでいき、最後に綺麗に繋がるのは気持ち良かった。構成が綺麗で読みやすいんです。ページ数の割に本当にさくっと読めた感じ。

2017年の作品と言う事で、藤井聡太さんが出てきた頃ですよね。将棋ブームの中で作られた作品と言う感じがしました。羽生さんを模したキャラクターも出てくるし。しかし、りゅうおうのおしごと等々で将棋の基礎知識が付いたおかげで、将棋作品を将棋部分も含めて楽しめるようになった気がします。

作中で賭け将棋の「真剣」が出てくるんですが、将棋が勝負の世界と言う事もあってその辺りと相性が良いんだと思います。読んでいて「3月のライオン」「ハチワンダイバー」の要素を思い出しつつ、「りゅうおうのおしごと」で描かれている勝負の世界の鋭さを改めて実感しました。

繰り返しになるんですが、構成は本当に綺麗なんです。が、綺麗過ぎて読後感が少し薄いかも。主人公よりも真剣師の東明さんの格好良さが引き立っていました。向日葵に絡めて主人公とゴッホを重ねているんだと思うんですが、ガンダムSEEDの種割れ的な感じで使われていた"向日葵の花が咲く"演出がぽっと出でイマイチ消化不良な感じ。伏線を綺麗に回収する為に主人公すらも便利に使われていた感がありました。特に後半。

改めて奨励会3段リーグって地獄なんだなぁ、と。

余談ですが、北国のひなびた温泉に行きたくなる作品でした。




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