Marumaru's TinyPlaza

(2022.04.08)飯盒炊爨をしてきた

念願だったトライポッドを使って焚き火での飯盒炊爨をしてきました。場所はいつもの河原沿いのキャンプ場。陽気に包まれ、桜が舞い散る最高のロケーションでした。

ざっくりと設営を終えてからの初手コーヒー。本当はここでビールを開けられたら最高なんですが。

そして、先日買ったモーラナイフコンパニオンでバトニング。今回は焚きつけに割り箸や薪セットの細い焚き付けを使わずに、バトニングで細くした薪と山で拾ってきた松ぼっくりで焚き火を始めました。

ナイフでバトニングってちょっと不安だったんですが、ナイフの背を薪でコンコン叩いてると面白いぐらいにスパスパ割れて楽しかった。

火がついたので料理用の太い薪をくべる。火が移るのを待っている間に、前からやってみたかった缶詰の炙りをやってみました。

この缶詰の炙りってお手軽な事もあってキャンプの定番らしいんですが、比較的最近の記事だと缶の塗料等が溶け出すとかであまり推奨されてなかったんですよね。なので、実際のところはどんな感じなのか自分でやってみたかったんです。

結論ですが、バーナーの弱火で温める程度なら大丈夫な感じがしました。焚火に入れたり、強火でグツグツやると流石によろしくないのかなと思いましたが。何はともあれ、これは自己責任の範疇でやることにします。

そしてトライポッドに飯盒を吊り下げ。いやー、この絵面をやってみたかった。本当に最高。

広葉樹のかなり太めの薪をくべたので、ご飯を炊いている間は安定した火力でした。風が結構あったのでウィンドスクリーンを展開しておいて大正解でした、ペグの安定感。

が、途中でペグとウィンドスクリーンを繋いでいるリングが壊れてしまう自体に。最初から付いてる本当に細いリングだったので仕方ないかなぁ、と。次はもうちょっと太めのリングを用意する事にします。

焚けましたー。ちょっと、これ、かなり良い感じなんじゃないの!?水の量と炊く時間を守っただけなんですが見事な炊きあがり。1合炊きの飯盒で1合だけしか炊かなかったからちょっと心配だったんですが、これなら大満足。

裏で温めておいたレトルトカレーと、一緒にボイルしていたウィンナーを乗っけてお昼ご飯完成!(湯煎の鍋で食べ物を調理するの気にならない人なんです……)

自分で言うのもなんですが、かなり良い感じで見栄えのする見た目な気が。そして美味しい!外で食べるの自体美味しいのに、春のうららかな日に自分で飯盒で焚いたご飯を食べるとか、本当に幸せ。

欲を言えば、上手に炊け過ぎておこげが出来なかったので、おこげを食べてみたかったなという気持ちも。飯盒炊爨と言えばおこげ!ってイメージなので。

余談ですが飯盒の蓋に付いてるハンドルが、食べる時の持ち手になってすごく使いやすかった。これが無いと、手袋や新聞紙で熱い蓋を持って食べる羽目になるところでした。

このハンドルがあるから、蓋をフライパン代わりにも使えるみたいなので、いずれその使い方も試してみたい。目玉焼き作りたい!

そして〆ラーメン。サッポロ一番塩ラーメンはキャンプの正義。余ったウィンナーを投入してちょっと贅沢版です。ちなみにこのお湯はカレーのレトルトを湯煎した時のお湯。うん、この利用方法が気にならない人なんです……。

薪の残りを燃やしながらまったりと微睡んでいました。本当にぽかぽか陽気で気持ちいいです。

焼き鳥缶詰、ご飯1合、カレー、ウィンナー、ラーメンと結構な量を食べたのでお腹ぱんぱん。足りない後悔よりは食べきれない懺悔の方がいいよねっていうデブ思考。


今回、コーヒーがインスタントだったのでケトルを持って行かずにコッヘルでお湯を沸かしてました。飯盒の蓋を食器にしたりもして、一つのものを色んな用途で使いまわしが出来るようになるとキャンプしてるって気がして楽しいです。

そう考えると、シェラカップが欲しくなるんですよね。色んな用途に使え回せそうって意味で。300MLぐらいでコップや食器に使えて、直火出来るやつ。そして取っ手を折りたためてコンパクトに収納出来るチタンのが欲しい。出来れば底にエンボス加工でメーカー名とか入ってると格好良い。

あと、買ったばかりの椅子に火の粉が飛び散って割と大きな穴が穿たれちゃったんですが、耐火素材じゃないと本当にすぐに穴開いちゃいますね、気を付けないと。

それにしても本当に楽しかった!ちょこちょことギアを買い揃えてようやく飯盒炊爨が出来て、デイキャンプとして一つの到達点にたどり着いた気がします。

今後はテントやタープで陽射し除けを作ったり、宿泊したり、違うキャンプ場に行ってみたりと、やりたい事は色々あります。その場面をイメージしながらギアを選んだり眺めたりするのが本当に楽しい時間です。

そういう風にやりたい事は尽きないんですが、そもそもが自然の中でのんびりしながら焚き火したりご飯食べたりってする時間を楽しむのが目的なので、たまにデイキャンプに行ってのんびり出来ればいいなぁ、と。

ギターもそうなんですよね。ギターの小物を揃えたりするのも好きなんですが、たまに好きな曲のコード譜を見つけて弾き語る時間が好き。何と言うか、あまり向上心が無いのかもしれない。




<(2022.04.02)(book)ふたりソロキャンプ公式はじめてキャンプ (2022.04.11)(book)ヒロシのソロキャンプ>