Marumaru's TinyPlaza

(2022.09.15)ダイヤモンド張りをしてきた

せっかくゆるキャン△タープを買って、早く使いたいのになかなかタイミングが合わない日が続いてきましたけど、やっとデイキャン出来ました。キャンプ出来ない間ってギアだけが増えていきますね……。

という事で、備忘録代わりに写真を貼っておきます。

ここキャン。いつもの場所です。川が近くて平らで使いやすく無料!

ダイヤモンド張りをしてきました。この張り方ずっとやってみたかったので嬉しい。よく見ると後ろをタープの中に入れ込むのを忘れていますね。

正式な張り方だとガイドロープ2本使ったり、後ろも引っ張ったりするんでしょうが、とりあえずこんな感じで。初めてだから結構時間かかってしまった。後ろとサイドの片側をペグダウンしてからポールを立ててからサイドのもう片方をペグダウンすると良い感じでした。

しかし、黄昏時も相まって思ったより映える画像が撮れて嬉しい。

刺身で晩酌!言葉は要らない。

ごはん炊き。4合炊きの飯盒は1合炊くのに持て余すので、アルミのクッカーを導入しました。SnowPeakの定番クッカーが良いのは分かっているんですが、安いのを買って雑にやってます。全ては自分のよろこびの為に。

そして肉!キャンプって、とりあえず火を通して焼いたり温めとけばいい、みたいな料理が増えるのでこのフライパンはとても重宝してます。

炊きたてご飯ってなんでこんなに美味しいんでしょうか。外で食べてるから猶更。少々焦げてたりしてても、どうせ食べるのは自分だから雰囲気補整で何とでもなるっていう安心感が良いです。

ご飯が余ったので、ツマミも兼ねて追いウインナー。今回の料理って味付け肉も含めてちょっと塩分高めなので気を付けないと。手軽な料理をするとどうしても塩分が高くなりがち。

〆にポタージュスープ。焚き火でスープをコトコトするのは浪漫です。

焚き火を眺めながらのんびり。夜の焚き火は最高です。



(2022.09.23)(book)ハヤブサ消防団

『ハヤブサ消防団』/池井戸潤

都会でミステリ作家をしている主人公が、ふとした事から亡き父の家がある田舎を訪れ、その土地の自然に魅入られてそのまま父の家に住む話。「消防団」は田舎の象徴ですが、それに限らず、祭り当番や自治会、墓守やお寺さん等、田舎ならではのコミュニティで過ごす姿を描いています。

そんな田舎の町で巻き起こる、連続放火騒動を発端とした事件。田舎程ちょっとした事が事件になるものですが、だからこそ正常性バイアスが働くもので、何だかんだと過ごしているうちに田舎の町は大変な問題に侵食されていた。そんなお話。

分かりやすい恐怖に晒される田舎町ですが、本当に怖いのは恐怖の元凶そのものではなく、人間関係が作り出す噂や疑心暗鬼、そう言った目に見えないだと改めて思わせてくれる作品でした。

どんなものでも、人が居なければ何も出来ない。人が集まると人間関係が生じ、それに伴う目に見えない概念が色々と出現する。お互いの心の中にある恐怖、思い込みこそが怪異なのであって、人間が居なくなってしまえば後に残ったものはただの抜け殻だったのかもしれない。

そんな事を、田舎ならではの濃い人間関係の中で展開していました。

登場人物が結構多いのと、同じ人でも名字で呼ぶ人と名前で呼ぶ人が居て、ちょっと人間関係が分かりにくかった。私の読解力不足なんですが、寝る前に読んでたらちょっとこんがらがった。あと、田舎あるあるが多いので田舎住まいの人はその部分を楽しんで読めるかも。



(2022.09.25)(book)あおとさくら

『あおとさくら』/伊尾微


甘酸っぱい青春ボーイミーツガールの物語でしか摂取出来ない養分がある!

図書館で新刊コーナーを眺めている時に見つけたので借りてきました。

笑えない主人公がいつものように図書館で読書に耽っていると前の前に女の子が~。自分の事を笑わせてくれると豪語する女の子と過ごしてる内になんだかんだで気になっていた。だけど女の子には秘密があって~。って話なんですが、これ系の物語のストーリーなんてあって無いようなもの。カフェラテのようなほろ苦い青春を描くために加えるフレーバーのようなもの。

著者のデビュー作と言う事で構成的には少し疑問もあったんですが、その分、青春の甘酸っぱさだけを体当たりで描いてる感じがあって、このジャンルの物語的には寧ろ良いのではないかと。何かの受賞作のようですが、その辺りも受賞理由なのかもしれません。

これ系の物語をあれこれを語るのは無粋なのでやりませんが、学生時代はもう懐かしいというより遥か遠くの歴史の彼方にあったもの、みたいなイメージになってしまっています。だからこそ、たまにフィクションを通じて輝く青春から零れる甘露を摂取する事は心にとても良い事のような気がします。

2022.09.26追記 改めて思い返した時、「愛と奇跡と感動の物語、ここに完!」みたいな話ではなく、彼らの輝く青春はこれからも続いていく、これはその中の1エピソードを切り取った物語。みたいな感じで未来への輝かしい連続性を覚える読後感が良かったのかな、と。



(2022.09.25)(book)るるぶ ゆるキャン△キャンプBOOK

『るるぶ ゆるキャン△キャンプBOOK』


あの「るるぶ」のゆるキャン△特集号です。

ゆるキャン△のキャラや使用ギアが「るるぶ」の形式で紹介されていて新鮮です。

改めて見ると、作者のあfろ先生がキャンプフリークと言う事もあり、いわゆる定番ギアを作中でキャラに使わせているんだなぁ、と。なので、定番ギアを中心として紹介で純粋なキャンプ本としても非常に読んでいて楽しいものでした。

が、キャンプのギア、それも定番になるようなものって品質が良く実用性が高いから定番足り得るのであって、ぶっちゃけ高いんですよね。そりゃSnow PeakやHelinox、NANGAのギアが良いのは分かってるけど、高くて買えないんだって!と。

ゆるキャン△のアニメ声優さんや、あfろ先生のロングインタビューもあるので、その辺りも楽しめました。



(2022.09.28)(book)はじめてでもよくわかる ソロキャンプの便利帳

『はじめてでもよくわかる ソロキャンプの便利帳』/渡辺 有祐


キャンプのギアについてソロキャンプ用途に絞ったものを写真とコメントで解説している本。

最近出た本らしく、掲載されているギアのラインナップが新しく、「あ、これ見た事ある!」と言うのが多く、図鑑として眺めていて楽しめる本でした。幅広いジャンルのギアを種類別に細かく解説してあるので、読んでいてとても勉強になります。

そして、眺めているとキャンプのテンションが高まるのを感じます。

面白かったのが、様々なキャンプギアについて語っている筆者があとがきにて、最近はギアを出来るだけ持たずに手軽なキャンプに凝っている、みたいな事を言っていた事。なんかいい意味で分かるなぁと。



(2022.09.29)河原でデイキャン

ここキャン!

ってことで、河原でデイキャンプしてきました。

今日のテーマは3つ

  • 河原でタープを張る
  • いつもの衣装ケースじゃなく肩掛けバッグで行く
  • コンロ(焼き台)を使わず調理する

設営。やっぱりこのタープ良い。ダイヤモンド張りが映える。河原の設営はペグが埋まりますね。鋳造ペグ大活躍。タープに付いてた短いアルミペグだとちょっと厳しかったかも。

いつもはホームセンターで買った透明な衣装ケースにギアを入れて運んでいたんですが、結構重たいので、駐車場から距離がある場所だとケースを提げていると腰への負担が大きくて……。今回のこの場所も結構距離があるのでケースを提げる気にはなれず、家に転がってたバッグにギアを詰めてみました。本当はザックがいいんでしょうけど、試しってことで。

いやー、肩掛けバッグ良いです、腰が楽。それにポケットが多いから、ギアの場所を覚えておけば小さいものをすぐに取り出せるのが便利でした。ケースにまとめて入れていると、欲しいものを探す時にケースをゴソゴソする事になって結構大変なんですよね、特に夜!

あと、バッグって詰め込めば見た目以上に入るんだな、と。焚き火台まで入ってちょっと驚きでした。しかし、そうは言ってもバッグなりザックなりを使うと積載量が少なくなるから、ギアの取捨選択なりパッキングが大事になりそうです。あと、コンパクトになるギアを選ぶ重要性も上がりそう。

余談ですが、涼しくなってきて設営後にまずコーヒーを飲みたくなる季節になってきましたが、ぱっと湯を沸かすのはガスバーナー便利ですね。CB缶入れてもそこまで嵩張らないから、涼しくなってきたら是非持って行きたい。

そして調理。ファイヤーディスクソロにぴったりのニトリのラックを焼き台として使ってたんですが、足が付いてるディスクの周りを覆うサイズだから結構嵩張ってバッグに入らないので、今回は置いてきました。

で、焼き台の代わりに太めの薪を並べて、その上に直でクッカーなりスキレットなりを置いて調理してたんですが、割となんとかなりました。ただ、やっぱりちょっと火力が強くなりすぎてたみたいで、お米は結構焦げてしまいましたが……オコゲ好きなので問題なし。

ランチョンマット便利ですね、見た目もよくなるし、テーブルのカバーにもなるし、何より鍋敷きが要らなくなる。今回、火にかけたものが多かったのでテーブルの保護用に導入してみたんですが、これからの常連になりそう。

メニューは白米、親鳥炒め、野菜サラダ、減塩味噌汁。ランチメニューっぽい感じで上手くまとまりました。

ケトルも焚き火に直で。ケトルは火力気にしなくて良いし、平らな面が多いから何とでもなりますね。マグカップ直でも良かったんですが、灰が入るのでやっぱりケトルはあった方が良いと思ってます。湯沸かしに特化してるだけあって、その用途で使うなら他の追随を許さないですね。もうちょっとしたら熱燗メーカーになりそう。

食後にのんびり。秋風が涼しくて、虫も居なくて、本当に良い季節です。川のせせらぎが聞こえてくるのがなお良い。

川辺に彼岸花が咲いていました。彼岸花って学名をリコリスって言うんですね。最近流行ってるアニメで知りました。彼岸花、曼殊沙華、リコリス、どの呼び方も良いです。何より花自体がとても魅力的。

撤収。ありがとうございました。




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