Marumaru's TinyPlaza

(2025.01.03)友達とデイキャン始め

慶祝新年。

本年も何卒よろしくお願い致します。


正月ってことで、帰省していた友達とデイキャンしてきました。

設営をして、まずは寿司から。正月なので。今日は風があったので久々に風防を張りました。

そして、ちょっと良いお肉を牛脂で焼いていただく。美味しいお肉は塩胡椒だけの軽い味付けが一番合いますね。

メインの肉吸い。前回作ってみて美味しかったので友達に味わって欲しくて作りました。要はスープなので寒い時に作ると身体が温まるんですよね。そして待ってる間に鶏肉を。

肉吸いの〆にうどんを投入。それってただの肉うどんでは……?

続いてホットサンドを。これも久々に引っ張り出してきました。肉とレタスとチーズで彩りが良い感じ。

ここからはゴトクを使わずに薪に直接乗せるスタイル。

まあまあなのでは。風があるので急に火が強くなってなかなか油断ならない感じ。

チーズがとろとろで美味しかったんですが、肉を生のまま挟むのはちょっと早計だったかも。割とがっつり生焼けで少しヒヤヒヤしながら食べてました。でも美味しい。

そして〆コーヒー。

いやー、気心の知れた友達とやるデイキャンは楽しいですね。お互い自分の荷物を持って来る二人ソロキャンプではなく、私がほとんど荷物を用意したこともあって準備片付けを手伝ってもらったので非常にスムーズ。

しかし、デイキャンをやるにあたって、設営・撤収がスムーズになるように考えるのも大事ですが、一番考えないといけないのは食材を用意しすぎない事。キャンプで料理するとどうしても作りすぎになっちゃうから、ちゃんと食べられる分だけを用意したいところ。でも、足りないよりは余るぐらいが……って考えちゃうんですよね。

余談ですが、今回で鍋の取っ手のビニールコーティングが燃え尽きて綺麗にとれてくれました。直火にかける器具はビニール部分を最初に取っておかないと面倒な事になりますね。



(2025.01.04)キャリバーンを作った

正月休みに、ガンプラのキャリバーンを組んでました。


水星の魔女に登場した機体です。予約して発売日に買ったのにずっと積んだままで気になってました。

このキット、HGなのに可動域がすごいんですよ。肩や股関節が外に開くように動くんですが、その機構を実現する為のギミックがエグい。組んでいて意味が分からない繋がり方していて、部位の完成形が見えた時に動きに感動してしまいました。

そして踵が後ろに開くようになっていて、長身のバリアブルロッドライフルを構えた状態で何としても自立させるという意思を感じます。

更に色分け数が多い。多分7色ぐらいに色分けされてました。特に頭部のレイヤー重ね具合がすごい。今までのシリーズで培った変態技術が惜しみなく投入されてます。

ダメ押しに、アクションベース(台座)の簡易版が付いてます。この機体、箒を模したライフルと共に宇宙を駆けるシーンが特徴的なのでアクションベースを別に買わなくて飛行ポーズが再現出来るのは嬉しいところ。ただ、調子に乗って盾型にまとまっているガンビットを分離させて本気でポーズを付けようとすると別売りのベースをがっつり買わないと行けない罠。

ガンビットを展開した状態でのポーズは魅力的なんですが、日常的に飾っておくならシールドを持たしておきたいジレンマ。2セット買えばいい話なんですが。

しかし、これだけ色々ギミックが詰まっているのに定価2,200円。ガンプラのコスパって本当に異常だと思うんです。



(2025.01.16)京都a-choに行ってきた

出張で京都に行ったついでに……と言うか、時間を作ってa-choに行ってきました。

ここは大学時代によく行っていたゲームセンターです。その想い出の場所が今月で閉店するという知らせを目にして、最後にどうしてももう一度行きたかったんです。

四条新京極を上ったところにあります。a-choは2F、3Fなのでお店の前にあるエスカレーターで行きます。このエスカレーターを上る時は得も言われぬ高揚感に包まれていましたのを思い出します。

2F入り口。SNSで見かけていた閉店のお知らせですが、実際に目の当たりにするとやはり寂しいです。

3F入り口。3FはSTGゲームや音ゲー中心です。

3F店内。平日昼間と言う事もあってか、殆ど人が居ませんでした。

2F店内。格闘ゲーム中心。ここで対戦するのが憧れでした。最近はプリクラやクレーンゲームが多いみたいです。

せっかくなのでゲームをしてきました。使用キャラはサスカッチ。

ゲームその2。KOF98、チームはアテナ・舞・キム。時間が無かったので2戦目終わった辺りで席を立つことになったのが残念。



私はアーカードゲームのガチ勢と言う訳ではないんですが、当時を過ごしたゲーム好きの一人としてアーケードゲームには普通に触れ、普通に楽しんでいました。大学に進学してからは周りにゲーム好きが多かったのもあって、サークル活動の後、飲み会の前後など、事あるごとにゲームセンターに行っていました。MMORPGやチャットに傾倒していたせいでオフ会にもよく参加しましたが、そのオフ会の中でもまずはゲームセンター(そしてカラオケ)と言う事が多かったです。

それまではスーパーの前等でネオジオをプレイするぐらいだったのですが、大学に行って周りのゲーム好きな人達や、大きなゲームセンターを経験して、ゲームを本気でやっている人達の凄さに触れました。ちょうど大学に入ったころは、ギルティギアXの登場もあり、あり得ないようなコンボの繋げ方に驚き、STGではエスプレイドやぐわんげが登場して、デバッグモードと見まごうばかりの避け技術に魅入っていました。

ゲームセンターに行けば、周りに魅力的なタイトルが沢山ある。そして暫くすればまた新しい作品が登場する。下手なりにプレイして上達するのは楽しかったし、対戦で勝てればなお嬉しい。(例外としてバーチャロン オラトリオタングラムは勝ち負け関係無くプレイしているだけで楽しいと感じたゲームでした。)

そして何より、友達や先輩とゲームセンターで一緒に過ごす時間が一番大好きでした。みんなそれぞれ好きなゲームがあって、そのゲームを一生懸命やり込んでいる。その姿を眺めるのも楽しかったし、そのゲームについて語り合うのも楽しかった。

ビーマニ、DDR、オラタン、電車でGo、斑鳩、KOF、鉄拳、DoA、SNKvsCAOCOM、スト3、エスプレイド、ぐわんげ、ギアウイング、JoJo、ドリラー、ホットギミック、ギルティギア、ヴァンパイア、タイピングオブザデッド、テトリス、タントアール、プロギア、バトルガレッガ、ガンバード、etc……。挙げればキリがないタイトルの一つ一つに、それぞれの人と紐づいた想い出があります。そして、その想い出の背景は全てゲームセンターです。

a-choはそんなゲームセンターと共に過ごした大学生時代を象徴する場所です。

そんな思い出の場所を10年ぶりぐらいに訪れたのは、お店の閉店のタイミングになってしまいました。お店の場所と雰囲気は当時のままですが、久々に訪れた場所はビックリするぐらいに誰も居ませんでした。当時はいつ行っても人で賑わっていて、喧噪に包まれた場所だったのに。

そんな人影まばらなa-choの中を歩きながら物思いに耽っていました。MMORPGのサービス終了の時にも感じましたが、私が好きだったのはこの場所という器ではなく、一緒に過ごした時間の想い出。この場所が繋いでくれていた人と人と繋がりだったんだな、と。

社会人になってからも仕事終わりに一人でゲームセンターに行ってはいました。雑踏に包まれてギタフリやデススマイルズをプレイしていたりしました。だけど、なんだろう、漫画喫茶で一人漫画を読んでいるような、ネットゲームをスタンドアロンでプレイしているような。

それはゲームセンターと言う場所を通じて交流を育み、人間関係を構築しようとしなかった自分のせいであって、それをゲームセンターのせいにするのはお門違い甚だしい事ではあります。自分はもうこの場にそぐわない人間なのかな、と感じていたところにa-choの閉店ニュースが重なり、実際に足を運んでみて今のa-choの姿を眺めながら、胸の中の想い出と重ね合わせていました。

そうして、時間を経ても存在している場所の中に、過ぎ去った時間の想い出を重ねようとしている。決して嵌らないピースを無理矢理嵌めるような意味の無い行為に飽きた頃に、もう戻らないあの時代が甦ってどうしようもなく切なく、いたたまれなくなっていました。

a-cho、本当にありがとうございました。



(2025.01.22)(book)メダリスト12巻

『メダリスト』12巻/つるまいかだ


今、自分の中で一番熱いマンガと言っても過言では無いメダリストの新刊が出たので早速読みました。

感想をツイートしようと思ったんですが、1ツイートに収まらなそうだったのでBlogに。こういう時、自分の好きな事を好きに書ける場所を作っておいて良かったと思うわけで。


ノービスからジュニアになり、日本の強化選手、光の移籍と展開が進むにつれて周りの人間関係を絡めたドラマが面白くなってきたように思います。ライリー先生好きだー。ゆるふわガールの奥に見え隠れする狡猾さがたまらない。

そして、一番気になるのはいのりと狼嵜光とのライバル関係。夜鷹純を目指す光は夜鷹の属性を引き継いでいるのかと思いきや、実は夜鷹純の闇(狂気)を本当に受け継いでいるのはいのりかもしれない。そんな光と闇の果てしないバトル―しかも光と闇が入れ替わり交じり合う―が読んでいてイメージを膨らませてくれます。

序盤は完全にいのりのイメージカラーが白、光が黒で描かれていましたが、話が進むにつれて属性が変化しているのが興味深い。白と黒というのも光と闇っていう単純なものではなく、キャラクターの心理状態を表しているような演出が惹き込まれます。最近は光がメインヒロインみたいな描かれ方になってますよね。

ちなみに、この白と黒の対立を象徴するのが9巻のこの扉絵だと思っています。これは本当に震えた。

つるまいかだ『メダリスト』9巻

そんな中、今後物語を展開するにあたって気になる部分は、夜鷹が光を教える上で彼女と交わした契約の行方。つまり、①夜鷹の曲かけで一度でも転んだら夜鷹はコーチを下りる。②出場するすべての大会で金メダルを取り続ける。夜鷹と光のコンビのまま話を進めるとするなら、本当にこの契約を守ると物語に制約がかかってしまう。光は夜鷹とコンビのまま(≒金を獲り続ける)でいのりは挑戦者なのか、光が金を獲れない・または夜鷹曲で転倒して夜鷹とのコンビが解消されるのか、はたまた契約を越えて二人のコンビは継続するのか……今後の展開が本当に気になる。

それと、いるかの怪我はちょっと無理やり感があると言うか、物語進行の都合を感じてしまったのは私だけでしょうか。




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