Marumaru's TinyPlaza

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『極限脱出 9時間9人9の扉』/チュンソフト

DSで2009年末に発売された、脱出ゲーム＋サウンドノベルなゲーム。

脱出ゲームメインかと思っていたんですが、ノベルの部分がかなり面白かったです。チュンソフトのサウンドノベル系(弟切草とか)が好きならかなりお勧めの一本。

購入前の前情報で、"9人の登場人物の中から何人かで組になって脱出を試みるゲーム"という事を知っていたので、人物の組み合わせで違った脱出ギミックになっていたり、エンディングが変わったりするんだろうなぁ、と期待していましたが、プレイしてみるとサウンドノベルの要素がかなり強く、ストーリーに引き込まれてしまいました。

マルチエンディングなので繰り返しプレイをすることになるのですが、後半はストーリーを読みたい為に、謎解きパートの方は殆どタイムアタック状態だったりしましたが、それはそれで楽しかったです。

特に、後半のストーリーの盛り上がりが熱いです。"そうだったのか！"という感じで。ただ、物語の核心部分は最後の最後で一応明かされますが、全体的に想像に委ねている部分が多く、クリアした後も悶々とあれこれ考えてしまいます。

クリア後に知ったのですが、このゲームのシナリオは名作として名前だけは聞いたことのある「Ever17」というゲームと同じ打越綱太郎という人みたいです。

999をプレイして、Ever17も興味が出てきたので今度プレイしてみよう……確かPCの廉価版が2000円程で出ていたはず。