Marumaru's TinyPlaza

(2010.10.05)仮想現実

都会に遊びに行っている妹から電話があったんです。曰く、「お兄ちゃん、迷子になった。道が分からん」

お互いDoCoMoの携帯なので、位置検索サービスを使って妹の居る場所をGPSで補足。そこからGoogleストリートビューを使ってナビをして、無事に目的地まで到着出来て一件落着。

これって何気にすごい事ですよね。自分でやってて技術の進歩に感動しました。


Googleストリートビューって、いわばGoogleのサーバの中に構築された現実と同じ景色の3Dダンジョンです。視点移動もグリグリOKの高性能ダンジョン、マッピングも可能。

つまり、パラレルワールド(並列世界)とも言えます。

そして、現実世界とパラレルワールドが携帯のGPS補足による位置指定で繋がるんです。

妹は現実世界を歩いている。私はGoogleストリートビューの3Dダンジョンの景色を見ながら進んでいる。でも、見ている景色やランドマークは(ほぼ)同じ。

今までに、一人でGoogleストリートビューを使っているときはあまり思わなかったんですが、現実世界を歩いている人の視点とGoogleストリートビューを歩いている人の見ているモノが繋がる瞬間の驚き。

現実世界を歩いている妹が、位置座標を伝えてくれる事で、その瞬間から妹の見ている視点(に近いもの)を並列世界で体験出来る。電話やSkypeで話ながらだと、世界のどこかを歩いている人の視点が自分の目の前のディスプレイに降りてくる。

……上手く言えないけれど、すごいよね。


余談ですが、妹と電話している時に「今居る場所をGPSで補足するから動かないで待ってて!」っていう自分の台詞にちょっと陶酔していました(笑)何という厨二病。




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