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(2021.09.20)(movie)バック・トゥ・ザ・フューチャー2

『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』

いやー、本当にワクワクした。温故知新だねぇ。

1は綺麗に終わりつつも続編を作れるかも、って終わり方だったけど、2はがっつりと3へ続ける感じで終わるんだね。最後、3の予告編が入ってたし。で、最後のTO BE CONTINUEDや、次作の予告編を入れる演出等、多分これが最初なんだよなぁ、と感慨深く。

しかし、2だと1と時代が違うのに、その時代の中で1と同じような演出をしていたり、1の場面を別視点から見てる演出が多くて、タイムリープものの演出の定番ってこうやって作られたのか、って。

で、演出に関して言うと、2は未来を描いてるから未来風の演出をしようと頑張ってるのが、今になってみると演出がまんま特撮のそれだったりして、ハリウッドの特撮を見てるようで不思議な感じ。そして、未来と言っても2015年だから2021年現在から言うと5年前。ポルノも歌ってるように車はまだ空を飛んでないよ。ネットワークと電子機器の小型化が予想以上に進んじゃったんだね。BTTF2で描かれている2015年はスチームパンク色がちょっとある世界だったけれど、今の未来よりもずっと活気に溢れてて情熱と希望に溢れている世界として描かれていた。

技術進歩の方向性が違えばこんな未来があったのかもしれない、とか空想してた。そして、並列世界とそれを線で表す概念、所謂「世界線」が描かれていて、分岐して間違った未来から正しい未来に戻る為に、分岐の原因になった過去の事象を正そうという流れ、どうしてもYU-NOとかシュタゲを知ってから見てるので、そっち基準で考えてしまう。このシリーズをタイムリープものの原体験として触れたかったなぁ。

それにしても、やっぱりワクワクする展開だった。何というか、アクションがかなり強めなんだよね。2でデロリアンもスケボーも空を飛んでて、やっぱり未来だから飛ばないと!って勢いが大好き。最高だった。最後の馬糞まで含めて、これぞ娯楽映画って感じ。

で、完結編の3は全ての決着をつけに開拓時代の過去に!いいねいいね、やっぱり決着は過去で付けないと。ほんと、何で今まで観てなかったんだろ。




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