Marumaru's TinyPlaza

(2023.04.06)パチグリルに火を入れてきた

年末のセールで中華製のピコグリル類似品(通称パチグリル)を買ったのは良いんですが、未開封のまま仕舞い込んでいたので、気候も良くなってきたことだし使いに行ってきました。

いつもの河原。川のせせらぎが好きなのと、川が近くペグをすすいだりするのに便利なので、この場所はお気に入りです。お手洗いからも近いし。

設営。雨が降りそうな予報だったので、屋根を確保出来るアディロンダックで張ろうと試行錯誤してました。結論、今の装備じゃ厳しいみたいです。ポールが2本継じゃ短いし、3本継だと長すぎる。無段階可変のタープポールが必要みたいです。

と言うか、そもそもアディロンダックって3m×3mのタープで張るやり方じゃないと痛感しました。しかし、ソロだと時間の許す限り試行錯誤出来るのが良いです。

そしてパチグリルに火入れ!前日に一度練習しておいたのでスムーズ。火床は2枚連結した状態で畳んで収納出来るみたいでとても便利。

雨がちらついてきたのでタープをダイヤモンド張りに変更。何度もやって慣れてる事もあるんですが、今のタープだとこの張り方が便利過ぎる。簡単なのもあるけど、ポールを4本継にしてるから高さをしっかり確保出来るのが良い。

お昼の用意。今日は調理器具を使い捨てで行こうと思っていたので、100均のアルミ皿でお米を炊いています。蓋はアルミホイル。こんな雑なのでも大丈夫なのかな。

ご飯を待っている間、焼き鳥を。本当は炭になるまで待って焼けばいいんでしょうが、焚き火の炎で焼いてます。

そして今日のメイン、家系ラーメン!最近お気に入りの冷凍食品のラーメンです。スープが入ってるので水要らずで、鍋に入れて沸騰するまで温めるだけ。これを使い捨てのアルミ鍋に入れて加熱します。

そしてお昼。いやー、美味しい。

ご飯が普通に美味しく炊けてて驚きました。何と言うか、ご飯って水に浸しておいて、水蒸気が出だして少ししたら火から外して蒸らせば後はどんなに雑でも大きな失敗はしない気がします。オコゲもしっかり出来てました。

そして家系ラーメンは安定の完成された業者の味。家系なので白米との相性がバッチリです。

ちなみにラーメンはこちら。

〆にラーメンのスープを使って、野菜蒸し炒め with T(鶏肉)。野菜炒めをする為にラーメンを味の濃い家系にする必要があったんですね(メガトン構文)。

気付けば雨はあがっていました。川のせせらぎに包まれた空間で食事してるのは本当に幸せ。山河に囲まれて食べるご飯は本当に美味しい。

野菜炒め、超美味しいんですが……これは完全にお酒が欲しくなる味……ぐぬぬ。

そして撤収をしながら焚き火。この周りが片付いていく中の薪を灰にする為の静かな焚き火って何とも言えない趣があります。

撤収!今日も楽しかった。ありがとうございました。


今日の感想なんですが、いやー、ピコグリル型の焚き火台すごい!流石に大人気になるだけあるわ。

今日使った焚き火台はこちら。セールで1,000円代で買った気がします。


ピコグリルってヒロシの動画で見たり、ふたりソロキャンプの厳さんが使ってたりして憧れはしていたんですが、有名過ぎて今更使うのも……って思ったりしてました。で、正規品は割と高いし。

なんですけど、使ってみると本当に便利でした。いや、ほんと、人気になるのも分かるわ。

比較対象が最近使ってるバンドックのLOTUSになりますが、設営時間がLOTUSより早いです。これは火床が2枚を接続して折りたたんだ状態で収納出来るので、畳んでいるのを開くだけで火床が完成する為。土台も、畳まれてるのを開くだけで四角になるので、抜き差しをする作業が全く無いんです。

で、私がピコグリル型を避けていた理由ですが、火床が長方形なので、薪を横に並べるしか出来なくて、薪を組む楽しさが無いと思っていたんです。これについては確かにそうだったんですが、火床を長方形にして薪の置き方を制限している分、薪の燃焼が非常に良かったです。

次に調理についてですが、LOTUSはゴトクを火床に差し込んでその上に網を置く形式なんですが、このパチグリルは火の上にU字のゴトク(スピットって言うんだっけ)を置く形式。なので、薪を燃やしてる時はスピットを外しておいて、火が落ちついてきたらスピットを付けて調理に移るというのが非常にスムーズでした。薪の置き方が制限される分、調理に使う部分の火力が安定していたので、焚き火台と言うよりはまさにグリルという感じでした。

そして撤収についてなんですが、長方形の火床なのが灰の処分に灰入れ袋を使ってる自分の環境と綺麗にかみ合ってました。何が言いたいかと言うと、灰入れ袋の口に綺麗に灰が入る。なんかもう、この1点だけでこの焚き火台を使う頻度が高くなりそうです。

ちなみにピコグリル型の焚き火台が数多くある中でこれを選んだポイントなんですが、

  • 火床を固定する留めが付いてるいる
  • スピットが3組ある
  • スピットに凹凸があり焚き火台に固定しやすい
  • 収納袋が付いている

ポイントの部分については、どれもプラスに作用してくれて満足しています。あ、当然なんですが、本家ピコグリルやTokyoCampの同型焚き火台の方が良いに決まっているので、そちらを使っている人は読み流してください。

本家ピコグリルに関しては、材質がチタンで圧倒的に軽くて丈夫ってのが本当に憧れ。ピコグリルは圧倒的な実用的シンプルの極致みたいなところがあるんだけど、後続品は色々と特色を出そうとしているのが面白い。

あと、今回は調理器具を使い捨てのアルミのにしたんですが、後片付けが……本当に楽。雰囲気とのトレードオフですねー。

何にせよ、気候が良くなってきたのでまたデイキャンに行きたい。




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