Marumaru's TinyPlaza
(2024.06.06)(movie)マッドマックス:フュリオサ
『マッドマックス:フュリオサ』
前作が良い意味で狂ってて面白かったので今作も観てきました。
ネタバレにならない範囲で感想を書くと、上映時間2時間28分はちょっと長かったかな……。でも面白かった!
ってことで、以下ネタバレ感想。
- 前作に繋がる前日譚ストーリー。前作でフュリオサが向かった故郷、荒廃した毒の大地と化してしまっていた場所の過去の姿、そして故郷に残っていた人達の過去の姿が描かれていたのは本当に良かった。これを描く為の物語だものね。
- フュリオサが義手になったタイミング、どのタイミングでどのシチュエーション・理由でフュリオサの左腕が失われてしまったのかが気になるところだったけれど、なるほどなぁ、と。
- フュリオサの故郷の人達、騎馬民族なのに普通にバイクのメンテが出来て驚いた。
- てか、あの世界のバイクってすごくメンテナンス性が良いよね。燃料タンクを簡単に取り外し出来たり、タイヤをロードバイク並みの手軽さで替えられたり。そうしないとやってられないんだろうけど、ワンオフに拘るネオジオンに教えてあげたい。
- そもそも車のハンドルが鍵代わりみたいな世界だからね。
- 内容はシンプルな復讐劇のはずが、ちょっと内容が取っ散らかってた?ちょっと陣営が分かりにくいところがあった。途中が少し間延びしてたのでもう少し尺が短くても良かったのかも。
- 章題を入れて区切ってはあるものの、そこまでして長くしなくてもシームレスな展開でサクッとしても良かったのかも。
- デスロードのイモータン・ジョーに比べてディメンタスがちょっとしょぼい感じ?小悪党だよね。
- ウォーボーイズの銀スプレーがあって嬉しい。
- 後ろに扇風機が付いてる車なんだろう?って思ってたけど、まさか空を飛ぶとは思わなかった、最高に狂ってる。
- そしてバイク2台で引っ張るハングライダーみたいなのも。よくこれを撮ったなぁ。
- ディメントスのバイクを使った馬車が最高に馬鹿だった。
- 結局、フュリオサがメカニックで入ってた戦闘が一番の見どころだったと思う。撤退戦程面白い。
- 後ろに一発だけついてる武器、モンハンの撃竜槍を思い出した。
- あのタンク、ギミックが多すぎて最高。
- 食糧庫に居たウォーボーイズの子供って何だったんだろ?
- フュリオサの義手にエンジン駆動のチェーンソーが付いてるのが最高にマッド。
- どこまで行っても砂漠、誰も彼も救いの無い狂った世界、というのが強調されてて好き。
- 護衛隊長との狂った世界で生き延びる為の訓練風景を描写して欲しかったなぁ。
- 色々書いたけど、前作のインパクトが強すぎただけで、なかなかこんな狂った映画無いよなぁ、と。面白かった!