Marumaru's TinyPlaza

(poem)004_木々の受難

「木々の受難」

銀杏の風が頬を撫でて
冬へと季節を伝える風
過ぎ去った季節の足跡は
足元を黄色く染める
着膨れしていく人達
そして散り行く木々の装い
春を待つにはあまりに寂しいその姿に
思わず切なさを感じる