Marumaru's TinyPlaza

(poem)067_白い気持ち

「白い気持ち」

雨が雪に変わって
それだけの気まぐれで

青い空は白く
雨粒は粉雪に

歩く足を止めて
傘の代わりに空を仰いで

しみ込む雨は転がる雪に
ゆううつな気持ちは透明に

一瞬の気まぐれは一夜の優しさに