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   D r o p   o f   p a s s i n g   m o m e n t .

     A n   e s s e n c e   o f   d a i l y   l i f e .

       T h e   c a n v a s   p a i n t e d   m y   c o l o r .

         E n c o u n t i n g   n e w   s e n s i b i l i t y .

(2024.03.08)(book)AI(アイ)に負けた夏

『AI(アイ)に負けた夏』/土橋真二郎


『生贄のジレンマ』等を書かれている土橋真二郎先生の本。この作者の作品は結構突飛な展開があるから、意識を物語の世界に向け、想像力で作品の世界に入り込めるとハマる。

うん。面白かった。内容もだけどテーマ的にかなり好み。距離や時間を越えて伝わる想いはあるのか?という初期の新海誠監督作品のような問題がテーマの一つなんだけれど、その解法の一つをAIとネットワークによって提示しているところが面白い。

そして、もう一つのテーマであるアンドロイドとの恋愛について。ボディを他人の意識をアウトプットする為の依り代として利用する事が可能な世界だからこその展開は新鮮だった。

内容は色々と物語的な盛り上がりがあったけれども、最後は分かりやすく感じに落ち着いたな、と。だからこその爽やかな読後感。

しかし、アンドロイドとの恋愛は憧れであり一種の理想であるけれど、アンドロイドが人間の代わりになり得る世界ってのは、娯楽が溢れて恋愛の優先度が下がる世界の究極系な訳で、出生率的な意味で怖いところはある。

ただ、そうなる頃にはアンドロイドが人間の代わりの様々な労働力になっているだろうし、出生率も、体外受精技術の発展で、恋愛と生命が生まれる事は切り離されて考える世界になっているかもしれないから、バランスはとれるのかも。……人間の仕事が残っているのか?言う問題を除いて。

ここ数年で生成AIを始め、シンギュラリティの兆しが見えてきているけれど、2017で描かれる近未来まではまだまだ遠いなぁ、と。人生の最後はVR空間か隣に寄り添ってくれるアンドロイドと共に迎えたいと思っているので、早く技術が進歩して欲しい。

なんか本の感想って感じではなくなったけど。

さて、他の人の感想を読むか。



(2024.03.07)(book)可燃物

『可燃物/米澤 穂信


新聞で広告を見かけて、『氷菓』の人の本だ!と言う事で図書館で借りてきました(今だと黒牢城の方が印象強いかも)。刑事もののオムニバス。

事件が起こって様々な状況や人間関係が出揃う中で、でも真相にたどり着けない。そんな状態の中で最後のピースを見つける事でバラバラだった事象が一気に繋がって事件解決に繋がる。そんなカタルシスに特化したような物語が多かったです。

なんですが、派手な展開と言うわけではなく、地道な捜査での証拠集めからの閃きと言った感じで、割と淡々と進んでいきます。

エピソードの一つで、スキー場での殺人事件というのがあり、凶器が見つからない、凶器は円錐状で鋭利なモノ、みたいな情報から凶器を探すっていう展開があり、最初にこの情報が出た時からずっと「氷柱が凶器で殺害後に溶けたんだろう」っていうミステリの定番ネタをずっと思い描いていたんですが、いい意味でミスリードされました。ちゃんとヒントが出ていたのに……悔しい。



(2024.02.17)(book)アリアドネの声

『アリアドネの声』/井上真偽


はい。図書館で眺めていた時に世界樹の迷宮が浮かんで借りました。アリアドネがギリシャ神話由来と言うのを今更知り、エピソードを読んでいてなるほど、と。

舞台は建設されたばかりの地下都市。地震が発生して都市が崩壊する中、地下に要救助者が取り残されている。その人物は目が視えず、耳が聞こえず、声が発せられない「三重障害」の女性。取り残された彼女を救出する為、ドローンを向かわせ彼女を途中にあるシェルターまで誘導する事になったのだった。というあらすじ。タイトルがまさに内容を表している作品です。

本編とは関係ないんですが、つい1年ほど前にドローンの簡単な講座みたいなものを体験していたおかげで、ドローンの操縦についての描写やドローン関係の専門用語について、少しですが実感を伴って読む事が出来ました。どんな事でも実際に体験すると色んなところで理解が深まります。何がどう繋がるか分からないものです。

冒頭に地下都市の断面図やフロアマップ等が描かれていたので、館モノのミステリよろしくかなりがっつりとトリックのようなものがあるのかと身構えて読みましたが、驚くほどさくっと読めました。だからと言って内容が薄い訳ではなく、一本筋が通った作品で無駄にダレる事もなく面白かったです。しいて言えばYoutuberの件がちょっと微妙だったかも。

そして、最後のオチがとても良かった。読んでいて全く気付かなかったから悔しい。と言うか、伏線を考えるまもなく読み終わるぐらい夢中で読んでいたとも言えるんですが。

何にせよ、スッキリとした読後感を味わえる終わりでした。そして表紙のイラストがとても好き。



(2024.02.01)(movie)機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』


私、ガンダムSEEDはリアルタイムで見てたけど、SEED DESTINYは見てなかったんです。なのでこの映画も観に行くつもりはなかったんですが、なんかやたらと盛り上がっていて、皆「とりあえず早く観ろ!」みたいな感じだったので、あぁこれは前情報入れてない状態で観る事に価値がある作品なんだな、と思っていたところにSEEDとSEED DESTINYの30分ダイジェストが公式より公開されたので、これ幸いとダイジェスト動画でSEED DESTINYの概要を仕入れて劇場に行きました。

で、観た直後の感想なんですが。

えっ、ちょっと待って。なにこれ……最高(ただし胸ヤケしてる)。

チキンライスを食べに行ったら国旗が立ってるトルコライス山盛りが出てきた感じ。

SEEDに限らず、とにかく色んな要素をこれでもかとてんこ盛りに詰め込んでる。そしてそれが全部プラスに働いてる。わんぱく飯は脂肪と油を入れる程美味しくなる!理論を地で行ってる感じ。

「みんなこんなのが好きなんだよね!?」という制作陣の問いに、満面の笑みで「うん、こういうのが好きなんだ!!」と返せる。途中あまりにもやり過ぎなところがあって、そういう悪ノリも含めて笑いながら観られる感じ。

本当に不思議なんですが、この辺りの感覚が先日に観たゴジラ-1.0と全く逆なんです。少し言葉は悪いですが、ゴジラ-1.0は「オタクはこういうの与えとけば喜ぶんだろ」的な要素をオマージュ元を愛さずに売れる為に詰め込んだ感じ。

今回のSEED FREEDOMはSEEDを始めとして今までの色んな作品の影響を受けたと思う描写が数多くありましたが、そのどれもが原作に対する愛に溢れていて、俺はこういうの好きなんだよ!だからみんなも観てよ!!っていう感じ。

なんだろうなぁ。愛があるかどうかもそうなんですが、ゴジラ-1.0は「こういうのを入れたよ、だから喜んでね」って1から10まで説明してる感じ。SEED FREEDOMは「分かるやつだけ喜んでよ」って違いもあるのかも。

とにかく、やりたい事全部を全力全開でやって駆け抜けて終わった映画でした。

私の拙い言葉をどれだけ尽くしたところで魅力は伝えきれないので、興味ある人は一刻でも早く観て欲しいです。


※ここからネタバレ
























初見の感想を箇条書き。多分後で追記する。

  • 本当に色んなアニメの要素を好意的に取り入れているから、アニメをちょっとでも観てる人なら、それぞれの人がそれぞれの得意分野の知識で色々と語れる作品だと思った。
  • SEEDってこんなにメカバトル格好良かったっけ!?マクロスでも見てるのかと思った。
  • EDがSee-Sawで泣いた。
  • 田村ゆかりさんの演技がいい味出してた。
  • 三石さん、完全にシンエヴァのノリで艦長やってて活き活きしてた。
  • シンゴジラと言うかエヴァと言うか、シーンの場所や名称を画面下部に小さく書く手法って流行ってるのかな。色んな名前がどれも中二……と言うかドイツ語や神話から取ってて大歓喜。
  • アグネスがファウンデーションに寝返るシーン、逆シャアのクェスを思い出した。
  • バルカンが活躍したりズゴックが活躍したり、新兵器がてんこ盛りだったり、ほんとサービスシーン多い。
  • あれか、ガンダム劇場版の敵はとにかく大量殺戮兵器やコロニーとかで一般人に甚大な被害を与えないといけないのか。
  • ストーリーの大枠が本当にガンダムって感じだった。
  • ラクスがブースターユニット?に搭乗するシーン、楽園追放を思い出した。なんであの姿勢で乗るのよ(笑)
  • ラクスの中二病ヘルメットと言い、(つい先日も旅行会社で炎上してたけど)最近のコンプラガン無視のおっぱいプルンプルンスーツと言い、突き抜けてて最高だった。
  • 愛する男女がガンダムと翼のブースターユニットで合体してラブラブ天驚拳とか誰が嫌いなんだよ、みんな好きに決まってるじゃない!私も大好き。
  • マルチロックかっこいい。
  • 愛の物語だったよね。これだけ真っ直ぐに愛を叫んでくれると清々しい。
  • カガリ関係がかなりギャグ寄りだった。怨霊の件と言い、妄想と言い。照れてるカガリ可愛い。
  • 質量を持った残像…うんぬんかんぬんと各所で言われてるんだろうなぁ。主にオッサンが。
  • バルトフェルドさん!!

とにかく最高だった。また観に行きたい。

※ここから追記。

  • EDのスタッフロールに麻宮騎亜さんの名前があってサイレントメビウス世代としては感涙。
  • そう言えば、DESTINYってラクスのそっくりさん居なかったっけ?ダイジェストでも完全に居ないものになってたけど。
  • 女性キャラの唇が厚いって意見を結構見たんだけど、全体的に顔をちょっと濃いめに描いてるからあれくらいで丁度良かった。艶っぽくなってるし。どっちかと言うと正面からの顔にちょっと違和感を覚えた部分があったかも。
  • SAOの劇場版でSAOの記憶を失ったアスナがALOで出会ったユウキから引き継いだマザーズロザリオを放つ時、一瞬だけユウキが出てくるシーンが狂おしく好きなんだけど、DESTINY見てた人からしたらシンのバックに一瞬出たステラのシーンってそんな感じで感慨深いんだろうって思った。それはDESTINYを追いかけていた人の特権。
  • ルナマリアの唐突なシャワーシーン、2回目観てもやっぱり唐突だった。本当にただのサービスシーンなの?
  • 2回目レクイエムまでの発射猶予が10分って10時間の間違いだよね……。最初外が暗いように見えた執務室?カガリが居た部屋だけど、ルージュが出る時には朝日が差し込んでたし。10分で何が出来るのかと。勢いでごまかしてるけど。
  • キラとツーリングに行った時の3段重のお弁当、前日の残りなのか作り直したのか。
  • EDのラクスのモノローグ、物語を象徴する本当に良い事を言ってるんだけど、バックでパイロットスーツを脱ぎ捨てた二人が裸で抱き合ってるせいで言葉が何も入ってこないよね。2回目も入ってこなかった。(2人の)去り際にそんなロマンティクスを告白されても……。
  • なんだかんだで主要キャラの恋愛面が補完されたと言うか、みんな良い感じのカップルになってるなーと思ったんだけど、生き残ったアグネスってどうなるんだろ?
  • ラクスが差し入れようとした夜食、おにぎりとサラダなのに何故カトラリーがナプキンに包まれたスプーンなんだろ。箸かせめてフォークで。
  • もやいを解け!って言い方いいよね。
  • キラとラクスのツーリングシーン、ラクスがバイクの後ろに普通に座ってるのが観ていてすごく怖かった。ドライバーに寄り掛かるようにするか、重心を前にかけてバーを持ってないと振り落とされそうになるんだよね。
  • 結局ファウンデーションのベタベタな少女漫画的なキャラ・演出と使い古された王道の恋愛展開、それにお祭り感満載の戦闘シーンっていう割と王道な映画だったんだと思う。だから安心して観られる。



(2024.01.23)森薫先生の原画展に行ってきた

ちょっと新幹線に飛び乗って、

日帰りで小倉に行ってきました。メーテルと鉄郎がお出迎え。以前来た時にハーロック様とは邂逅していたんですが、この二人も居たんですね。なんてお洒落な駅前。

で、小倉に来た目的はこれ。森薫先生の大乙嫁語り展。原画展です。



森薫先生は大学時代に知ったんですが、個人イラストサイトにて県文緒名義で同人活動をされている時からのファンです。当時から情熱に溢れていて、メイドさんの熱い同人誌を出されていました。

その流れで『シャーリー』や『エマ』がある訳ですが、メイドさんを描くと言うか、メイドさんが存在する世界を描かれているんです。当時の生活を描きつつ、その中で働いているメイドさんにスポットを当て描かれている。

そして、セリフではなくて描写で映画のようにシーンを見せてくれるんです。描きたいと思う大切な事をしっかりと描く。そんな想いが伝わってくる作品ばかりです。

続く『乙嫁語り』では旅行者スミスさんの視点から、中央アジアで暮らす様々な乙嫁(お嫁さん)が描かれています。エマの後半でもそうでしたが、この乙嫁語りは特に描き込みが凄まじいんです。特に刺繍の意匠の描き込みがすごい。そんな刺繍を始めとした動物や街の描き込みが、19世紀後半のアジアの国々の生活風景をまるで目の前で見ているかのように浮かび上がらせてくれます。

と、そんな感じで大ファンの森先生の原画展なので、これは行くしかない!と割と強行軍で行ってきました。

何が良いって、絵が大きいんです。普段、コミックでしか見られない絵が目の前に広がっている感動。近づいて見ると紙の質感もあって絵が立体的に見えます。うまく言葉に出来ませんが、好きな作家さん、作品の実物の絵が目の前にあると言う非現実的な感覚。

ネーム原稿と原画とコミックの完成原稿が一緒に展示してあるので、手書きのセリフや修正部分などが見られます。原画展って原画と完成原稿を並べて展示してあることが多いみたいで、こうして比較しながら見ると見慣れたシーンにも新しい発見があって面白いです。何と言うか作品に対する解像度が上がったような感覚。だから、もう一度コミックを読み直したくなるんです。

原画展で受ける感覚は、好きなアーティストのライブに行くと、そのアーティストの音楽がもっと好きになって何度もリピートしてしまう感覚に似ているかもしれません。ただCDで曲を聞いていた時よりも、ファンになりライブに行くと、曲から受ける情報が多くなって、そのアーティストの考え方や人柄を知って更に好きになる。それが曲を聞く時にフィードバックされて曲に対する理解がより深まってもっと好きになる。

そんな幸せな好循環が原画展と作品・作者の間にもあると思います。

原画自体も素晴らしいんですが、展示の中に含まれる森薫先生の膨大な数のコメントやインタビュー等に触れる事で、先生の考えや創作に対する姿勢等を知る事が出来て、これから森先生の作品を読む時には更に多くの事を得られると思います。

他にも、作品のテーマになった舞台の解説や、森先生のライブドローイングの様子、テーマごとに区切られた展示、先生が影響を受けられた作品や使われている道具、そして来場者の想いが綴られたコミュニケーションノート、ミュージアムショップなどなど。

もうね、原画展の会場に存在するもの全てが光り輝く宝石のようなものばかりなんです。そんな大好きで素晴らしい要素に囲まれた空間の中に居られる事は、ただただ幸せの一言でした。

気付けば2時間近く会場に居ました。映画を1本観るぐらいの時間をこの空間で過ごしたんだと思いながら、心地の良い疲労感を携えて会場を後にしたのを覚えています。コミュニケーションノートに描き込んで、お土産も買って大満足です。

どの美術館でもそうですが、ちゃんと観ようと思ったらやっぱり2時間ぐらいかかりますね。

ちなみにこの原画展はミュージアムショップ以外は写真撮影可で、SNS等でどんどん拡散して下さいとの事でした。最近のコミック・アニメ系の展示の流行りなんでしょうか。

今回、個人的には写真をかなりたくさん撮ったんですが、敢えて原画展の展示内容の写真と展示内容の詳細は書かないようにしています。

同じ建物の中でグリッドマンのショップが出店していました。写真はキービジュアルのPOPなんですが、この二人、自分のアピールポイントを完全に理解している……。



この日は、義実たかさん(@black_and_short)と一緒に行動していたんですが、原画展を観た後に小倉で軽く飲んできました。

お互い小倉の飲み屋にあまり明るくないので、とりあえず角打ちのお店で一杯飲みながら店員さんかお客さんに美味しいお店を聞くかーってことで、商工会館1Fっていう好立地にあった『角打ちカクサン』なるお店に。

詳しくない土地の飲み屋は下手にネットで探すより、適当なお店で聞くのが良いという持論です。RPG的な楽しさもあるし。

写真の通り明るいお店で雰囲気も良いです。せんべろセットなるものがあって、お酒2杯と肴2品で1000円というお得なセット。とりあえずそれを頼んで、持ってきてくれた店員さんに近所の美味しいお店を聞いたところ、近所の『くろ兵衛』なるお店がオススメとのこと。

人気店だから電話してから行った方がいいですよ、との事だったので電話したら「今なら空いてます!今日は予約出来ないので来るなら今すぐ来てください!!」との事。こういうノリ嫌いじゃない。てか下手に空いてる店よりはお客さんでいっぱいのお店の方が信用出来るよね。

店員さんと会話が弾んでお店のステッカーを貰いました。ちなみに『カクサン』っていう店名の由来は、向かいに『資さん』っていううどん屋さんがあるからだとか。光圀ってお店は無いみたいでしたが、きっとお客さんが黄門様なんでしょう(どやぁ!)。

そして『くろ兵衛』へ。ちょうどいい具合に2人席が空いていて良かった。

鮮魚と日本酒がオススメとの事。食べかけの写真で申し訳ないです。

日本酒は濃厚さと甘口辛口の2要素の表の中に書かれていて、ぱっと見でどんな感じのお酒か分かりやすかったのが良かった。で、鮮魚が美味しい!オススメだけの事はありました。お刺身を藁で炙って香りをつけてたり、岩塩にこだわってたり。日本酒の肴に最高でした。

めんたい出汁巻き。私、出汁巻きが大好きでどこのお店でも注文しちゃいます。出汁巻き自体が好きだし、お店によって違う味付けになっているのが面白いので。で、ここのは明太子が1本入っていたんですが、塩辛くなく、明太子に巻かれている海苔の風味も相まって美味しかった。

日本酒を飲んでいると店員さんが「お客さん、日本酒お好きなんですか?実は店長が日本酒好きで、日本酒が好きなお客さんにだけお店する"裏メニュー"があるんですけど、どうしましょうか?」みたいな事を聞かれて、そんな事聞いたら頼むしかないじゃない!!ってことで裏メニューを見せて貰いました。

黒い表紙のメニューブックには筆で書かれた全国の銘酒が!これはテンション上がる。んで、日本酒を飲んでいると栓の付いたボトルに入ったチェイサーを持ってきてくれました(写真左)。なんでもお酒によく合うお水なんだとか。飲ませて貰ったお酒自体も美味しかったんですが、こういう演出が上手いですね。流石、流行ってるお店って感じでした。

それにしても、美味しいお店で楽しい会話をしながら飲むお酒は本当に最高です。このお店、混雑時と言う事で2時間制だったのでお店を出た後少し時間が余ってしまいました。なので、さっきのカクサンにもう一度行って、教えて貰ったお店美味しかったよーと報告がてら、今度はせんべろメニューじゃないレギュラーメニューから佐藤の黒を飲んできました。佐藤の黒、好きなんですよ。

最後に〆ラーメンを食べて解散。

いやー、本当に楽しかった。相変わらずかなり慌ただしい感じでしたけど、密度の濃い時間を過ごせた気がします。義実さん、付き合って頂き本当にありがとうございました!

原画展で買った刺繍の缶バッチガチャの中身。刺繍ってのが分かってるわぁ、と。




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