Marumaru's TinyPlaza

Date

   D r o p   o f   p a s s i n g   m o m e n t .

     A n   e s s e n c e   o f   d a i l y   l i f e .

       T h e   c a n v a s   p a i n t e d   m y   c o l o r .

         E n c o u n t i n g   n e w   s e n s i b i l i t y .

(2017.12.03)(book)新婚よそじのメシ事情1巻

『新婚よそじのメシ事情』1巻/小坂俊史


友達の日記で見かけて、公式サイトの試し読みで興味を持っていたところに、新刊なのにkindleで半額になってる!との報を受けて衝動買い(いや、単行本ぐらい普通に買えよ)。

タイトル通り新婚の四十路夫婦の食事漫画なんですが、これ作者のノンフィクションみたいです。で、奥さんも同じく漫画家さん。

長年一人暮らしでジャンキーな食生活を送っていた旦那が、奥さんと共に囲む食卓に触れたエピソードを綴った作品なんですが、実際は惚気漫画と言っても過言ではなかったです。って言うかね、奥さんが両親の愛情と躾をちゃんと受けて育った、心の豊かな人なのが伝わってきて本当に羨ましい。こんな奥さんと一緒になれた事が何よりの幸せだと思いました。

お互い漫画家で忙しい中で、一緒に食べる相手の事を考えて食事を作れる人って素敵です。例えば、袋ラーメンって旦那さんの感覚では非常食扱いなんですが(非常に分かる)、奥さんは袋ラーメンでも野菜を炒めて上盛りにするんですよ。それに驚いた旦那さんは「こんなラーメン、CMでしか見たこと無い!」と喜ぶんですが(本当に分かる)、そんな奥さんが一人で袋ラーメンを食べている時は、具無しなんですよ。曰く「一人で食べる時はこんなもんよ」と。このエピソードだけで、二人の間に流れる幸せをお裾分けしてもらったような気になりました。

そんな旦那さんが、夜中に適当な理由をつけて外出して、吉野家の牛丼をかきこんで懐かしさを感じ、ちょっと不倫をしているよう。って感じる部分もすごく好き。んで、それがきっちり奥さんにばれてるのも。良い関係だなぁ。

いい年の独身男性が読むと下手な恋愛漫画より刺さるものがありました。

それにしても、良家に生まれて芸大を出て漫画家やってる心豊かな奥さんって、属性てんこ盛り過ぎてて……最高。



(2017.11.16)「初デートでサイゼリア」について

ネットで度々話題になっている、初めてのデートでサイゼリアを選択する事について、話題になる度に色々な人が賛否両論を書き込んでいるみたいで話題に事欠かないみたいです。

最近ではこの辺り。

  • 「初めてのデート」に何処にでもある、いつも行ってる、いつでも行けるお店に連れていかれると、女性は黙ってFOする。よって、FOされた男性は何が悪いのか分からない

この話題について、読む度にモヤモヤとしているところがあったので自分の考えを書きとめておきます。



そもそも、この話題の趣旨はサイゼリアと言うお店自体が良い悪いって事ではないんですよ。サイゼリアはお手頃な価格でお値段以上の料理を出してくれる良いお店です。それは紛れもない事実。価格を実現する為の生産やオペレーションの効率化等々、お店自体にも興味深い部分があります。

ですが、TPO(この場合は時と目的ですね)に応じたお店を選択しましょう。って話しですよね。デートとなればお互いに少しはおめかしをして出掛けるでしょう。少なくても女性側はそれなりの用意とコストをかけているはずです。そんなお互いにほぼ情報が無い段階、これから親交を深めて行こうという一度目のエンカウント。そこで食事の場所にサイゼリアを選択したってことは、自分は一度目のデートと言う場においてサイゼリアが最良の選択肢だと思いました(≒それ以上の選択肢を持っていません。)と言う事に他ならないです。

学生ならいざ知らず、社会人としてそれはどうなの?って話です。お互い親しくなって気楽に付き合える関係になったら、サイゼリアに行って好きなだけ話をすれば良いと思います。サイゼリアはそういうお店だと思います。

当然、一度目のデートからサイゼリアで問題ないと言う人も居るでしょう。そういう事は特に気にしないよ、と。それに初デートでサイゼリアが嫌なら言ってくれれば良いのに、という意見もあります。それに関しては、どうしてほぼ初対面で親しくないあなたにそこまでの事を言わないといけないの?って話です。前提としてお互いに情報を持っていなくて、これから親交を深める中で価値観を共有していく段階なんですよ。そんな段階で下手な事を言って相手に嫌な思いをさせたくないし、逆に下手な事を言うと自分に気概が及ぶ場合だってあるでしょう。

なので、様々なリスクを考慮した上で、一番「間違いの無い」であろう選択肢と言うのが、TPOに応じた振る舞いというものだと思います。初めてデートに行くなら、それなりにおめかしをして、落ち着いて話の出来るちょっと小洒落たお店で女性をエスコートしながら会話の中でお互いの価値観を探り合っていく。その上で価値観が重なっている部分に関しては徐々に崩していけば良いんです。それの条件を満たした上でのお店のチョイスがセンスであり個性です。

で、用途に応じたお店の知識、格好、立ち振る舞いと言うのは、ある程度の年齢になればある程度のものが求められるでしょう。それが年齢を積み重ねてきた事に対する責任であり世間の評価と言うものだと思います。幸い、今はネットという便利なものがありますから、知らなくても少しの時間と手間があればすぐに調べる事が出来ます。

と言う、すごーく至極当然の当たり前の事をわざわざ文章にしてしまいました。コメントを読んでいると「サイゼリアを否定する意味が分からない」「そんな事で怒る女性が悪い」的な事を堂々と言っている人があまりに多かったもので。

なんだろう。ルール、マナーっていう一見面倒に思えるかもしれないものは、価値観が異なるかもしれない人と触れ合う時の共通の尺度となり得るもので、それを守っておけば少なくても間違ってはいないという安心が得られる便利な免罪符だと思います。



(2017.11.09)アコギを買った

ねんがんのアコースティックギターを購入しました。YAMAHAのFS820です。

とりあえずアコギを弾きたい衝動が高まっていたので、最初はお手頃価格の初心者セットを買う予定だったんですけど、楽器屋さんに行って試奏してみるとお手頃モデルでも思ったより良い音で驚きました。が、それ以上にYAMAHAのエントリーモデルの音が良すぎて一目惚れしてしまいました。何というか、音が優しいんです。

コード弾きならエレキギターにアンプを繋がなければ丁度良い音量だと思っていたんですが、指で弾きたくなるとエレキギターではちょっと音が小さすぎるのと弦の幅が狭くて弾きにくかったんです。

アコギだとセーハーした時に人差し指にちゃんと力入れないと6弦の音が綺麗に鳴らないから良い練習になりそう。あと、分かってたけどピックでストローク弾きするとすごい響く。これは夜にピック弾きは無理かも。

そんな訳で暫くはこのギターで遊んでいそう。



(2017.11.07)(game)ドラゴンクエスト11

『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』(3DS版)


発売したのかー。ぐらいに思っていたんですけど、買った人に「ちょっとでも気になってるならネタバレ食らう前にやっとけ。」と言われたのでプレイしました。思ってみればドラクエをプレイするのは4以来でした。何となくやってなかったんですよね。

えっと。戦闘に背景がついてる!!素晴らしい!(笑)

ドラクエと言えば王道RPGの代名詞ですが、久々にプレイしたドラクエはシステム的にも最近のものを色々と取り入れてプレイしやすくなっていました。例えば、レベルアップ時に全回復したりとか、キャンプと言う名前のセーブ&回復ポイントが各地に点在していて、それがボス前にほぼ設置してあったりとか。ドラクエってボスよりも道中が厳しくて、MPを節約しながらも使うところでは躊躇無く使いながらボスまでたどり着く、その為に細かい技を駆使していくってイメージがあったんですが、基本的に全戦闘に全力全開で良いので楽でした。

そして、割と驚いたのがMP回復系について。ドラクエにおけるMPって本当に貴重で、だからこそMPを消費して強力な攻撃や回復が行えると思っていました。いのりの指輪は確率で壊れるし、入手方法も限定されていて、本当に対ラスボス用とかの虎の子って感じ。だったんですが、最序盤でMP回復薬が手に入ったり、ボス前に人数分のMP回復薬があったりしたのは軽い衝撃でした。

そうそう、何気にふくろシステムも便利ですね。そこまでするなら、全員のアイテムを共通化してもいいんじゃないかって思いましたが、それはそれなんでしょう。

そんな感じに便利なものは多かったんですが、その分、純粋にストーリーを追えるのは良いです。久々に再開した時も、あらすじシステムで物語を思い出せるし、次にやることを何となく教えてくれたりしますし。

で、ここからが流石ドラクエだなーと思ったんですが、大筋をストーリーを示してくれてる中で、きっちりと「寄り道」する余地を残してくれているんですよね。大きな流れは分かっているから迷うことは無いんですが、その途中で、鍛冶や収集アイテムによるアイテムクリエイション、カジノや各種クエスト等が結構なボリュームで用意されているので、自分の好みに応じてそれらをこなしていく事で、一本道ストーリーをお使いさせられているって感じをあまり受けないんです。その辺りのバランスは本当に流石の一言。そして、寄り道要素もストレスを溜めるんじゃなくて、やっとけば便利だよってバランスなのが良いです。寄り道すればするだけ強くなる感じ。

ストーリーですが、今のドラクエってこんなにがっつりとストーリーがあるんだ。っていうのが最初の印象。3Dキャラによる演技も良い味を出していました。一区切りの部分までは本当に楽しめました。キャラが全員立ってるってすごい事だと思う。

何だかんだで、はまっちゃって一気にクリアした事に違いは無いです。久々に眠い目をこすりながらゲームしてました。一区切りまでが45時間ぐらい、やりきった!ってところまでが80時間ぐらいだったでしょうか。3週間で駆け抜けてしまいました(笑)

以下、ネタバレの感想ですのでご注意下さい


































箇条書き気味に。

  • 過去世界、プレイ時間が長いからあまり思わなかったんだけど、ニルゼルファを追って行ったとは言え、「仲間集めてケトスを強化してラスボスに突っ込め!修行場は用意したぜ!」なんだよね。
  • 強さを求めるプレイングは好きなのでそこは別に良いんだけど、過去編に関しては過去シリーズに寄り過ぎていてDQ11として感想が言えない。
  • フィールドを歩けばDQ3のBGM、空を飛べばラーミアのBGM、とどめにラスボスのBGMがゾーマなんだもの。すごく嬉しいんだけどね。思い出補正が大きすぎて。
  • エンディングもDQ11のEDっていうよりは、今までのDQ集大成みたいな感じだったよね。最後の最後、DQ3の冒頭に繋がる下りは熱過ぎるでしょ。
  • DQ1~DQ3をリアルタイムでプレイした人のDQ3クリア後の感動はこんな感じだったのかと思ってしまった。
  • 表のベロニカ、まさか本当に死んじゃうとは思ってなくて、それでも彼女を死を乗り越えて~ってところで気持ちの整理が出来てきていたタイミングだったから、過去編はちょっと違和感あった。
  • カミュと妹のエピソードとか、グレイグとの絆、そしてグレイグとホメロスの和解はどうなっちゃったの?みたいな。過去編がパラレルとは明言されていないみたいだけど。
  • EDの最後、ローシュとセニカっていう前世代の勇者の話で終わってしまった。
  • EDの聖竜が言ってた「もし私が悪堕ちする事があればその時は…」っていうの、やっぱりDQ3のアレフガルドの竜の女王の事なのかな。
  • 修行をやめるタイミングを逃して気づけばこんな状態に。結果、一気に冷めた。
  • そうそう、「取り返しがつかない要素がない」っていうDQのコンセプトは本当に優しさだと思った。敵の名前の変化はそれもあったのかーと。このボリュームで攻略見ながら2週目やるのは辛いしね。これだけのボリュームなのに、クリア後に基本全部リカバリー出来る作りはすごい。



(2017.10.02)(book)幸福のパズル

『幸福のパズル』/折原みと


私の世代だと「折原みと」ってどこかで目にした事が多いんじゃないかと思います。漫画だったり、ティーンズ向け小説だったり、詩集だったり、etc……。とにかく、乙女チックな恋愛の代名詞という印象がある人です。

と、印象にはあるんですが、実のところ作品に触れた事はあまり無かった著者の名前を、ハードカバー小説の広告で見かけたので読んでみました。あれ?一般小説も書かれるんだ?と言う意外性と好奇心が大きかったです。

内容ですが、いやー甘かった!特定分野で生業になる程の能力を持った、清純真面目それで居て芯の強いヒロイン。仕事、人間関係で彼女に襲い掛かる悲劇!でも薄幸のヒロインはそんな事では挫けない。万難辛苦をパートナーと共に乗り越えての大団円!!

あれですね。俺TUEEEEでやたらとモテる男が主人公の小説を女性版にするとこんな感じなんでしょうか。

少々茶化しましたが、物語の構成がとても綺麗でした。流石ベテラン作家。タイトルの「幸福のパズル」を人の幸せ不幸せに例えて使っていましたが、この物語自体が組上げられたパズルのようなお話です。

確かに、甘いストーリーでドラマチックな展開が続いて話を盛り上げるのですが(最大限の軟らかい表現)、決して短くは無い話の中で登場人物達が悩み、苦しみ、憎しみ、様々な紆余曲折を経て、全員がそれぞれの幸せを見つける終わり方は素晴らしかったです。心がほっこりと温かくなる読後感を得る事が出来ました。

ぱっと見た目は少女漫画のような甘い話なんですが、現実世界を舞台にして、人の心の機微を描く話で、登場人物そして読者も含め、関わった人を全員幸せに出来る話だと思いました。

余談ですが、本を読むまで全く知らなかったんですが、作中に湘南の海が舞台として登場して、そこで放送されているローカルFMが登場していました。ちょうど同じ時期に同舞台のミニFMを題材にした「きみの声をとどけたい」という映画を観て心を動かされていたので、妙な共鳴を感じました。




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