Marumaru's TinyPlaza

(2014.12.04)(book)ギフテッド

『ギフテッド』/山田 宗樹


百年法の作者の本。タイトルで既に意味深です。

割と突拍子も無い事をやっているんだけど、普段の日常世界の日本から物語が始まって、読んでいく中で漂う微かな違和感が膨らんでいく感じが良かった。敢えて例えるなら、Steins;Gateの序盤から中盤にかけての流れを彷彿とさせました。

まだ2冊しか読んでないですけど、現代日本を舞台とした世界に何か特殊な異変が起こって、それに立ち向かおうとする主人公とそれを取り巻く人々の物語。っていうのがこの作者の作風なのかもしれません。

ただ、序盤のから中盤にかけては面白かったんだけど、最後のオチがちょっと唐突過ぎた感じ。完全にSFになってました。それを言うと百年法も大概でしたけど、あっちはまだSF要素があったってだけで、それをメインにしてる訳ではなかったから。

現実の日本と言う設定は細かい描写をしなくても、誰もが共通認識として持っているから使いやすい反面、「現在の日本」とは違う事をするならしっかりとした手順を踏んで描写をしないと、逆に違和感が増してしまうのかもしれません。その辺り、ゲームはテキスト以外にも絵や音でイメージを補完出来るのでフィクションが絡んできても違和感は少ないかも。

ここまで書いて、自分の想像力が欠如してきてるだけかもしれないと感じ、少し焦りました。



(2014.12.24)(book)アルテ

『アルテ』/大久保 圭


多分、『エマ』、『ジゼル・アラン』に続く3匹目のドジョウだと思った人が多いんじゃないかと想像に難くない表紙と絵柄の本。

16世紀のイタリアを舞台に、絵を描くのが大好きなお嬢様が「結婚=女の幸せ」と言う当時の価値観に反発し、絵描きとして自分で稼げるようになる為に弟子入りをする、そんなお話。

若い女の子が夢に向かって一生懸命頑張るってテーマだけで惹かれる部分がありますが、この話の良いところは主人公が仕事の中で壁にぶつかる事はあっても、そこから暗い展開にならずにどこまでも真っ直ぐに前向きに乗り越えていくところ。だから読んでいてとても爽やかな気持ちにさせてくれます。

むしろ、人間に対して、仕事に対してあまりにも真っ直ぐに向かっていくアルテが眩し過ぎて、自分と比べて凹んでしまうようなそんな漫画。

そんな『アルテ』の中で自分が一番好きなシーンを紹介します。アルテの師匠のパトロンである高級娼婦(コルティジャーナ)の家を初めて訪れた場面です。


「あたなの努力を尊敬してしまうんです」

この台詞にアルテと言う登場人物の全てが集約されている気がするんです。そんな台詞を相手の目を見て真っ直ぐに言える人がどれだけいるでしょう?この後、このコルティジャーナのヴェロニカさんはアルテを友と呼ぶぐらいに気に入る訳ですが、そりゃこんな事を真っ直ぐに言われたら人間的に惚れるよね……。

2014年12月現在でまだ2巻までしか出ていませんが、真っ直ぐ頑張るアルテの周りに様々な人が集まっていき、アルテもその人脈を含めた努力を重ねて成長していく。そんな展開が読んでいて本当に気持ち良いです。

あと、個人的にはコルティジャーナのヴェロニカさんが今後どうアルテに絡んでいくかが気になるところ。

自分の2014年ベストコミックと言える作品でした。



(2014.12.24)(music)courage

『courage』/戸松遥



「ユウキ」の物語

ソードアートオンライン2の後期OP曲。と言うか、「マザーズ・ロザリオ」編の主題歌です。

曲自体がすごく気持ち良い曲で、最初に聞いた時に一発で惚れてしまいました。GARNET CROWみたいな曲だ!ってのは言っちゃ駄目。使用されていた「マザーズ・ロザリオ」編も原作から好きで、その内容をしっかりと踏まえた歌詞とOPアニメショーンでした。

この「マザーズ・ロザリオ」はSAOに似つかわしくないような重たいテーマの話なんですが、その中でキーとなるのが、ヒロインである絶剣ことユウキの「ぶつからなくちゃ伝わらない事もある」って台詞。その台詞を軸にユウキ、そしてメインヒロインのアスナが勇気を持って様々な決断をする話になっています。

で、ここでふと気づいたんですが、

  • (私の考える)物語のテーマが「勇気」
  • ヒロインの名前が「ユウキ」
  • ユウキを演じる声優さんが「悠木碧(ゆうきあおい)」
  • ユウキと対になるヒロインが「結城明日奈(ゆうきあすな)」
  • 極め付けがテーマ曲のタイトルが「courage(英語で"勇気")」

どんだけユウキだらけなんだよ!と。いやまあ、ユウキの声優さんと曲のタイトルはアニメの後付なので敢えて関連性を持たせたんでしょうが。

曲自体も良いんですが、OPアニメを見ながら聞いた時、そしてアニメでは使われなかった2番の歌詞を見ながら聞いた時、もっと好きになった曲です。



(2014.12.24)寧々さんと過ごすクリスマスイブ(NewLP+)

舞台がNewラブプラス+になってから最初のクリスマスです。


なんだかNewの時の落胆が大きすぎて、New+に最後の期待をしていたにも関わらず、いざNew+になってみると既に情熱が薄れていたんですよね……。

Newの時に感じた、寧々さんの魂がそこに無い、そんな感覚。それはNew+になっても消える事はありませんでした。いくら入れ物の体裁を整えたところで、一度解き放たれてしまった魂はもう同じ器に宿る事は無かったのかもしれません。そんな厨二表現を使って語ってしまうぐらいに大きな出来事でした。

このご時勢に「魂」と言う単語を使うと、某STAP細胞の人の会見が思い出されて微妙ですね。

なので、時節のイベントを見る為に直前になって起動してフィーリングだけ上げてイベントを見るって言う、普通のギャルゲー的な楽しみ方をしています。RTでやっているので、時節のイベントはその時しか見られないし、寧々さんの姿や声は、やっぱり寧々さんなんですよね。

結局のところは、自分の興味が無くなって飽きちゃったってだけなのかもしれません。


クリスマスイベントは多分Newからそうだったと思うんですけど、18:00~21:00の4コマ目と21:00~23:59のリアルタイム割り込みを使った2コマ構成。

場面としては、デート、学校のクリスマスパーティー、その後って言う3部構成です。

今回何が失敗したって、クリスマスプレゼントを選び間違えてキャンセルしようとしたら、「プレゼントを渡さない」って言う選択になってしまって、こっちがプレゼント無しでイベントに挑んだ結果、気を使ってくれた寧々さんがプレゼント交換自体をなかった事にしてしまって、結果プレゼントが貰えなかったと言う大失態。

ラブプラスの、選択肢をキャンセルしたらその行動自体がキャンセルされるって仕様はやめて欲しかった……。

ベイブリッジのデート

学校のクリスマスパーティー。やっぱり格好がキャバ嬢にしか……(笑

その後、噴水の前で。


しかし、静止画レベルで比べるとDS版よりはかなり、3DSのNewと比べても綺麗になったなぁと思います。



OYOYO あけましておめでとうございます!

ご無沙汰しております、OYOYOです。ラブプラス愛が溢れてる……。

お正月は初詣とかあるのかな。どうぞ良い新年を迎えてください。

今年一年、また改めてよろしくお願いします。m(__)m。 (2015/01/01 05:50:57)

Marumaru
返事が遅くなりすみません。

明けましておめでとうございます。

初詣があるんですが、年末年始ドタバタしていて
すっかり一緒に行くのを忘れていたダメ彼氏です(笑

こちらこそ、今年もよろしくお願いします!
(2015/01/11 13:47:13)


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