Marumaru's TinyPlaza

(2012.03.18)ギターのメンテナンスをしてみた

梅の花が咲き始め、寒さも少しは緩んできた今日この頃。amPlugを付けてギターの練習をしていましたんですが……どうも音が途切れて気持ちが悪い。

amPlugの接触不良だと思われるのですが、音が出なかったり出てもノイズが混じっていたりします。それにプラグも緩くなっているらしくて、刺していてもクルクルと回ってしまいます。

楽器屋さんに持って行って直してもらおうかと思ったりもしたんですが、休みまで待たないといけないのと修理代もかさむ為、ネットで調べながら自分で直してみることにしました。

プラグ編

まずはプラグから。凸の方ですね。調べたところ、プラグを長く使っているとプラグの接触部分が酸化して接触が悪くなるとの事。確かにamPlugを見ると差込プラグが曇ったように汚れていました。こういう汚れは「接点復活剤」なる薬品で拭けば綺麗になるらしいです。何そのRPGに出てきそうなカッコイイ名前の薬品。

大き目の家電量販店等に売っているらしいので最悪通販で買うかなぁと思っていたんですが、近所のホームセンターに普通に売っていました。スプレータイプのものが主流みたいで相場は1000円程度です。

早速、接点復活剤をプラグに吹き付けた後に乾いた布で拭き取ります。汚れが目に見えて綺麗になった気がします。

ジャック編

次にジャック。凹の方。まずジャックが付いている板のネジを外してジャックが取り出せる状態にします。

これはテレキャスターの場合なので、ストラトとかの場合はこの部分がちょっと違うと思います。

ジャックを取り出して、プラグが接触する部分に接点復活剤をつけていきます。ジャックに対しては接点復活剤を直接吹きかけるんじゃなくて綿棒等に付けてこすると良いようです。ジャックを取り出したのなんて初めてだったので、コードが切れたりしないか緊張しました。実際、コードの長さにあまり余裕が無かったので怖い作業です。

それから、ジャックが物理的にゆるくなっているのを直す為に、ジャックの接触部分をペンチで内側に曲げます。(上記写真の囲み部分)ジャックのこの三角形がプラグにひっかかる事でプラグを固定しているので、この三角部分を内側に曲げればひっかかりが強くなってプラグがしっかり止まるようになります。

プラグが刺さっている状態はこんな感じ。


そんな訳でネットで調べながらメンテナンスをしてみましたが、結果は大成功でした。弾いている最中に突然音が出なくなることが無くなりましたし、ノイズも減った気がします。何よりジャックにプラグがきっちりと刺さるようになったのでシールドを繋いだ時も安心です。

音飛びの原因が分からなくてシールドを買い換えようかと思ったりもしましたが、どうやら原因は接触不良だったみたいです。接点復活剤さえあれば、お金もかからずメンテナンスの一環として比較的簡単に出来る作業でした。ジャックは使っているとどうしても接触が緩くなるのでメンテナンスの方法が分かって一安心です。

このエントリーの内容はギターしている人には常識な事かもしれませんが、自分の覚書をかねてまとめてみました。それにしても、弦の張り替えやメンテナンスをしていると楽器により一層愛着が湧いてきます。ギターをやっている人で興味を持った人は是非やってみるといいんじゃないでしょうか。音が途切れるストレスが無くなるのは気持ちいいです。



残響 どもです。いつもお世話になります。……前に「弦楽器もーやめるー」といったわりには、またベースを買いなおして手を出してるんですが、その際、まるまるさんのこの記事がとても役にたちました。詳しくはリンク先のHPで書いたのですが、ttp://modern.yukishigure.com/ やっぱり近しいひとで同じような症状に悩まされたひとのレポというのは、心強いなぁ、と改めて思うのでした。勝手ながら御礼を。ありがとうございました。 (2015/07/07 19:27:59)

まるまる
こんにちは。こんな記事ですが、お役に立てて頂けたようで何よりです。
ノイズ、本当に気になりますもんねぇ。
この時に使った、接点復活剤ですが、楽器以外にもPC用品等、プラグ系全般に
使えて非常に便利でした。 (2015/07/08 11:15:26)


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