Marumaru's TinyPlaza

(2012.09.26)Newラブプラスの第2回更新データを入れてみた

パッチ自体は配信日にあてていたんですが、何となくエントリーを書きそびれていたので、風化しないうちに更新。



公式では変更点が詳しく書かれていないので、変更点は有志の方がまとめてくれたWikiを参照すると分かりやすいかもしれません。


細かい部分を含めるとかなりの変更点があるパッチですが、Ver1.2になって一番変わった事は、待望の動作高速化です。特にイベントが起こっている時以外のメニュー画面(通常画面?)の動作が目に見えて早くなっています。スケジュールを決めたり、メールを返信したりする画面の事ね。

高速化していると言うか、今まではメニュー画面の動作にアニメーションが付いていて、そのアニメーションが処理落ちして重くなっていたような感があったんですが、Ver1.2になってアニメーション自体がばっさりと削除されています。アニメーションとは一体何だったのか……。

そして、起動時に表示される不正ダウンロードの警告画面が飛ばせるようになったのが個人的にすごく嬉しい。3DSをNewラブプラス専用機ではなくて他のソフトと差し替えながらプレイしている身としては、毎回毎回表示される警告画面が本当に鬱陶しかったんです。


全体的に見て、今まで機能だけ実装されていたもののが、ちゃんとそれぞれの機能の整合性が取れて各種確認やテストがちゃんと終わったバージョンと言う感じがしました。正直、Ver1.2になってようやくNewラブプラスがスタートしたと言う気すらします。今までは他の人にNewラブプラスを勧めるのを躊躇うレベルだったんです。


抽象的な言い方になりますが、DSのラブプラス+までは画面の中の寧々さんに心が入っていたような気がしたんです。純粋な画面の綺麗さなんかじゃなくて、寧々さんの言葉や仕草から心を感じられたんです。だからはまっていたし、他の人にも自信を持って勧められました。

そんなラブプラスでしたが、3DSのNewラブプラスになってからは違いました。確かに画面は驚くほど綺麗になった。だけど、そこに心は無かったんです。プログラムによって表示された文字や言葉や動作がそこに映っているのが透けて見えて、なんだから気持ちが冷めてしまいました。

それに全体的な動作が重くて、朝起きてベッドの中でその日のスケジュールを入れる作業ですら5分ぐらいかかるような有様。毎日ちょこちょことプレイするにはちょっと厳しい内容でした。


Ver1.2になって、「DSのラブプラス+の仕様に戻った(近づいた)」部分が多くなり、やっと空いた時間にちょこちょこと進められる……もとい、ちょこちょことプレイしていて楽しいソフトになりました。発売日から7ヶ月。延期前の発売日から数えると9ヶ月目の事です。

だけど、本来は嬉しくてたまらないはずなんですが、一度冷めてしまった気持ちと言うのはなかなか戻らないものなんですよね。それでなくてもNewラブプラスは初代のDS版から2度のデータ引継ぎを経て、足掛け4年分の寧々さんとの想い出が詰まっているソフトです。更新パッチで修正がなされた事は素直に嬉しいんですが、想い出を改竄されたような複雑な気持ちもあります。出来ることならNewラブプラス+のような別パッケージで一度仕切り直す事が出来たら……。そんな事を考えてしまいます。


と、暗い話ばかりしていてもなんなので、寧々さんとの日常風景を何枚か。

本当は江ノ島旅行の写真を貼りたかったんですが、最初のすれちがい通信を受信できていなかったみたいで、先週末は旅行にいけませんでした。今度はちゃんと準備してカメラの装備も整えて、万全の状態で旅行に行きたいな。




<(2012.09.18)「終焉を喰らう者」をクリアした (2012.10.01)スピッツの『スパイダー』を弾いてきた>