Marumaru's TinyPlaza
(2014.02.22)町のCDショップ
まどかのBDを予約しようと行き付けのCDショップに行くと、ドアの前に「2月いっぱいで店を閉めます」との張り紙がしてありました。
このお店、中学・高校時代から馴染みのお店で、当時はおばさんが、今は息子さんが商売をされていました。聞いてみると、消費税の値上げを契機に辞め時が無くなる前にお店を閉めるとの事。
学生時代、林原めぐみのファンだった私は、椎名へきるのファンの友達と一緒にそれぞれの新譜が出るたびに、このお店の予約券を見せ合ったりしていました。スレイヤーズのドラマCDやサントラもこのお店で買った記憶があります。
音楽は聞いた時の記憶を一緒に閉じ込めて、その音楽を聞くと当時の思い出が蘇るから人々の心に残る。と言うのはよく聞く話ですが、振り返ってみると、私にとってはこのお店を中心とした音楽を取り巻く環境自体が思い出になっているんだと気付きました。あぁ、そう言えばレンタルCDショップも近くにあったなぁ。
今の時代にCD屋さんは……とか、Amazonが……とか、大手のチェーンが……なんて言うのは簡単だし、実際この話を周りの人に話した時には同じような事を言われました。だけど、そんな事じゃないんですよね。そんな事を言う事に意味なんて無いんですよね。
上手く言葉にならない気持ちの中で、一つだけ確かに言える、今まで本当にありがとうございました。
お店で閉店セールがやっていたので、CDを何枚か買ってきました。