Marumaru's TinyPlaza
(2013.06.01)(book)マンガ 量子力学―この世を支配する奇妙な法則
『マンガ 量子力学―この世を支配する奇妙な法則』/石川 真之介
世の中に量子力学をマンガで解説した本は数多くあるんでしょうが、その中でもこの本はすごいんです!何がすごいって、カリフォルニア大学研究員と言う立派な肩書きを持つ筆者"が"マンガを描いてます。
しかもマンガの内容が魔法少女モノ!内容も、魔法のステッキを持っていたり、使い魔が居たり、ライバルに黒い系衣装のちょっと無口な魔法少女が居たり、挙句の果てには魔法バトルを始めたりと、色んなツボをがっつりと押さえています。それもそのはず、後書きを読むと、参考作品に「魔法少女プリティーサミー」とか書いてあるし……だめだ、この人ガチだ。
絵も、正直すごく上手いと言う訳ではないんですが、逆に上手過ぎないところに独特の魅力があるんです。何より、愛を感じる絵です。作者が本当に好きで描いているっていうのがすごく伝わってくる絵。
中身は、章ごとにマンガと文字による解説が入っています。マンガ部分でイメージを伝えて、その後に文章による解説が並びます。が、正直な話、解説書としては書かれている事が触りの部分過ぎて、「それはなんとなく分かったんだけど、だから何?」って状態になってしまいました。
ただ、物語やゲーム等でよく使用される範囲の量子力学的な部分、「シュレーディンガーの猫」「観測する事で存在を確定される」「可能性が並列に存在」辺りについては解説がちゃんとされているので、オタク的な嗜みの為の解説書と言う意味では正しいのかもしれません。
(2013.06.04)PSO2で同窓会
突然ですが、少し前からPSvitaでPSO2こと、ファンタシースターオンラインを遊んでいます。
- 『ファンタシースターオンライン2』公式サイト
もともと、PC用のオンラインゲームだったんですが、春からvitaでも出来るようになりました。
私はSHIP04で、こんなキャラクターで遊んでいます。
Fo/Teで相変わらずの魔法系回復キャラです。魔法撃ったり回復したりしてるのが楽しいんですよね。
PSO2で同窓会
PSO2はPC版の時から大学時代のサークルの人がプレイしてて誘われていたのですが、PCの要求スペックが結構高かったので古いノートしか持ってない自分はちょっと環境的に厳しいかな・・・・・・って思って諦めていたんです。
そこにVita版登場の話が舞い込んできて、しかもvitaでプレイしてる人とPCでプレイしている人が一緒に同じフィールドで遊べるって言うじゃないですか。しかもPSO2は基本料金無料なので知り合いとチャットをしに行く様な感覚で始めてみました。
で、先日めでたく大学時代のサークルの面子が4人、PSO2上で会える事になりました。PC版からプレイしていた2人と、Vitaから始めた2人(私含む)。合わせて4人のPTでvita版はチャットが難しいって事でSkypeで話しながらのプレイです。
何と言うか、本当に同窓会感覚でした。個別には電話やTwitter等で連絡を取ることはあっても、大人数で音声会話で一緒に話しながら同じゲームを一緒にプレイするって言うのは不思議な感覚で、それ以上に懐かしくて楽しい一時でした。
最後にみんなで集まって記念撮影をしていたんですが、PC版の方が解像度の関係でスクリーンショットが綺麗なので、PCでプレイしている人に頼んで画像を送ってもらいました。
↑クリックで大きい画像になります。
何がすごいって、全く示し合わせていなかったのに、4人とも女性キャラでキャラメイキングしていた事(笑)
身内向けに中の人解説。左からsageさん、LightningWindさん、Random.sさん、まるまる、です。このHNを書くのも何だか久しぶりです。
PSO2についての所感
何よりも、装備にステータスが設定されていないので好きな格好をして冒険が出来るのが嬉しいです。他のゲームだと、見た目が良い装備はステータスが低かったり、装備制限が厳しかったりするので、実用性と見た目の両立が厳しかったりするんですが、PSO2は完全に見た目で装備を選ぶことが出来ます。
基本無料で、課金部分は見た目を変える装備だったり、経験値UP系等の時間をお金で買う系、倉庫拡張等で、課金していなくても基本的なゲーム部分には影響が無いのが嬉しいです。装備で変わる見た目は強さには関係なくて、その部分に拘りたいならお金を払ってねってシステム。ネットゲームで求められているものを分かっている気がします。
気になる部分としては、レベルによる経験値補正が大きすぎて、このレベル帯ならこのクエスト、と言うのがほぼ固定されている点と、同じく経験値補正の関係でレベルの離れている知り合いとPTを組むと完全にお手伝いになってしまうところ。
それと、同じクエストでも条件によって時間制限(割と厳し目)が課せられる事があるので、野良パーティーを組んだ時に自分に時間制限がある状態だと、その旨を説明したりする必要があったりして、のんびりと遊べないところがちょっと面倒かな。
それでも、PSOシリーズは基本が「ランダム生成されるダンジョンに潜ってレア武器を発掘する」ってゲームなので、あまり躍起にならずにのんびりとちょこちょこプレイするのが吉っぽいです。
(2013.06.11)初音ミクのTカードを作ってきた
今日から初音ミク仕様のTカードを発行出来るようになったので、早速作ってきました。
- 初音ミク×Tカード | HATSUNE MIKU × T-CARD
TUTAYAとFamilyMartで発行出来るんですが(絵柄は一緒)、私はTUTAYAでレンタルをするのでレンタル機能の付いたTUTAYAのTカードにしました。
- TSUTAYA 初音ミク×Tカード
あら可愛い。
KEIさんが描かれた公式絵とは少しタッチが違いますが、これはこれで可愛いですね。ぶっちゃけ公式よりロリロリしてますね。初音ミクのデザインが素晴らしいところは、公式ではない色んな人が描いたミクが、初音ミクとしての魅力を残したまま描いた人の絵柄の魅力が加えられるところだと思います。
ちなみに、このカードのならではの特典として、貯めたTポイントを使って各種ミクグッズの応募が出来るんですが、使うポイントが少ないのは良いんですが、全部抽選みたいです。デジタルデータなら全員プレゼントにしてくれても良い気がします。
- 初音ミク×Tカード | HATSUNE MIKU × T-CARD(交換商品一覧のページ)
デジタルデータは3939名に当たるみたいなんですが、倍率的にはどうなんでしょ?ポイントさえあれば何回でも応募出来るみたいなので、沢山ポイント持ってる人が片っ端から応募するような気がするんですよね。
しかし、カードの中に僅かながら残っていたポイントは全部クーポン券に出力しちゃったから、応募するには新しいカードでポイントを貯める必要があります。詳しくは下記にて。応募期限までにポイント溜まるかな。
手数料について
この初音ミクのTカードなんですが、作成時に手数料が525円かかります。加えて、TUTAYAで作ってレンタル機能を付けた場合にはプラスで200円がかかります。(ここは店舗によって違うかもしれませんが)なので、今までTUTAYAでTカードを使っていた人が同じ機能を持たせようとすると725円かかるのでちょっと注意が必要です。個人的には、ついこの前Tカードの更新をしたばかりだったのでちょっと複雑な気分。
ポイント引き継ぎについて
ミクTカードを作るにあたり、今まで使ってるカードと新規で作ったカードの2枚持ちをする人なら問題ないですが、Tカードを一枚にまとめたい場合は今まで使っていたカードのポイントをどうにかする必要があります。
ファミマで作るとポイントは持ち越し出来るみたいですが、TUTAYAで作るとポイントの持ち越しは出来ません。なんでも、新規カードを作ると言う扱いになるので、引き継ぎ処理自体が出来ないのだとか。
その為、古いカードの残っているポイントをクーポン券として出力してもらってから処分する事になると思います。この場合、出力したクーポン券には利用期限があるので注意が必要です。
私は微々たるポイントしか残っていなかったので大した問題じゃなかったんですが、数千単位でポイントが残っている人だったら2枚持ちを考慮するレベルかもしれません。
(2013.06.19)(book)風の中のマリア
『風の中のマリア』/百田 尚樹
とある帝国の女戦士として生を受けたマリア。「疾風のマリア」の二つ名を持つ彼女が駆け抜けた生涯を描いた話。
と言う紹介を読むとファンタジー小説だと思われると思いますが、そうじゃないんですよ。本を読み始めたら1頁目で分かる事なんですが、その衝撃が大きかったのでもしもこのサイトを見てこの本を読もうと思った人の為に伏せておきます。
自分に与えられた「務め」を精一杯全うしながら、激しく戦うマリアの生涯を通じて、生きる意味、そして人の一生のについて考えさせられる物語でした。「自分はこの為に生きている」と感覚と言うのはなかなか感じる事が難しい事だと思うので、マリアの視点を通じて追体験をさせてもらったような気持ちです。
それに、作品のテーマについて作者が本当に勉強しているのが分かるので読んでいて面白かった。テーマについて触りの部分はそれまでの知識で知っていても、そこからは全然知らない事ばかりだったので非常に興味深く読めました。世界って本当に上手く出来ているんだな、と。
何より、難しい事を書いている訳ではない、むしろとても簡単で読みやすい文章なのに話がとても深い。こういうのが文章の上手さであり物語の魅力なんだと感じました。後で調べてみると、TVの構成作家をされてた人だと知って納得。以前にも構成作家の人の本を読みましたが構成作家の人が書く文章は魅力的だというイメージになりました。
本当に面白い一冊でした。
(2013.06.24)華原朋美が「I BELIEVE」をセルフカバーしていた
ラジオを聞いていたら、『華原朋美さんのセルフカバーアルバムから「I BELIEVE」を』と言うDJの声が聞こえて思わずラジオの方を向いてしまいました。
この時期に華原朋美!?セルフカバーって自分の曲歌い直しって事でしょ!?と二重の意味で驚きました。華原朋美と言えばカウントダウンTV等をチェックしながら、流行の音楽を一番聴いていた頃の象徴であるので余計に。
I BELIVEは流行っていた当時に聞いた時は、普遍的な情況を描いた歌詞に小室サウンドを乗せた「流行の軽い歌」と言う感じで聞き流していました。
だけど、今回聞いたI BELIVEは何か違ったんですよ。伴奏も重厚で落ち着いた雰囲気になって、華原さん自体もすごく歌が上手くなっていましたが、それ以上に歌詞のフレーズが華原さんが今までに置かれた状況、そしてこれからの心境を歌ってる気がして、歌に重みがあるような感じがしました。
同じ歌詞の内容でも、本人の波乱万丈の人生と重ね合わせて聞こえてしまうから、とても重くて説得力があるんです。年を重ねた人の歌が心を揺さぶる事が多いのは、単純な歌唱力以上に、本人の体験が歌に乗っていて、聞く側もそれを感じるからなのかな?と思っていました。
セルフカバーの歌は、同じ歌を歌い直して、必然的に前のVerと比較される事が予想されるので、出す方も相当な覚悟が要りますね。
個人的にセルフカバーと言えば、林原めぐみさんの「Tokyo Boogie Night」が浮かびます。1992年の「WHATEVER」収録Verは若くて初々しくて元気一杯!と言うまさに林原さんの原点が聞けますし、2002年の「feel well」収録Verは歌い方も含め、艶っぽくて大人の落ち着いた魅力を感じさせてくれます。
ファンだから言える事かもしれませんが、セルフカバーと言うのはそれぞれのバージョンを比べて、それぞれの魅力、その間の時間の流れを感じさせてくれるのが魅力だし、それを感じさせてくれるような人や曲で出して欲しいものです。
(2013.06.28)Jazzmasterをお迎えした
遂に新しいギターを買いました。
fenderジャパンのJazzmasterことJM66。
本当はもうちょっと先に買う予定だったんですけれど、バンドの課題曲「五月雨20ラブ」を弾いていたら、今使っている初心者用のテレキャスだとなんか音が違うと感じてしょうがなかったんです。弘法筆を選ばずなのは勿論だし、そもそもギター変える前に上手くなれよ!ってレベルなんですが、今まで練習していて初めて新しいギターが欲しいって思いました。
で、色々と調べたり楽器屋さんで試奏させてもらっているうちに、このJazzmasterに惚れこんでしまいました。テレキャスのチャキチャキした軽快な音も好きなんですが、このJazzmasterは何と言うか音が優しい。
色も、テレキャスやムスタングを見ていた時はサンバーストってあまりピンときていなかったんですが、 Jazzmasterにはすごく合っている気がしました。もう、完全に一目惚れレベル。だって格好良いんだもの。
で、バンドで合わせる日の前日、メンバーの一人と居酒屋で飲みながら話していて「もうちょっとしたらギター買おうかと思ってるんだよねー」と話を振ったところ「明日が合わせる日なんだから、明日ニューギターで挑むべき。いつ買うの?今でしょ!」みたいなノリで盛り上がってしまって、そのまま酔った勢いも合わさって「じゃあ、明日買う!」となってしまいました。
で、触ってみた感想なんですが……ヘッド落ちしないって素晴らしい!それに高音フレットの間隔が広いので高い音が出しやすい。その分、前のギターに比べてちょっと長めになっていました。それにすごく軽い。そして、音が本当に心地良い。エフェクター付けなくても十分良い音。それに前のギターに比べて全体の作りが本当にしっかりしてる。それこそペグ一つに至るまで。これが値段の価値なんですよねぇ……。
ギターは飽きるかもしれないから、初心者モデルで十分と思っていましたが、腕前はさておきもう何年も楽しくやってる趣味だから、この辺りで買い換えて正解かも。道具を良いものにした事で精神面にフィードバックする部分と言うのは確かにありますからね。
多分、このJazzmasterは一生ものになると思うから、もっと良い音で鳴られるように弾いていこう。これからよろしくね。
しっかし、Jazzmasterをジャズマスって略すとアイマス系の新手コンテンツみたい。