Marumaru's TinyPlaza
(2014.10.07)New3DSについて
いよいよ発売が週末に迫ってきました、New3DS。
私は発売日かそれに近い日に買う予定で居ます。以下、New3DSに寄せる想いを書いてみます。
もともと、3Dの立体視にすごく興味があったんです。多分、原体験はSF作品などでよく登場する、ホログラムで絵が浮かび上がるような写真立てだと思います。ニュアンスが伝わるかな、コースターの上に人の映像が浮かびあがるような表現で登場する事が多かったように思います。あの「何も無いところに映像が立体的に出る」って事にすごくワクワクしていて、子供心ながらに未来を感じていました。
そこまでのものはまだ登場していませんけど、立体的に見せる技術自体は色々ありますよね。古くは赤と青の眼鏡だったり、二つの点が重なるようにすると点描の中から絵が浮き出てくる本だったり、最近だとHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を使ったVR体験などなど。
でも、私は目に斜視があるせいで、二つの点を重ねる絵はどうやっても絵を浮かび上がらせる事が出来なかったんです。それに眼鏡をしているもんだから、ゴーグルをかける系の3D技術は眼鏡の上に更に眼鏡をかけるような感じになって、立体的に見える事は見えてもどうも画面との距離を感じてしまいます。それに眼鏡の二重がけは純粋に疲れます。コンタクトにすれば良いじゃん!って思うかもしれないんですが、どうも目の中に直接モノを入れるコンタクトは抵抗があります。
そこで登場したのが3DSです。満を持して登場した「裸眼で見られる」3D機能を搭載しています。
実際、3DSの立体視には驚きました。3Dの見せ方が「奥行きを付ける」「飛び出して見える」の2通りあります。前者の方は箱庭の中を覗いているような感じを味わえます。そして、凄いのが「飛び出して見える」方。3Dに特化したPVや3Dカメラで上手く調整をした写真を撮ると、感覚的に「画面から15㎝ぐらい手前」に映像が飛び出て見えます。フィギュアの写真を撮ったりすると画面からキャラクターが頭を出しているように見えるんです。それは画期的でした。
ただ、この3DS裸眼立体視にも弱点があって、映像が立体に見える角度が非常に狭いんです。画面を向きをしっかり合わせて、3DS自体を顔から30㎝ぐらいの距離に固定して、立体視に目を慣らして(焦点を画面の手前に合わせる)初めて画像が立体的に浮かび上がってきます。だから操作が激しいアクションゲーム等だと操作に合わせて3DS本体が動いてしまって、映像が二重になって3Dにならなくなります。
だから普段は3DSの3D機能をOFFにして、浮かび上がらせたい時だけ3D機能を入れるようにしていました。でも、結局この方法だと殆どの時間3Dを切る事になります。実際、3D映像は目に負担がかかるのであまり長時間は見られないんですが、やっぱり少し寂しいものがあります。
そこで週末に発売するNew3DSの出番です。なんと本体の内側に赤外線カメラが搭載されており、顔の向きを認識。顔がずれると、ずれた方向に対して3D映像が正しく浮かび上がるように補正してくれるとの事です。
……これ、すごくない??本体価格16,000円(税別)の携帯用ゲーム機にこんな機能を付けられるの!?
本体が動いたら3D映像の向きが変わって見られなくなる→じゃあ顔の向きを捕捉して適正な向きの映像を出力すれば良いじゃない。うん、言ってる事は分かるんだけど、やってる事がおもちゃのレベルを超えてると思う。正直、これだけでNew3DSを買う価値があると思ってます。これってすごく「未来」じゃないですか?公式サイトを見ているだけでワクワクしてしまいます。
New3DSは他にも色々とパワーアップされているみたいで、
ボタンと右アナログスティックの追加
ようは拡張スライドパッドの内容が本体に追加された訳ですね。LRボタンを一つずつと右アナログスティック。スライドパッドと追加ボタンはモンハン(特に弓)をやる上で非常に助かります。移動とエイムが同時に出来るから。MH3Gの時はスライドパッドを付けてモンハンをやっていたんですが、スライドパッドが大きすぎる為、本体を持っていて疲れてしまいMH4からは外してしまいました。
(2014.10.09)(book)百年法
『百年法』上・下/山田 宗樹
「HAVI」と言う不老不死の技術が開発された未来、人々は人口増加に備える為に「HAVI」処置から100年後に死なないといけない所謂「百年法」が制定された架空の日本の話。
最初は読みながらマンガの「イキガミ」を連想していました。人の生き死にを法律によって決められた世界で、目の前にそびえる「死」と言う現実に立ち向かう人の話って言うのはSFとしては王道パターンなのかもしれないけれど、面白いなぁと。
そんな惹きつけられる導入で始まった物語ですが、途中の展開は政治家の話になっていきます。政治家としての信念、死を司る法律、独裁政治、大統領直属の部隊、テロリスト、etc……。百年法を軸に様々な勢力が絡み合って物語が進んでいく展開は読み応えがありました。
改めて思ったのが、「不老不死」や「死を司る法」を登場させる物語と言うのはその設定だけで最初は興味を惹かれますが、風呂敷の畳み方が難しいですね。その点この作品は綺麗に終わらせていたんですが、「これしかないよなぁ」と言う物足りなさを感じたのも事実。
読了後、ガンダムUCの終わり方を思い出しました。
(2014.10.10)Gに向けて
いよいよ明日です。MH4Gの発売日。
暫く様子見をしようと思っていたんですが、気づけばNew3DSの予約票とMH4Gのダウンロードカードが手元にあり準備万全の状態になっていました。
モンスターハンターを始めたのがPSPのMHP3からだったので、初めてのG級となるMH3Gは新規スタート(そもそも機種が違うので引継ぎなし)でした。その為、既存データを引き継いでのG級クエストは今回が初めてです。しかも今回はハードも立体視に期待の持てるNew3DSでのG級、否応にも期待は高まります。
ライトボウガンやヘビィボウガンに浮気をしつつも、MH4でやり残した事をぼちぼちとやっていました。武具やギルクエや消耗品集め等々。
そんな時は半分趣味の連射弓装備で遊んでいました。
それなりの見た目と連射弓としてはほぼ言う事の無いスキルを備えたお気に入りの装備です。G級でも序盤ならこれで行けるんじゃないかな?と目論んでいるところです。
MH4の弓と言うとどうしても拡散剛射が注目されていて、実際強いんですが(当たり弓を発掘して属性を合わせて拡散UPを付ける前提ですが)、やっぱり連射弓です。剛射弓は剛射時のスタミナ消費が激しすぎて、強走薬を使わないと息切れをしてしまうんですが、連射弓で一発一発弱点を狙って切れ目無く打ち込んでいくのも楽しいんです。傾斜がきついマップだと拡散弓が欲しくなりますけど。
と言うか、せっかく連射・貫通・拡散の3タイプに曲射/剛射の射撃タイプ、5種類の属性に各種特殊攻撃瓶に溜め段階と組み合わせが無限に近く存在する武器なんだから、モンスターによって使い分ける楽しさを味わいたいんです。装備や戦い方を頭の中であれこれ考えてその実現に向けて素材を集めて実践に挑んで……って言う試行錯誤が一番楽しいんですよ。
そして明日からはMH4Gを始める訳ですが、ちょうど忙しくなる予定の時期にかぶっていてどこまで出来るかが不安。でもまあ自分のペースでのんびりと、モンハンを良い意味での現実逃避に使って頑張っていきたいところ。