Marumaru's TinyPlaza
(2010.11.02)(music)放課後ティータイムⅡ
『放課後ティータイムⅡ』/放課後ティータイム
収録曲
-
Disc01『Studio Mix』
- いちごパフェが止まらない
- ぴゅあぴゅあはーと
- Honey sweet tea time
- 五月雨20ラブ
- ごはんはおかず
- ときめきシュガー
- 冬の日
- U&I
- 天使にふれたよ!
- Interlude
- 放課後ティータイム
-
Disc02『Cassette Mix』
- Introduction
- ふわふわ時間
- カレーのちライス
- わたしの恋はホッチキス
- ふでペン ~ボールペン~
- ぴゅあぴゅあはーと
- いちごパフェが止まらない
- Honey sweet tea time
- ときめきシュガー
- 冬の日
- 五月雨20ラブ
- ごはんはおかず
- U&I
感想
けいおん!!2期の作中歌を集めたアルバム。
作中のライブやお誕生日会で歌った曲や、タイトル・歌詞の一部だけが本編で出ていたあの曲とかも全部入っています。もうね、本当にハズレが無い一枚。全曲リピートで延々と聴けてしまう。むしろ聴いていたい。
2枚組でDisc2は本編最終話中で放課後ティータイムのみんなが演奏をカセットに録音したシーンで作成されたカセットテープという位置づけです。本編の中でも聞こえたメンバーの話声の部分とかも収録されていて、聞いていると最終話の続きを別側面から感じられます。
このDisc2の内容がすごくて、全曲「Cassette Mix」と銘打っているものの、1期の作中歌アルバム『放課後ティータイム』の収録曲が全部入っています。まさに放課後ティータイムの集大成。このアルバムを買えば作中で放課後ティータイムが関わった全ての曲を聴く事が出来ます。なんて素晴らしい。
更に、初回版にはDisc2の収録内容がそのまま入ったカセットテープが付いています。そう、本編最終話で放課後ティータイムのみんなが作ったあのカセットです。CM前後のアイキャッチで回ってるピンクのあれです。これ、何がすごいって文字が全部手書き風に書かれていて、カセット自体はもとより、カセットに入れる曲リストのところまで手書きで埋まってます。この曲リストだけでも初回版を買って良かったと個人的には思いました。
買う人はもとから買うアルバムですが、けいおん!シリーズを通じてのベストアルバム的な位置付けになっているので、「けいおん!」の名前だけ知っていて内容はあまり知らない人。けいおん!関連CDとかは普段買わないけれど本編は見たという人。ムギちゃんが大好きな人。あずにゃんペロペロな人。本当に誰にでもお勧め出来る一枚だと思います。聞いて、放課後ティータイムのメンバーと一緒にみんなで楽しみましょう!
以下、アルバムの中で特にお気に入りの曲の感想を何曲か。
ときめきシュガー
これぞ、けいおん!の作中歌という曲。『放課後ティータイム1(便宜的に)』に多かった澪作詞設定の歌です。 ふでぺんやホッチキスのように日常の何気ない事を恋愛に例えてポエミーに仕立ててあります。 もうね、カラメル(絡める)ソースが言いたいだけじゃないのかと思えるゴリ押し感が堪らない。 『I'm 恋のパティシエ 甘さ控えめなあなたに 自家製のソースかけちゃおう』この辺りの歌詞の言葉の選び方が上手いなーと思う。ニヤニヤ感とむずかゆい感が尋常じゃないもの。 何より、作中で歌詞だけみたらポエムにしか見えないものをちゃんと楽曲にしている作曲と編曲が流石。
五月雨20ラブ
とにかくベースラインが格好良すぎる。流石、澪の曲。 ベースソロから曲が始まるなんて渋すぎる。 ベースを幹にギターがツタのように絡まっている感じがする。 全体的にちょっと変わった曲調なんですが、1曲の中に色んなメロディーが詰まっていてお得感がある曲。 4分とは思えない濃縮感。 このアルバムの中で一番自分でギターパートを弾いてみたい一曲。最後のソロ部分がかなり難しそうだけど。
Honey sweet tea time
待望のムギちゃんヴォーカルの曲っ!! 明るい曲でムギちゃんと言うか中の声優さんの歌という感じです。 普段おっとりしているムギちゃんですが、心の中ではこんなポップな感じだったのかっ!?と妄想して楽しむのが正解かも。 全く歌の感想ではないですね。
(2010.11.04)Cubase5LE導入便利サイト
マルチエフェクタを買った時に付いてきたDAWソフトの「Cubase5LE」なんだか有名なソフトの簡易版らしく、色塗りでで言うならPhotoShopElementsみたいな感じらしい。
せっかく付いてきたソフトなのに使い方が全く分からなくて、MP3ファイルを読み込んで”原曲を流しながらギターの音を出す”って事にしか使ってない有様。
よくよく考えれば、昔に買って言葉だけ喋らせて放置してある「初音ミク」もあることだし、頑張れば曲を作れる環境だけはあるんじゃない?と思ったので調べ物中。
ってことで、自分の覚え書きエントリーです。便利そうなサイトを見つけたら増やしていこう。
解説動画
- 氏家克典のCUBASEはこう使え! vol.1 前編
- 氏家克典のCUBASEはこう使え! vol.1 後編
- 氏家克典のCUBASEはこう使え! vol.2 前編
- 氏家克典のCUBASEはこう使え! vol.2 後編
- 氏家克典のCUBASEはこう使え! vol.3
(2010.11.09)クリアファイル
地元の消防団の操法選手になった関係で、最近ずっと家に帰るのが23時過ぎ……。とりあえず湿布と仲良くしてます。おかげで寝付きがとても良い(笑)
で、9日からローソンでけいおん!!のクリアファイル頒布が始まりました。対象のお菓子を2個買えばクリアフィアル1枚プレゼント。
全6種類+ムギちゃんを1枚貰ってきました。場所によっては12時の日付変更と共に瞬殺したりしたみたいですが……大都会岡山は伊達じゃなかった!
これ、向き的にムギちゃんがセンターなのは確定的に明らか。どのクリアフィルもシンプルだけと魅力的な出来です。てか、けいおん!!関係のグッズって出来が良いのが多い気がする。
それにしても、アニメのクリアフィルってアニメショップとかで買うと、一枚350円ぐらいした気がするんですが、それを考えると対象お菓子(100円~250円)を2個で1枚プレゼントってすごい良心的な設定です。
で、このクリアフィルをコンプリートするぐらい貰った人はみんな思ってるだろうけど……お菓子が食べきれない(笑)100円の対象お菓子が板チョコとキシリッシュだった関係で板チョコが10枚ぐらいあるんですよ……。全部キシリッシュにしとけば良かった。
たまに、こういう分かりやすいオタク的な行動をすると気持ちが良い……。同じモノを10個も20個も手に入れるのはどうかと思うけれど、私もオタクなので、自分の分だけは手元に置いておきたいって気持ちはやっぱりあるわけで。自分の分を手に入れる過程の行動がお祭り気分で楽しめれば良いかなーと。
行動が目的にならないよう、周りに迷惑をかけないように、愛を持った行為を。と自分に言い聞かせてみる。
p.s. RSSリーダ上で読まれている方を意識して段落をBRタグで区切ってみましたがどうでしょうか?
(2010.11.15)操法大会
日曜に地元消防団の分団操法大会が終わりました。いやー、長いようで短かった。
操法っていうのは、ホースを延ばして放水して片付けをするっていう一連の流れを競技として行う学芸会+運動会のようなもの。
ニコニコ動画にどこかの大会の動画が上がっていたので、貼っておきます。(うちとは関係ない大会です)
私も選手に選ばれてしまったので、その練習の為にここ2週間ぐらい毎日20時~23時ぐらいまで夜の小学校で練習してました。何この拘束時間。
でも、何かに向けて一生懸命努力をして、それを多くの人の前で披露する機会なんてそうそう無いので、良い意味での緊張感がありました。いやー、前日の夜に緊張して寝られないとか受験以来ですよ(笑)
そしてその後の打ち上げ。
うちの部から2チーム出場したんですが、自分が所属していない方のチームがなんと大会優勝!なんでも優勝は数十年ぶりらしく、打ち上げが急遽祝賀会にクラスチェンジ。
細かくは書けないですが……優勝カップ美味しかったです(意味不明)
そして次の日。
……っ。やだ、なにこの体から沸き上がる懐かしくも感覚……。
二日酔いでした(笑)二日酔いなんて久々。
(2010.11.16)(book)君がオヤジになる前に
『君がオヤジになる前に』/堀江 貴文
ホリエモンが「25歳の君へ」「28歳の君へ」「32歳の君へ」「35歳の君へ」そして「38歳の僕へ」向けてそれぞれに語る生き方。
最近、完全にホリエモンのファンだなぁと自分でも思う。だって、内容の全く分からない新刊を無条件で読んでしまうんだから。
ホリエモンが言ってる事はいつも一貫していて、「考えるのを止めて思考停止に陥るな」ってずっと言っています。既存概念を無条件に受け入れるな。時間が一番大事だから常に考えて行動しろ、と。
しかし、本当に説明が上手いし面白い。考えを例えを使って上手く説明して、何故そうなのかっていう理由もちゃんと書かれている。それが自分の体験に基づいているから説得力もある。
何より、最後についている福本伸行との対談が面白い。これだけで40頁以上あって、「巻末特別対談」なんていうレベルじゃなくて完全に一つの章になってる。「堀江貴文×福本伸行」っていう組み合わせだけでワクワクしてしまう(笑)
(2010.11.18)ボジョレー
売り出しの準備で休みが潰れた……orz。
ボジョレー・ヌーボーの解禁日だったので早速買ってきました。
お酒は好きなのですが、ワインだけはどうも……。でも、この日だけはお祭りなので毎年ワインを飲んでいる気がします。
今年の葡萄の収穫に感謝をしながら今年の葡萄のワインを飲む。この初々しい味が、10年・20年と時を重ねるなかで、どんな味わいになっていくんだろう。そんな未来への可能性に思いを馳せながらワインを飲む特別な日。
でも、何だかんだ言いながらワインはあまり得意ではないので、濾過した飲みやすい方のビンを買っちゃったんですけど、ね(笑)
(2010.11.20)アークビショップ
少し前の話ですが、ragnarokonlineでメインキャラが3次職のアークビショップになりました。
以下、ROやってない人は完全無視の話。
HP時代はA=Dの神速型でやってきましたが、不死・悪魔種族以外には殲滅力が足りなさすぎて、結局劣化支援になってしまったのでABになってからはある程度ソロが出来る型にする事にしました。
そもそも、RになってDがASPDにあまり関係無くなって興冷めです。A極>DでASPD193を目指すのは流石にネタ過ぎる。少なくてもBASE97とかで目指す型じゃない。
なのでA81,I81,D75の3点フラットで振って殴りMEにする事に。MEで倒しながら、単体処理はデュプレライト付の殴りとシュデックスで。で、最終的にはアドラムスで不死・悪魔種族以外もそれなりに倒せるようになりたい。てか、アドラムスはエフェクトが格好良いのも魅力。
それにしてもデュプレライトのおかげでアークビショップになって火力が本当に上がったと思う。物理攻撃とスキル攻撃の追加攻撃がかなり強いおかげでSに振らなくてもAに振って手数を増やすだけでなんとかなっちゃうんだもん。気分的にはすごい強いAS。
後、アドラムスは青石が媒介のおかげでMEと比較されて"MEより使えない"っていう評価を見ることが多いけれど、アドラムスの魅力は「製属性のスキル攻撃」ってところ。不死・悪魔種族に対してはMEに劣るけれど、逆に言えば今まで狩れなかった不死・悪魔種族以外も遊びで狩る程度なら普通に狩れてしまう。
つまり、中ボス程度までならレアドロップ狙いで気晴らしに狩れちゃうんですよね。これは気分的にかなり嬉しいところ。
とりあえず出来ることが増えたので気が向いた時にちょこちょこやっていこう。でも、なかなかまとまった時間が取れないので臨時とかは休み前とかしか行けないんだよなぁ……。
(2010.11.22)ラブプラス×JOY SOUND
ラブプラスとカラオケのJOYSOUNDがコラボするらしいですね。
なんでもカラオケのディスプレイの画面にラブプラスの彼女が出るらしいです。
……はい。死んだ!
っていうか、バック映像だけじゃなくて実際に歌を歌ってくれるんだ。これは聞かざるを得ない。他の人と一緒だったら絶対ニヤニヤして引かれる自信がある。
ラブプラスって熱海の旅館と言い、ARカードと言い、本当に現実と画面の中の距離を近づける試みを意欲的にやっています。来年発売の3DSではどんな彼女との未来を見せてくれるのか本当に楽しみです。
Marumaru 別ページのコメントテスト (2010/12/13 22:37:39)
(2010.11.23)(book)隻眼の少女
『隻眼の少女』/麻耶 雄嵩
舞台はスガル様という神代からの信仰が残る小さな山村。自殺願望のある主人公・静馬 が次期スガル様の殺人の濡れ衣を着せられる。それを助けたのは水干を来た隻眼の少女探偵御陵みかげ。
新聞の書評で見かけて面白そうだったので読んでみました。ハードカバーなのにライトノベルのようなあらすじに惹かれました(笑)
年下のツンデレ和服探偵に罵られつつも惹かれていく主人公が羨ましいぞ!!
ネタはさておき。
多分ジャンルはミステリ。途中から多段式ロケットのように起こるどんでん返しは息つく間も無く最後まで読ませます。
私はミステリ小説には明るくないんですが、ある意味掟破りなこのトリックに一ひねり加えて綺麗にまとめているのは正直にすごいと思いました。
ただ、どうも全体的に最後のトリックありきの気がするんですよね……。以下、個人的に気になった点。
- 少女探偵みかげに感情移入出来なかった。
- 大事な描写を「~~だった」の一文で済ませる表現が気になった。想像に任せるって意味では良いんでしょうが、本当の最後のネタばらしで一度やるならともかく、何度もやられると興醒め。
- 現実離れした行動の描写が多すぎる。フィクションと割り切れば良いんでしょうが。
この小説は本当に他の人の感想が気になる一冊。自分の感想を言葉にしたのでこれから他の人の感想を読み漁ります。
乱暴な言い方ですが、トリックが秀逸なキャラ萌えラノベ。として読むのはあながち間違いじゃない気がする。
p.s. ここを読んで頂いた方で、この小説を読まれた方は是非小説の感想をコメントにでも書いて貰えないでしょうか。
(2010.11.27)(book)プラナス・ガール
『プラナス・ガール』(3巻まで)/松本トモキ
※作品内容のネタバレを含みます。ネタバレを気にする方は気を付けて下さい。
を読んで興味を持ったので現在発売している3巻まで買ってみました。
女の子の格好をしているんだけど、身体は男の子(本人談)と言う、所謂「男の娘」のお話です。この手のジャンルは局所的にはかなりの盛り上がりを見せているらしいのですが、自分は好き嫌い以前に興味が無いジャンルでした。
ネットを見ていても、「男の娘」が出ている作品と言うだけで"またか"とスルーしていました。強いて言うなら、作家買いで『少女少年』/(やぶうち優)を読んでいるぐらい。
正直な話、上記リンクのレビューが自分の言いたい事を簡潔にまとめてくれているので、細かい感想を飛ばして、自分の結論から書きます。
自分が思うプラナス・ガールの魅力は、ヒロイン・絆の「男の娘」故の罪悪感。これに尽きます。
作中でヒロイン・絆は主人公である槙に好意を寄せていて様々なモーションを仕掛けます。槙は普通に女性が好きなので、中身が男(であると公言している)の絆には当初、恋愛感情を感じていません。「見た目は可愛いけれど、中身は男だから恋愛対象としてはナイナイ!」というスタンス。まあ、普通ですよね(笑)
槙は絆の事を嫌っているかと言うとそうではなくて、むしろ仲良しなんです。外見が可愛くて気さくに軽口を叩き合えて、しかも中身が男で男心を分かっているから、男友達として接することが出来る、遊べる。
いつしか、槙に対して健気で男の好みのツボを押さえたモーションを仕掛け続ける絆に対して、心変わりがおきます。「あれ?絆の中身は男だけど……ありなんじゃない?」と。
でも、絆からしたら槙が好きとは言え、槙が自分の事を本当に好きになったら困ってしまいます。だって、二人とも男ですから、いくら好きでも一線を越えることは出来ません。
この部分で生じる、「好きなんだけど、好きになってもらっても槙の思いを受け止めることが出来ない」という罪悪感。でも、槙は好き!っていう感情の葛藤が切な過ぎる。
上手く言葉で説明出来ないので該当シーンを貼ります。
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3巻 第16話:理想的偽装カップル?(後編)
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3巻 第17話:男子高校生な日常?
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相手の事が好き。でも、相手も自分の事を好きになってくれると将来的に二人とも不幸になってしまう。これって辛いことですよね。
だから、絆はどれだけ槙の事が好きでも、一方的にチョッカイをかけるだけの片想いに留めておかないといけない。そんな風に振る舞おうとする絆が、明るくサバサバとした行動と相まって余計に切ないんです。その辺りの心情の描き方が上手い。
『プラナス・ガール』を読んで「男の娘」というジャンルに対する見方が変わった気がします。最終的に一線を越えられないという障害があるからこそ、「好き」という感情のプラトニックな部分だけが漉されて、その純度が高まっている。……と言ったら言い過ぎかな。
でも、男の娘が居て、男性に恋愛感情を抱いていたなら決して避けては通れない問題。今まで考えたことも無かった問題に気づかせてくれたというだけでも『プラナス・ガール』は意味があると思う。
絵柄も爽やかで可愛いですし、ファンタジーだと割り切って読めば面白い漫画だと思います。まだ3巻までだから追いかけやすいですし。
あ、最後に一応断っておきますけど、私は普通に女性が好きですよ(笑)