Marumaru's TinyPlaza

(2022.02.11)デイキャンプしてきた

ねんがんの焚き火台を買ったのでキャンプ場に行ってきました。テントは張ってないけど、デイキャン!

ここをキャンプ地とする!(言ってみたかった)

川沿いの見晴らしが良い場所です。ここ、子供の頃に泳ぎに行ってた場所なんですが、今はキャンプ場として整備されていました。

とりあえず設営をしてコーヒーを一服。

念願の焚き火。漫画を参考にスパッタシートを敷いて、風よけも準備しました。

平行してお昼ご飯の準備。

手軽に温めるだけのキムチ鍋セットに、ちょっといいウィンナーとネギを投入。体が暖まりました。

食後に焚き火を眺めながらパーコレータでコーヒーを飲んでました。幸せ。


いやー。デイキャンプ楽しい!!外で焚き火をしたりご飯を簡単に調理して食べるのってこんなに楽しかったんですね。今までBBQやらで何度もやってた事ですが、行事としてじゃなくて、自分一人で行って、準備も片付けも自分の為だけにして、誰に急かされるでもないのんびりとした時間、それをを渓流のせせらぎを聞きながら過ごすってこんなに楽しい事だったんですね。

で、ちょっと忘れないうちに今回思った事を箇条書き。

焚き火、火がつかないって話を聞いていたんだけど、着火マンに着火剤と割り箸で全然問題なかった。割り箸はすぐに燃えて火力の調整にすごく使いやすかった。100円ショップで用意出来るし、食事の時にも使えるしで便利。

薪はホームセンターで木っくんってのを買った。色んなサイズがあって便利。てか燃えるの早い。慌てて薪をくべたら火がどんどん大きく(当たり前)。後で調べたら針葉樹だったみたい。ゆっくり楽しむなら広葉樹でもいいかも。

火の始末&炭の持ち帰り用にブリキバケツを用意するも、薪が燃え尽きて殆ど灰になっちゃった。持って帰れる程の炭は出来なかった。ソロ用の薪と割り箸は焚火を楽しむにはいいけど、調理とか焼き肉とかするならちゃんと炭を用意しないといけないっぽい。

というか、風よけ必須。キッチン用のアルミの簡易的なものを用意したけど本当にあってよかった。風で飛びそうだったので重しは要ると思う。

時間の関係でコッヘルを持って行かずにスーパーの鍋セットで済ませたけど、後片付けが本当に楽だったのでありかも。鍋をベースに具を追加したり雑炊したり、その気になれば鍋の後で肉も焼けるかも。

キッチンペーパーとウェットティッシュ必須。

鹿番長のアレを使ってたけど、しゃがんでご飯食べるのはつらいので、少し高いテーブルが欲しい。そうすればチェアに座って飲み物を飲んだりするのが捗りそう。

駐車場からの移動とかを考えると道具をちゃんと1つにまとめとかないと移動が大変。リュックか大きめのバッグ用意するかなぁ。

近所のホームセンターのキャンプコーナーがすごく拡充されてて、物欲がやばい。


しかし、アウトドアと小さなテーブルがあれば、景色の良い場所でちょっと休憩ってのがすぐに出来るんだな、って。これにバーナーとに日本酒でもあれば、あたりめ炙りながら花見が出来てしまう。最近はコロナのせいで出掛ける事が少ないものあってか、外の開放的な空気の中でのちょっとした事がすごく楽しく新鮮に感じる。



残響 デイキャンプおめでとうございます!
せせらぎを聴きながら、穏やかでのんびりした時間を過ごされる贅沢、本当に良いですね。
キッチン用のアルミ風避けは自分も使っているのですが、たぶん100均で、磁石のついた簡単な重しをゲットするのが良いのでしょうね(と書いて、自分の購入物も増えていくの巻w)。
ホームセンターは楽園への前奏曲…… (2022/02/11 22:52:57)

まるまる コメントありがとうございます。独り言のような記事にコメント頂いて嬉しいやら恥ずかしいやら。
なるほど、磁石付きの重しはいいですねー。小さいブロックでも用意しようかと思ったんですが、磁石があると便利そう。
今は、外で軽食を摂るのに缶切りやスプーンなどがついたマルチツールが欲しくなっています。
キャンプ動画は楽園への幻想を物語る組曲……。
(2022/02/12 15:15:11)

(2022.02.21)(book)革命テーラー

『革命テーラー』/川瀬 七緒


母に勧められて読んだ本。この著者の作品は『法医昆虫学捜査官シリーズ』の最初の巻を読んだのですがあまり印象に残っていませんでした。が、この本は本当に面白かった。

自分の覚書として記すので他作品の引き合いが多いです。

この作品、自分の好きな要素の塊です。

『ガンダムビルドファイターズ』に代表される、自分の「好き」を貫く要素。矢沢あい『パラダイスキス』、嶽本野ばら作品に代表される、美しい装飾に対する意識、そして社会的に好奇の目に晒されても自分が美しいと信じているものを纏う覚悟。そして、鈴木みそ『限界集落(ギリギリ)温泉』、『サクラクエスト』に代表されるような町おこし要素。これらが上手い具合にまとまって盛り上がる物語になっています。

一番面白かったのは町おこしの部分なんですが、気概を持って新たな事を成そうとする主人公側と事なかれ主義で決まりを作る役場側の対立が興味深いです。作中でも言われていますが、何かをやる時にまずガワから作ると、その中に納まるようにしかならないんです。

お偉いさんが補助金を作ったとしても、使う側に熱や気概が無ければ、その補助金枠を、お金を使う事に終始し、そこで満足して終わってしまう。箱モノが出来る事になったとしても、まず箱モノを作るという話から始まると、その施設を使って何をしようかという後付けになってしまう。

そうではなくて、本当にやりたい事があるのだったら、国や役場の援助に頼るのではなく本当にやりたい仲間を募って、その中で熱を高めていけばいい。確かにその通りです。

しかし、実際問題として、やる気のある人をどんどん巻き込んで勢いで進めてしまうと、最初の一発目はいいかもしれないけれど、継続していく為の問題が色々と出てくるのは目に見えています。この物語では作者も語っているように、成功した部分で終わらせているので、この町がその後どうなったかは分かりません。

ただ、一旦成功を収めてその後の継続の心配何て言うのは、成功してから考えればいい話で、そもそも成功したり、事を成せないのであれば、その先の事を考える機会すらありません。

つべこべと理屈を並べて、机上の空論で土台を作る暇があったらとにかく何かやってみろ。という事なんだと思います。やってみないと何も生まれませんものね。生まれたものが成功か失敗かは分かりませんが。

町おこしの部分で少し思ったのが、新しい事を成そうとしているのが、主人公の高校生グループと街の商店街に居る現役をリタイアした老人達なんです。子供たちのアイディア・行動力に、老人達が持っている熟練の技術を併せて新しいことをやっていく展開。

そして老人達の技術は継承しようにも、国に頼ると審査や認定や書類が煩雑でとても出来ないから、本当に必要としている人に直接教えるに留める、という説明も作中で語られていました。

物語が徹頭徹尾、国や権力の枠組みに従っていては実を残すことが出来ない、だからそういうところに頼るのはやめた。という展開。だから、老人達が持っている技術を高校生達のアイディアに乗せて花開かせる。それで町を復活させる。

話としてはすごく熱い物語なんですが、高校生の主人公達に感情移入するには私自身が歳を重ね過ぎていて、枠組みを作っている役場の人間の気持ちが分かるようになってしまっていて、そこが少し哀しかった。

町を盛り上げるには熱い想いが必要……と考えてしまう時点で自分には熱が無いのかもしれません。そうではなく、熱い想いを持った人が大志を胸に歩を進めれば、自ずから町は変わっていくものだから。

とても面白い物語だった半面、現状の実労働者達では町を変えて興すのは無理だよ、と言われたような気がした一冊でした。



(2022.02.21)(movie)マトリックス3部作

『マトリックス』3部作


  • マトリックス
  • マトリックス リローデッド
  • マトリックス レボリューションズ

をまとめてPrimeVideoで観ました。新作が出るらしいので旧3作を観ておこうと。と言っても初代だけはDVDを買ってました。

なんですが、改めて見ると当時は映像しか見てなかったみたいです。あ、こんなストーリーだったのね、と改めて感じてました。

ただ、この作品に関してはネットワークの世界の中と言う設定を活かした当時最高峰の技術の特殊アクションを堪能すればそれで良いのかもしれません。ストーリーに関しては今だからかもしれませんが、あまり語る事は無いかも。

ただ、後の作品に与えた影響がとても大きいものだというのは観ていて分かったので、ネットワークを舞台にした物語の古典と言えるかもしれません。

1の終わり方からしても、2・3の展開からしても、とにかく特殊アクションを楽しむ映画なんだと思います。SAOのアリシゼーション編が影響を受けている気がしました。うん、書くことが無い。ただ、サングラスにロングコート姿のアクションシーンは本当に格好良い。




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