Marumaru's TinyPlaza

(2024.03.07)(book)可燃物

『可燃物/米澤 穂信


新聞で広告を見かけて、『氷菓』の人の本だ!と言う事で図書館で借りてきました(今だと黒牢城の方が印象強いかも)。刑事もののオムニバス。

事件が起こって様々な状況や人間関係が出揃う中で、でも真相にたどり着けない。そんな状態の中で最後のピースを見つける事でバラバラだった事象が一気に繋がって事件解決に繋がる。そんなカタルシスに特化したような物語が多かったです。

なんですが、派手な展開と言うわけではなく、地道な捜査での証拠集めからの閃きと言った感じで、割と淡々と進んでいきます。

エピソードの一つで、スキー場での殺人事件というのがあり、凶器が見つからない、凶器は円錐状で鋭利なモノ、みたいな情報から凶器を探すっていう展開があり、最初にこの情報が出た時からずっと「氷柱が凶器で殺害後に溶けたんだろう」っていうミステリの定番ネタをずっと思い描いていたんですが、いい意味でミスリードされました。ちゃんとヒントが出ていたのに……悔しい。




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