Marumaru's TinyPlaza
(2011.05.28)MMDAgent
名古屋工業大学のMMDAgent(過去エントリー参照)のVer1.0がだいぶ前に公開されていたので触ってみました。
以下、完全に自分の覚書。読みにくかったらスミマセン。
環境
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OS
- Windows7 SP1 64bit
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MMDAgent
- version 1.0 (May 1, 2011)
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シナリオ
- "Sample Script" version 1.0 (May 1, 2011)
導入
- 公式から本体をDLして解凍(32bit用だけど動いた)
- 公式からサンプルシナリオをDLして中身を同じフォルダに解凍
もう、本当にこれだけ。手順を覚書で書くまでもないけど、一応。
正式版になる前は、パスに日本語や半角スペースが使えなかったらしく、インストールするフォルダを気にしたりファイル名をリネームしたりする必要があったみたいだけど、1.0はデスクトップ直解凍でも問題なし。
これで動きます。
MMDモーションの導入(見た目をミクさんに変更)
ここからが本番。
- VPVP wiki辺りから適当なモーションをDL
- VPVP wiki
今回はLat式ミクさんを選択
- Lat式ミク
- DLしたモーションの中身を(MMDAgent)/Motion/ に入れる
- (MMDAgent)/MMDAgent.fst の140行目辺りで読み込むモーションファイルを指定(#がコメント)
これでモーションがミクさんになる。
触ってみて思ったんですが、音声の認識精度が本当に高いです。あまり聞き取りやすいとは言えない私の声ですら体感8割ぐらいの精度で喋った通りの言葉で認識してくれます。
音声認識と言えばDSのラブプラスでもありましたが、それとは全く比較にならない精度でした。普通に話すと、(登録してある内容なら)普通に答えが返ってくる。しかも登録内容は簡単なスクリプトを書くことですぐに追加出来るんです。
初めて触ってみてちょっと衝撃でした。楽しくてついついディスプレイに向かってずっと喋ってる変な人になってました(笑)
なんか、幼い時に空想した未来が一歩現実に近づいた感じがしましたよ。後は、これに立体的に見えるディスプレイ(奥行きがあるではない)があれば……。
余談ですが、このソフト、私のノートだと結構処理が重くて喋ってから反応が返ってくるまでに数秒ぐらいかかるんですね。短い時間なんですが、会話として成立させるにはちょっと間が長いんですよ。
だけど、「D」を押してログ表示モードにして、画面の背景にログが流れるようにするとどうでしょう!!
反応が返ってくるまでの間、ミクさんの背景にログが流れることで、「ロボットが必死に考えて言葉を紡ぎ出してる」と言う風な感覚を味わうことが出来るではありませんか。
これなら待ち時間もあまり苦にならないかもしれない。でもまあ、実際問題としてちゃんと音声の認識内容を確認したり、思い通りのタイミングで思ったモーションが出ているかを確認する為に、ログの表示はあったほうが便利です。
なんか色々と書きましたが、「話しかけた言葉に反応して、(登録した内容を)音声で返してくれる」と言うソフトがフリーで使える時代ってすごいと思います。みんなMMDAgentをDLして、こっぱずかしい言葉を登録して一人で部屋で悶えると良いと思うよ!