Marumaru's TinyPlaza

2016年を振り返って(映画編)

今年を振り返ってということで、とりあえずは対象数が少ない映画から。


ガルパンは封切り日的には2015年ですが、観たのは今年だったので。少年漫画のような熱い王道展開でしたねー。劇場版にありがちなお涙ちょうだい人間ドラマを延々やるのではなくて、戦車のバトルに時間を割いていたのが気持ち良かった。十分想像出来る内容とは言え、何も考えず観ていたら怒涛の展開に圧倒されました。熱い展開をより楽しむ為に、流し見で良いのでTV版を観てからの方が良いかと。

さて、今年は邦画が何かと話題になった一年でした。「シン・ゴジラ」、「君の名は。」、「この世界の片隅に」はまさにその話題の中心となった作品だった訳ですが、最初から大手スポンサーがついて話題性抜群という訳ではなく(君の名は。は売れ線を狙ったらしいですが)、どれもジャンルの既存概念に囚われず監督が作りたいものを作って、その結果、口コミを中心に面白さが伝播していった感じでした。

これらの映画って、どれも「オタク的には好きだろうなぁ」って映画なんだと思います。それが口コミやSNSで広まって、普段興味が無い層が観ての結果なんだろうな、と。好きなものが、「面白い」という事を中心に広まって行くのは素敵な事ですね。

最後に、「この世界の片隅に」は戦時中を舞台にしていますが、戦争映画ではありません。とにかく、観てもらいたい映画です。