Marumaru's TinyPlaza

(2024.09.12)(movie)オデッセイ

『オデッセイ』


シンゴジラ辺りの劇場予告で見て気になっていた作品だったんですが、アマプラに入っていたので観てみました。

劇場予告の内容しか知らなかったので、イメージ的に「ほのぼの火星農業スローライフ」みたいな作品を想像していたんですが、中身はかなり熱い作品でした。

火星探査中の事故で火星に一人取り残されてしまった主人公が、専門である農業の知識を活かして火星で芋の栽培を始める……までは確かに合っていましたが、それは手段に過ぎず、目的は当たり前ですが地球に帰る事。その為に地球や火星探査船クルーとのやりとりをしながら実現可能なプランを模索します。

なんですが、その過程が本当に熱い、と言うか王道展開なんです。火星に埋まっていた数十年前の衛星通信カメラを使って地球とやり取りする為に、地球側では当時の開発者を探してきてチームを組んだり、ちょっとコミュニケーションが苦手なギークな科学者がとんでもない方法を見つけたり、火星から飛び立つ宇宙船の重量を少しでも減らす為に窓や椅子、その他色んなものをパージしていったり……。

それらの過程が、これぞエンタメ!っていう最高の王道映画でした。これは劇場で観たかったなぁ。

しかし、宇宙空間で男女がエンゲージするというシチュエーションはやっぱり盛り上がりますね。思わずF91のラストを思い出してしまいました。そして、宇宙空間で絡まった命綱が模様を描いているシーンはGガンダムのラストを思い出したり。

2時間半という長さでしたが長さを気にせずに見れました。これだけシンプルな内容でもこの時間になってしまうんですね。90分でまとめている映画の凄さを改めて実感しました。




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