Marumaru's TinyPlaza

(2012.12.19)坂本真綾のライブに行って来た~その3~

の続きです。


二日目の朝は快晴。12月とは思えないぐらい暖かい陽気だったので、帰り道にある竹原市に寄って帰る事にしました。

竹原はアニメ「たまゆら」の舞台になっている街で、舞台と言う以外にも昔ながらの町屋の景観を残した町並み保存地区や神社仏閣等、とても落ち着いた雰囲気なので何度か訪れています。


竹原市 道の駅「たけはら」

この日は天候に恵まれたので下道で広島から竹原に向かっていました。車が少ないと高速道路とそんなに変わらないぐらいの時間で竹原まで行けるみたいです。

それにしても何が驚いたって、iPodの全曲ランダム再生を車中のBGMにしていたんですが、竹原の市役所の前を通り過ぎて、いよいよ竹原!ってところでiPodから流れて来たたまゆらOPの「おかえりなさい」しかも歌っているのは昨日ライブでその歌声を堪能した坂本真綾さん!幾重もの意味で感動しちゃいました。何か見えざる大きな力が作用しているとしか思えない(笑)

そんな感傷に浸りつつ辿り着いた道の駅。町並み保存区に隣接しているので、ここに車を止めて観光の拠点にすると便利です。道の駅にかかっていた「たまゆら」のポスターがすっかり日に焼けていましたが、たまゆら効果は街にも良い影響があったらしく、以前訪れた時に道の駅2階に作ってった「たまゆらコーナー」が常設になっていました。

看板にもちゃんと書かれています。でも、知らない人が見たら多分何のこっちゃ分からないよね。

で、これがその「たまゆらコーナー」の一角。ちょっと見えにくいですが、下に市広報が並んでいるんですが、「たまゆら」が3年に渡り4回も市広報の表紙を飾っていました。OVA→TVシリーズ→TVシリーズ2期とアニメの方は順調に続いているみたいですが、それにしても市広報の表紙を4回ってのはすごいですね。

竹原市重要伝統的建造物群保存地区

相変わらず落ち着く街並みです。実際に地域の人が暮らしていて、良い意味で生活感に溢れているのが良いんです。

軒先にお花の一輪挿しが飾ってあったり、竹の風車が回っていたりと本当に素敵な場所です。

お昼は、お好み焼きの「ほり川」で。たまゆらで「ほぼろ」という名前で登場しているお店です。

「ほぼろ焼き」を頼んでみました。以前に来た時は声優さんがたまゆらの頭文字から食材を提案して作ったという「たまゆら焼き」なるものがあったんですが、その……なんて言うか食材がちょっと個性的すぎたのかメニューから消えていました。

ほぼろ焼きは野菜がたっぷりで美味しかったです。

駅前商店街

駅前商店街に足を伸ばしてみると、竹原のご当地マスコットキャラの香紅夜さんがクリスマス仕様で迎えてくれました。

香紅夜さん、オタクの好みに歩み寄った感じですが、そのキャラに方言で喋らせるとなお一層良いですね。しかしなんだろう、この外見でこの台詞が付けてあると、ロリBBAと言う単語が浮かんでしまう……。

ももねこ様が開運のオブジェになっていました。何故か賽銭箱まで。流石、八百万の神が存在する日本ですね。なんでもありだ。

この石像、造るのはかなり大変だったと思うんですが、たまゆらの舞台訪問で竹原に立ち寄った人の足を町並み保存区から商店街方面に向けると言う意味では大きな効果があると思います。観光は人を呼び込んでなんぼですもんね。

以前に訪れた時に立ち寄れなかった竹原駅前の「おかえりなさい」の文字。

本当は電車で来て、駅のホームから降り立ったシチュエーションで出会いたかったんですけど、しょうがない。

あ、そうそう。竹原商店街で「たまゆらまんじゅう」なる饅頭が売ってたのでお土産に買ってきました。ももねこさまを模した饅頭なんですが、饅頭自体かなり美味しかった。美味しすぎて、もともとは何て名前の饅頭で売ってたのか気になるレベル。

ちょっと気になって他の舞台訪問レポートを上げているBlogを覗いて見たらこの「たまゆらまんじゅう」をこぞって絶賛してました。いや、本当に美味しかったんよ。今度行く機会があったら何箱か買っておこう。


そんな感じで、一泊二日の広島旅行でした。




<(2012.12.18)坂本真綾のライブに行って来た~その2~ (2012.12.20)(book)浜村渚の計算ノート>