Marumaru's TinyPlaza

(2011.10.16)湯涌ぼんぼり祭りに行ってきた~その3~

※画像多めなので重いです。構成上の都合で写真の時系列がおかしかったりしますが、気にしない方向で。

このエントリーは、

の続きになります。


もう既にぼんぼり祭りは全く関係無くなっていますが、3日目。程良く二日酔いを残しながら名古屋を軽く観光していました。

大須観音に参拝。名古屋に5年住んでいたにも関わらず、大須観音に参拝したのは初めてでした。

鳩の餌を買って鳩に餌やり。餌を蒔く前から餌の皿に向かって飛んで来る鳩のアグレッシブさに驚く。人を全く恐れていないなぁ。餌を蒔いた瞬間に鳩がすごい勢いで飛んで行くのが面白かった。なんというか「行け。ファンネル達!」って気分。


そして気づけば彦根に。な…何を言っているのか分から(略)でも、名古屋から彦根って案外近いんですよね。彦根では相変わらずひこにゃんが出迎えてくれました。もう、彦根の街中どこに行ってもひこにゃんだらけ。

彦根の街で見かけた自衛官募集のチラシ。こういう爽やかな萌えは大好き。

そして彦根城。彦根の駅から彦根城は見えているんですが、城までが長かった……。堀の周りをぐるっと回って敷地内に入ったと思ったら、そこからかなりの坂道。歩いても歩いても坂道。

「まだ俺のターンは終わっちゃいないぜ」「ドロー。坂道!」「やめてー私の膝軟骨はもう0よ!!」そんな変なテンションで歩いていました。

天守閣からの眺め。吹き込む涼風も相まって疲れが癒されるような景色でした。

帰り道で撮った坂道。本当にしんどい坂道だった。


次は豊郷。けいおん!の舞台になった(とほぼ断定出来る)小学校を見学に来ました。

電車で豊郷に来たのは初めてだったんですが、駅の看板が萌え絵で驚く。

駅には有志が作ったであろう、豊郷小学校までの案内図がありました。しかもご丁寧に飛び出し君の配置まで書いてありました。これは地味に嬉しい。豊郷小学校と言えば近所の飛び出し君も一緒に話題になる事が多いですものね。

やってきました。2回目の豊郷小学校。今日は平日なので人が少なくてゆっくり見学出来そうです。その分、けいおんカフェは営業していないのでそこは少し残念です。

図書館の中のけいおんグッズを集めた一角が以前訪れた時に比べてパワーアップされていました。ここは楽器のコーナー。これだけの楽器と機材を有志で展示してあるのはすごい。愛ですね。

プライズ系のぬいぐるみ等が置いてあるコーナー。多分、けいおん関係で一般公開されている場所としては日本で一番揃っているんじゃないかしら。

こちらはフィギュア系が展示してある一角。これからが数畳程度の小さなスペースにまとめて展示してあるんですが、一望した時のインパクトがすごいです。

講堂。この日は使用予定が入っているらしく、中までは入れませんでした。

前回来た時に買えなかったトンちゃんのパン。このパンもちゃんと地元の工場で作られているんですよ。豊郷小学校のけいおん関係の展開は地元中心の手作り感があるのが良いですね。

小学校の近くに飛び出し君のミクさんバージョンがありました。ただでさえ天使のミクさんがうんたらかんたら。

けいおん電車

豊郷小学校を見学した後は電車を乗り継いで京阪電鉄・石山寺駅に。京阪は大学時代に大阪に行く為に何度か乗った記憶がありますが、この石山寺駅は京阪の大津線。大津線なんて初めて乗りました。

と言うのも、この線路で期間限定のけいおんラッピング電車が走っているらしいので、それを見に来ました。

この日は回る場所が多かった事もあって、細かい待ち時間や乗換え時間がかさんで石山寺駅に着いた時にはもうすっかりと夜の帳が下りていました。

と、少し凹んでいたんですが、夜で通勤通学時間が既に過ぎていた事もあって人、石山寺駅のホームにも電車の中にもが殆ど人が居なかったので思う存分写真を撮ることが出来ました。

そんな訳で撮ってきた写真です。けいおん電車の写真は様々なサイトにアップされていますが、背景が夜の写真は比較的珍しいのではないでしょうか(笑)量が多いのでコメント無しで並べます。

もう本当に満足。これが撮れただけで遠くまで足を伸ばした甲斐がありました。この日は一日歩き詰めで疲れも溜まっていたんですが、割と本気で疲れが飛びました。

しかしこの電車の存在感は本当にすごい。ホームに立っていてこのラッピング電車が来た時の違和感は相当なものでした。どうせやるならここまで突き抜けた方が話題になって良いですね。しかし、この電車を通勤通学に毎日使っている人にとっては微妙な気分なんでしょうねぇ。慣れかもしれませんけど。


帰りは京阪でそのまま京都に向かって三条JEUGIAに。言わずもなが唯がギターを買った場所ですね。地下1階楽器売り場の壁一面にギターがかかっている光景はいつ見ても壮観です。


最後に

このぼんぼり祭り参加を兼ねた旅行、当初はいろはにはまっていた友人と話ながら「金沢でいろはのぼんぼり祭りやるらしいよ。行とりあえず宿だけ押さえておこうか。」ぐらいの簡単な気持ちで決めた事でしたが、実際にぼんぼり祭りに参加してみると、準備をした人、温泉街、参加者、携わった人みんなの本気をひしひしと感じました。

何より、新しい"祭り"と言う神事の始まりに立ち会えた事は本当に嬉しかった。ぼんぼり祭りは来年も行われるようですが、多分今年のような大掛かりなイベントは難しいかもしれません。話題性も今年ほど無いかもしれない。だけど、このお祭りがずっとこれからも続いて、それが伝統になるとしたら、それは本当に素敵な事だと思うんです。

祭りは準備をするのも開催を維持していくのも大変ですが、地域の人をそれこそ老若男女みんなまきこんで同じ方向に向かわせる力がある行事だと思います。祭りの趣旨も「小さな女の子の神様が神無月(かんなづき)に出雲に帰る時の道しるべに、のぞみ(願いごと)を書いた札を下げた「ぼんぼり」で送りだす」と言う素敵なものです。

今年は新品で輝いていた祭りの道具-のぞみ札を入れる籠であったり、のぞみ札を奉納する鳥居であったり-に歳月を重ねる中で少しずつ刻まれてゆく年輪を見ていきたい。新しいものが生まれて、それが受け継がれてゆくことで伝統になってゆく。その流れの中に自分も参加することで立ち会いたい。そう心から思わせてくれるお祭りでした。

書きたい事は色々とあったんですが、上手くまとめきれませんでした。とにかく、日にちの都合がつけば来年も行きたいお祭りです。




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