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(2025.07.18)(movie)「鬼滅の刃」無限城編 第一章

劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来


鬼滅の刃の無限城編第一章観てきました。封切り日に。個人的にこのレベルの大作映画の封切り日はそれ自体がお祭りみたいなもだと思っているので、踊らにゃ損の感覚で封切りに観てきました。

いやー、普段は休み前の水曜レイトショウで行く事が多くて、ほとんど貸し切りレベルで観ることが多い最寄りのシアターですが、流石に今日は人でごった返していました。前日にチケット予約してほぼ満席だったのには驚きました。

普段、人出がまばらな見慣れた場所が人で溢れているのを見るのは、嬉しさもあり、驚きもあります。何より、集まっているみんなが初見だろう状態特有のあの期待に包まれた雰囲気が好きです。上映が終わって階段を下っている時の話声とかも含めて。

ここからネタバレ




























ここからネタバレ感想。


映像表現について

しかし、予想していた事とは言え、映像が凄かったですね。TVでも劇場版並と言われていたものが、本当の劇場版では限界を更に超えてきた感じですね。恐らく今の国産アニメ映画の最高峰の一つであろう映像表現を劇場スクリーンで味わえるだけで観に来た価値は十二分にありました。

で、何がすごいって無限城全体を3Dモデルで作ってるってことですよね。TV版の遊郭編も吉原の町を3Dモデルが話題になっていましたけど、今回のは規模が違う。完全に予算と人月をぶち込んだ圧倒的な力の暴力を感じました。ハリウッドのアクション映画に真っ向から対抗するようなこの姿勢、良いぞもっとやって。

そのとてつもなく広い無限城のモデルを余すところなく演出に組み込んでいるのが熱いです。更に城のワイヤーフレーム表現や、人物感知の表現みたいなのもあって、鬼滅でこんなメカ系の表現を見るとは思わなかった。だけど、自然に溶け込んでいて格好良かった。

オリジナル要素

観ていて全体的に思ったのが、「あれ?これって原作にあったっけ?」って感覚。もともと鬼滅の原作は1回流して読んだだけなので、正直細かい部分はあまり覚えていないんです。

で、ただでさえ鬼滅の映像化は良い意味で内容を引き延ばしてるし、原作だと数コマ分だった表現の内容を補完するように映像化しちゃうから、原作にあった内容なのかオリジナル要素なのかが観ていて分からなくなるんですが、今回は特にそれが多かった。と言うか大きな流れ以外ほとんど全ての場面で思ってた。

ただ、それぐらいの補完された内容や、オリジナルで追加された内容が原作の雰囲気や流れを壊さないように作られているって事だから、いい事なんですが。なんだけど、原作の回想シーンは流石にここまで長くなかった気がします。

回想シーンについて

で、戦闘の合間を縫う様に随所で挿入される各種回想なんですが、鬼滅の映像化については炭治郎のモノローグ説明台詞と回想シーンに占める割合が多すぎて、これらが無いと鬼滅のアニメでは無いような錯覚すら覚えてしまいます。

そんな中でもやっぱり印象に残るのは猗窩座の回想シーンです。長かった……のは別にいいんですが、まあ、お涙ちょうだいエピソードでしたよね。

なんですが、私の嫌いな「お前らこんなの好きだろ、さあ泣け!全国が感動の涙に包まれろ!」みたいなあざとさを感じる泣き演出ではなくて、人物を掘り下げる回想を真っすぐに真っ向から作ってるんですよね。だから、その結果として心が動いて涙が出てしまう。

ええ、泣きましたとも、劇場でボロボロ泣いてました。号泣するのは良いデトックスだと思っているので、劇場では涙を我慢しないようにしてます。と言うか、周りも泣いている人が多かったように感じました。斜め後ろの方が声を上げてすすり泣いていらっしゃって、なんだその、うん。少し感情移入しにくかった。

周りの席に若い女性が多かった事もあってか、猗窩座はもとより、善逸や炭治郎父親のエピソードで泣いてる人が多かったように思えます。なんですが、個人的には胡蝶しのぶの戦闘シーン、そして鬼殺隊の若手が育っている系のエピソードが琴線に触れました。やっぱり世代を超えて繋ぐ想い系には弱いです。

童磨戦

しのぶの件の台詞は次編に持ち超しかー。残念、早見沙織ボイスで聞けるのを楽しみにしてたんですが。

そんな訳で無限城での今回の戦いにおいて、童磨戦だけは今回決着がつかなかった訳ですが、ここって原作でも途中が長かったり、途中で別エピソード入っていたんでしたっけ?もう完全に忘れてる。

ところで、カナエの羽織姿について、しのぶよりカナエの方が背丈が高い分、カナエが羽織った時よりも後姿が妙にちんちくりん、と言うかコスプレ感を覚えてしまってそればかり気になっていました。

後ろ姿だと袖と裾の黒い部分が縦に重なって映るから、余計そう見えたのかもしれませんが。一度気になったら頭から離れずに、せっかくの感動シーンだったのに少し水を差された感じがしてしまいました。

しかし、宮野真守の胡散臭い演技は本当に最高ですね。TVだと最後の予告で一言喋っただけだった気がしますが、もうずっと宮野真守の童磨ボイスを聞いているような安心感がありました。

主題歌2曲

良かった。とにかく良かった。配信始まったらじっくり聞きたい。


p.s. 鳴女がノリノリだった。義勇達が猗窩座と遭遇するや否や、髪を振り乱し琵琶をかき鳴らして無限城をシュンシュンと組み替えて特設ステージをつくってるし。水柱の為に噴水の演出もばっちり。そして、同じく水色の照明のスポットライトも完備。多分、鳴女が一番楽しんでいたんじゃないのかな。何となくマッドマックスのあいつを思い出した。




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